2018年9月14日

平成30年度 保育サポートシステム 保育サポーター説明会・研修会

日時:平成30年9月6日(木)14:00~16:30
場所:長崎大学医学部 良順会館1階 専斎ホール
参加:36名(保育サポーター登録検討中24名、登録済12名)
 
プログラム(講師:敬称略)
<説明会>
南 貴子  長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンター 副センター長
瀬戸 牧子 長崎県医師会 常任理事
<研修会>
樺山 智子 日本赤十字社長崎県支部 参事
      すくすく支援セミナー~赤十字幼児安全法~

<有馬コーディネーターからの報告>

icon_razz.gif●保育サポーター説明会

南貴子副センター長より、子育て中の医師の就労継続がシステムの目的で、保育支援の具体的な活動内容、長崎市ファミリーサポートとの違い、保育サポーター登録までの流れなど概要を説明しました。また、システムの協働推進団体である長崎県医師会の瀬戸牧子常任理事は、「医師は当直があったり、子どもが病気でも仕事を休めなかったり、急遽時間外の業務が発生してしまうことがある。そのような状況になっても、子どもを安心して預ける所があれば、当たり前に働き続けることができるので、この保育サポートシステムは必要だと感じている。みなさんの力を貸してほしい。”あなたが長崎の医療を元気にします!”」と話し、参加者へ保育サポーターへの登録を呼びかけました。
 
↑南貴子副センター長          ↑長崎県医師会 瀬戸牧子常任理事

 icon_lol.gif●保育サポーター研修会

日本赤十字社長崎県支部の樺山智子氏をお迎えし、子どもの事故の予防や対処方法を「赤十字幼児安全法」に基づき学びました。

まず、事故の予防については、年齢別に子どもの行動の特徴と発生しやすい事故の種類について説明していただきました。なぜ事故が起きるのかを理解し、予防を行うことは、安全な保育をするうえで、非常に重要だと感じました。


↑日本赤十字社長崎県支部 樺山智子氏

 次に、事故が起きた場合の対処方法について教えていただきました。

<気道異物除去法>

誤飲・誤嚥は、子どもの不慮の事故の死亡原因において、0歳児では1位、1~4歳児では3位となっています。その対処方法を、実際に乳児と幼児の人形を使用して実践しました。気道異物除去法は、子どもの意識があることを前提に行う方法で、乳児と幼児では対処法が異なります。参加者は苦戦しながらも、人形の口から異物を取り出そうと、姿勢や圧迫の力加減などを変えながら真剣に取り組まれていました。

<身近なものを使用したケガの応急処置>

ストッキングを使用した頭部の止血や骨折した腕の固定方法、ハンカチを使用した手の甲や指の止血方法を、2人1組で実践し、参加者からは「もっと早く知っておきたかった」という声が聞かれました。

 

 

<子どもの看護>

保育サポートシステムでは病児・病後児のお子さんを預かる場合もあります(サポーター承諾のもと)。体温計の正しい使い方や、発熱の際、体温が上がり始めた時と上がりきった時での看護の違いなどを説明していただきました。また、熱中症対策として、家庭でも簡単に作れる経口補水液の作り方(水1リットル、砂糖大さじ4.5、塩小さじ1/3)も教えていただきました。

<子どもの一次救命処置>

意識や呼吸がない場合の一次救命処置の流れについて説明していただきました。医師の自宅で保育をする場合もあるため、119番通報の際に居場所を正確に伝えられるようにしておくこと、目標物やAEDの設置場所を把握しておくことなどを推奨されました。

icon_idea.gif実技も交えた子どもの一次救命処置の研修は、10月22日(月)14:00~長崎大学病院にて、保育サポータースキルアップ研修会内で行います(注:受講対象は保育サポーターに登録済みの方)。

その他、火傷や鼻血、転落や交通事故など、発生しやすい事故への予防・対処方法についても、実際に保育サポーターとして活動することを想定して、丁寧に説明していただきました。

安全第一の保育が大前提です。予期せぬ事故を起こさないためにも、年に1度の本研修会で、適切な対処方法を知る、再確認することはとても大切です。参加者のみなさんは、もしもの時の心構えや予備知識を深める有意義な時間を過ごされました。

icon_razz.gif保育サポーターにご登録希望の方や未研修の方は、研修会のDVD視聴が必須となります。より多くの方に保育サポーターとして医師の子育てを支える活動に賛同していただけると幸いです。

テレビ局2社の取材・報道があり、社会的にも医師の仕事と生活の両立や働き方について関心が高まっていることを感じました。


当初、マタニティ白衣の利用対象は長崎大学病院内でしたが、2016年度からは長崎県内の医師も利用可能とし、2017年度にはマタニティパンツも貸し出し可能になりました。

県内の主要病院に在籍しているワークライフバランス推進員の連携協力により、センターの活動が広く周知され、佐世保・大村や離島の病院でマタニティ白衣の利用希望の情報が入るなど浸透してきたことを実感しています。

利用者の増加に伴い、必要数が増えたことや白衣が古くなり新品購入が必要な時期となり、あじさいプロジェクト活動の連携機関にあたる長崎県医師会にご相談したところ、白衣購入費の補助を快諾していただきました。早急にご対応いただき、誠にありがとうございました。

icon_redface.gif新たに4着分(1名に2着貸出×2名分)が増え、「貸し出し待ち」の状況も緩和されると思います。

マタニティ白衣の詳細はこちら

【利用者数推移(医師+長崎大学病院スタッフ)】
・2012年度  3名
・2013年度  6名
・2014年度  3名
・2015年度 12名
・2016年度 15名
・2017年度 14名
・2018年度  9名(8月時点)


2018年9月12日

【平成30年度 第2回復職&リフレッシュトレーニング 9/10(月)行いました!】

復職&リフレッシュトレーニングは、育児・介護等で休職・離職中の医師に医療現場との気持ちの距離を縮めてスムーズな復職を促すプログラムです。就労中の方も、知識をリフレッシュしたい方はご参加いただけます。

今回は【乳がん~先生、胸にしこりがあるんですけど~】をテーマに開催しました。申込は7名でしたが、参加者は5名で、うち初参加は4名でした。地域病院から2名、学内から2名、休職中1名でした。

icon_exclaim.gif復職&リフレッシュトレーニングのDVDを貸し出ししています。視聴をご希望の方は、センターまでご連絡ください。


↑講師の乳腺・内分泌外科 久芳 さやか先生

近年、本当に患者さんが増えている「乳がん」についてのお話でした。がん治療の目的とはなにか、患者さんの立場になると、医師にどのような説明を求めるかなど、グループディスカッションの場も設けられました。乳がんの治療法は複数あり、その選択については、患者さんに正しい知識を理解したうえでの判断をしてもらう、医師もその選択に納得することが必要だと話されました。20代、40代、70代の患者さんでは、生活背景が異なり、優先したい希望が異なるため、個々の患者さんに寄り添った治療を行う必要があると話されました。

  

 

<<参加者アンケートより>>
・とても興味深かったです。
・患者さんに寄り添ったEBMを実践できるようになりたいと思いました。検診の場でも、必要以上に恐がらせることのないよう心がけたいと思います。
・治療の目的、患者さんの思い、説明の際に注意すべきことなど、改めて考える良い機会になりました。がん治療は専門外ですが、すべての病気に通じることだと思いました。

トレーニング後のママドクター意見交換会には、講師の先生を含め6名に参加していただきました。保育園の話、シッター・サポーター・学会託児の話、大学院生の研究と育児の両立についてなど、お互いの不安に思っていることに対して、コメントやアドバイスが飛び交いました。


icon_redface.gif託児室では、休職中の方1名のお子さんをお預かりしました。

復職&リフレッシュトレーニングに関する記事はこちら


2018年8月31日

ながさき女性医師の会主催「先達に学ぶ夏の夕べ 日本初の女医 楠本イネに思いを馳せる」があり、南副センター長が参加しました。

ながさき女性医師の会の報告記事をご紹介します。こちら
ながさき女性医師の会 ホームページ


2018年8月28日

【2018年キャリアアップセミナー「英語論文のABC」 8/24(金)開催しました!】

icon_arrow.gifキャリアサポート関連の報告記事はコチラ



「英語論文のABC」
講師:医歯薬学総合研究科 分子標的医学研究センター
   医療教育開発センター
   第一内科 助教 古賀 智裕 先生
日時:8月24日(金)18:30~19:30
会場:長崎大学病院 多目的研修室 手前(中央診療棟4階)

 今回の講師は、基礎研究と臨床研究との両立、仕事と生活との両立について定評のある第一内科・分子標的医学研究センターの古賀智裕先生でした。他院からの参加や、当日参加があり、総勢12名でした(医師・歯科医師・技師・理学療法士)。

 ご自身の120編以上の論文作成経験からのコツと、実際に使用しているテンプレートを提示して、わかりやすく教えていただきました。「”自分の研究成果や貴重な症例報告を、世界に発信しよう!”という気持ちを持って、考え過ぎず、とにかく書くこと!」と話されました。英語については、Google翻訳をうまく利用することや、あとから校正してもらえるので大丈夫だとアドバイスされました。参加者の皆さんは、学会発表から論文作成へのハードルが、間違いなく下がったと思います。

 古賀先生の講演DVDを貸し出しします。ご希望の方は、センターまでご連絡ください。(スライドは除く)。


↑講師:第一内科 助教 古賀 智裕 先生

icon_razz.gif<参加者アンケートより>
・漠然と理解していた論文の書き方がよくわかった。系統立ててスライド作成されており理解しやすかった。若い先生に聞いてもらいたい内容だった。
・Google翻訳の有用性がわかって良かった。同時に、やはりまず書いてしまうことが大切だと改めて認識した。
・書き始めよう!という気持ちになれた。Google翻訳使ってみます。



キャリアアップセミナーを受講している間、小さなお子さんは「イブニングシッター」でお預かりできます。今回は1名の利用がありました。


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