2020年1月16日

2019年度に長崎大学病院で育児休業を取得した男性職員は6名で、過去最多です。
そのうち、医師は2名で同じ診療科ということで、教授・医局長・育児休業を取得した男性医師へ緊急インタビューを行いました。

「共働きの上司が勧める「育児の共有」-男性育児休業取得-」

●長崎大学病院 心臓血管外科
 江石清行教授 「共働き子育て経験のある教授」
 三浦崇医局長 「共働き家庭で育ち、現在共働き子育て中の医局長」
 北村哲生助教 「第2子が生後2週のときに2週間取得」
 谷川陽彦助教 「第1子が生後6週のときに2週間取得」


2019年12月27日

icon_redface.gif2019年度は12月の段階で、過去最多となる16名の皆さまにマタニティ白衣・スクラブ・パンツをご利用いただきました。
6月よりレンタルを開始したスクラブは大変好評で、これまでに9名の利用がありました。
在庫がなく、お待ちいただく場合もありますので、ご了承ください(次年度、追加購入予定)。
マタニティスクラブをご利用の方より感想をいただきましたので、ご紹介します。コチラ

貸出対象は、長崎大学病院で働く医療に従事する職員と、県内の医療機関で働く医師です。
レンタル料・送料は無料です。クリーニング代のみご負担ください。

icon_idea.gifマタニティ白衣・スクラブ・パンツ貸出の詳細はこちら

【利用種類毎(人)】 2019年4月~12月 時点

 白衣  スクラブ  パンツ
2019年度  14  9  7


【利用者推移(人)】 2019年12月 時点

利用者数

 うち医師 
 利用数

 うち長崎大学病院 
 以外の医師利用数

 2012年度 3 3 -
 2013年度 6 3 -
 2014年度 3 3 -
 2015年度 12 9 1
 2016年度 15 13 1
 2017年度 14 7 3
 2018年度 14 9 6
 2019年度 16 6 0
合計 83 53 11


2019年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業
「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(先端型)」キックオフセミナー
「男女共同参画はゴールか ツールか?」

日 時 :2019年12月16日(月)13:30~15:30
会 場 :長崎大学文教キャンパス 中部講堂
対 象 :長崎大学教職員・学生、一般の方

【プログラム】
 [開会挨拶] 河野 茂 長崎大学学長
 [来賓挨拶] 文部科学省 科学技術・学術政策局 人材政策課 人材政策推進室
 ●基調講演
 「男女共同参画はゴールか ツールか?」
 <講師>
 上野 千鶴子 氏 東京大学名誉教授
          認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長

長崎大学は、2019年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(先端型)」に採択されました。事業開始にあたり、平成31年度東京大学学部入学式祝辞で話題となった東京大学名誉教授上野千鶴子氏をお迎えし、「男女共同参画はゴールか ツールか?」について考えるキックオフセミナーが開かれました。多様な人々が集まった会場はほぼ満席で、上野氏の人気と影響力がうかがえました。

<感想>
・ジェンダーギャップ指数の低い日本がこれからどうすべきか、明確に示していただきました。素晴らしい内容の講演で、年末に心にボーナスをもらい、来年に向けて、チャージできました。
・国が掲げる目標「202030」(「社会のあらゆる分野において、2020年までに指導的位置に女性が占める割合を少なくとも30%程度とする」ことをわかりやすく言い表したもの)設定に対し、「なぜ30%?「202050」でしょう?」という上野氏の発言に目が覚めました。
・女性が働きたくても、「男並みの総合職」か「女並みの使い捨て労働力」の二択しかない状況。構造的、組織的に女性を排除(間接的な差別)する日本型経営=男性稼ぎ主モデルが一番の要因であり、長時間労働の廃止、年功序列型給与体系や新卒一括採用の廃止、同一労働同一賃金が処方箋となる、というお話を聴き、男女ともに、労働の質、効率化など働き方自体も改革していかなければ、今後、日本型経営を変えていくことは厳しいと感じました。

長崎大学ダイバーシティ推進センターのWebサイトにある報告記事をご覧ください。


2019年11月29日

2019年度 保育サポータースキルアップ研修会と情報交換会

日  時:2019年11月21日(木)14:00~16:00
     14:00~ スキルアップ研修会
     15:20~ 保育サポーター交流会
場  所:長崎大学病院 中央診療棟2階 第一会議室
講  師:日本赤十字社長崎県支部 参事 樺山 智子 氏
     テーマ:「乳幼児の一次救命」
参加人数:15

 日本赤十字社長崎県支部の樺山智子氏をお迎えし、「乳幼児の一次救命」について実践を交えて教えていただきました。

 気道異物除去法と一時救命処置の胸骨圧迫・人工呼吸について、参加者全員が乳児と幼児の人形を使って実践しました。気道異物除去法では「必ず頭を下に向ける」「肩甲骨の間を叩く(背部叩打法)」、一次救命処置では「胸の厚さの1/3が沈み込むようにしっかり圧迫する」「顎を引き上げて気道を確保する」など、忘れがちな重要ポイントを繰り返し指導いただきました。

 次に、呼吸と意識の確認からAED使用までの流れを、3~4人のグループごとに「第一発見者」「119番に通報する人」「AEDを持ってくる人」「協力者」の配役を決めて実践しました。実際の状況さながらの緊迫感で、参加者は少し慌てながらも、お互いに手順を確認し合いながら真剣に取り組んでいました。

 
↑息は胸が上がることが見てわかる程度の量を約1秒間かけて吹き込み、2回行う


↑小児用パッドが備わっていない場合は、成人用パッドを胸と背中に貼る

 続いて、情報交換会を行いました。南副センター長より、システムを利用した医師からの感想を紹介し、「2019年度の利用医師は25名、活動サポーターは33名で共に過去最高数を記録した(5年前のシステム開始から)。まだまだ利用人数は少ないが、利用した先生方からは本当に助かっているという声をいただいている。特に、両親が他県・遠方の医師は、保育サポーターさんがいることで、とても安心できるようだ。」と感謝を伝えました。

 次に活動経験のある保育サポーターさんに、サポート内容や活動を通しての感想などをお聞きしました。「成長が楽しみ。お子さんの笑顔がうれしい」「どこまでお手伝いしてよいか距離感を悩むこともあるが、おばあちゃんのような気持ちで手助けしたい」「初めてのサポートの際に泣かれてしまったが、おもちゃを医師宅へ持参するなど工夫している。サポーター同士でアドバイスし合っている」「家事支援を申し出たらとても喜んでもらえた」などの感想が挙がりました。参加者のうち、約半数が活動経験があり、多くの活動事例を保育サポーター同士で共有・共感できる貴重な機会となりました。ご参加いただいた保育サポーターのみなさん、ありがとうございました。

 
↑活動の事例発表

icon_lol.gif <参加者の声>
・実際やってみると忘れている事が多く、改めて確認できて、良い時間を過ごせて感謝しています。保育サポーターさんの体験も聞けて大変良かったです。
・6月の保育サポーター研修会で救命処置の仕方を教えていただき、今回の実践で理解できました。実際にケガや呼吸がない、となると慌ててしまうと思うのですが、事前に勉強できて良かったです。また、保育サポーターさんの話も聞けて良かったです。これからのサポートに活かしていけそうです。
・乳幼児の一次救命処置は何度か受講したことがあるのですが、何度受けてもとっさに出てこず、どうしたらよいかわからなくなるので、とにかく繰り返し受講することが大切なのかなと思いました。樺山先生の講義はとても楽しく、わかりやすく教えていただけるので、次回もとても楽しみです。

●長崎医師保育サポートシステムの詳細はこちら


2019年11月19日

第10回 岡山MUSCATフォーラム「わたしが輝く、あなたが輝く」

日時:2019年11月17日(日)13:30~16:00
会場:地域医療人育成センターおかやま 3階 MUSCATホール
主催:岡山大学医療人キャリアセンターMUSCAT

 

<南副センター長感想>
 岡山大学は、2007年度に文部科学省医療人GPの採択を受けて「女性を生かすキャリア支援計画」を立ち上げ、2010年度からは岡山県の委託を受けて「MUSCUTプロジェクト」が始動、岡山県女性医師キャリアセンター運営事業として新たにスタートし、県下の医療人が活躍するための環境整備に取り組まれています。2012年度にスタートした私たちの「あじさいプロジェクト」にとっては、道しるべとしてずっとご指導いただいている先輩プロジェクトです。
 MUSCATプロジェクト主催の講演会には、過去2回(2017年度と2016年度)参加させていただき、毎回素晴らしい講演を拝聴しています。
今回の特別講演は、共に医師であるご夫婦、聖路加国際病院 副院長/乳腺外科部長/ブレストセンター長の山内英子先生が「あなたらしく輝く-夫婦でのアメリカ臨床留学を通して-」、聖路加国際病院 腫瘍内科部長/オンコロジ―センター長/がんゲノムセンター長の山内照夫先生が「Professional×2-輝きの相乗作用-」というタイトルで、ご夫婦の半生とキャリア形成の歩みについてお話しされました。
 英子先生は、聖路加国際病院で初めての女性外科研修医として医師のキャリアをスタートされました。その後、照夫先生と結婚され、妊娠し、その頃に乳腺外科の道に進まれたそうです。照夫先生の留学に同行、渡米し、研究者や臨床医として、厳しい就職状況・過酷な勤務環境の中、挫折しそうになりながらも、熱意を持って交渉しながらキャリアを継続されました。それでも就職先の決まらなかった時は、専業主婦として思春期のお子さんと貴重な時間を過ごすことができたとのこと。決して平坦ではない道のりをパートナーとたくさんの人の協力を得て進んでこられた英子先生が考える「あなたらしく輝く」ために必要なキーワードは、① 寄り添う② 育てる③ 感謝する ことだそうです。英子先生は、増え続ける日本の乳がん患者さんに寄り添って、治療を支えておられ、尊敬します。
 照夫先生は、鹿児島県出身でいわゆる「薩摩隼人」。医学部卒業後に東京で就職してすぐに、英子先生と恋に落ち結婚して、お子さんが生まれました。渡米して研究生活を行い、臨床医としても修行を行うなか、英子先生との関係性は、同居人、ライバル、兄弟姉妹、扶養者、サポーターと、時々に立場の変化を感じたそうですが、今は公私ともにパートナーだと実感しているそうです。研究生活の時期や、就職先が決まらなかった時は収入がなく、英子先生に養われて、「世界一の主夫」を目指したそうですが、その柔軟な姿勢がアメリカでの激動の30代を過ごすことができた要因のひとつではないかと感じました。ご夫婦ともに15年にわたる充実したアメリカでの研修を終えて、日本に帰国され、愛着のある聖路加国際病院で、高め合った分野で輝きを放ちながら、社会へ還元されています。
 ご夫婦ともにプロフェッショナルとして輝くためには、お互いのキャリアを尊重し、柔軟な姿勢で、ともにキャリアを継続する熱量が大事だと感じました。
 特別講演の後には、参加者がグループに分かれてディスカッションを行う企画があり、若い医師と先輩医師が語り合い、短い時間でしたが盛り上がっていました。私のテーブルでも、貴重な意見を聞くことができました。これからも「MUSCATプロジェクト」のご活躍を参考にしながら、「あじさいプロジェクト」も日々精進していきます。


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