2022年1月17日

【2021年度 復職&リフレッシュトレーニング を行いました!】

育児・介護などで休職・離職中の医師や育休取得予定の医師のスムーズな復職を促すプログラムです。就労中の方も、予約可能です。

全3回行い、①トレーニングDVDの受講者は6名、②個別相談者は9名でした。
※内容①②重複2名
所属の内訳は、長崎大学病院4名、県内病院7名、離職中2名でした。

センターへ来訪面談は5名、オンライン面談は4名でした。復職に向けての段取りを個別に話し合いました。
年度途中に復職する場合、保育園の空きがなく希望する復職時期が延びてしまう可能性があるため、早めに情報収集に取りかかり、実際に見学してみることや、お子さんが発熱した時に利用する病児保育施設を決めておくことをお勧めしました。また、男性の育児休業についても、家事・育児のスキルアップをしながら家族の絆が深まる大事な時間となるので、是非取得を検討してほしいとお伝えしました。「長崎医師保育サポートシステム」についても説明し、出産後から利用可能であることに興味を持っていただきました。利用内容は多種多様であり、医師の子育てに必ずお役に立てると思います。

<参加者の声>
icon_razz.gif復職済みですが、今後のキャリア等を考える中で興味のある分野でしたのでトレーニングDVDの受講を希望しました。わかりやすく講義していただいてとても勉強になりました。また講義や研修などをしてくださる時にはぜひ参加させていただきたいです。
icon_razz.gif復帰後どういう風に働いたらいいか、子どものことがあるので産前と同じように働けなくなるのかなとか色々考えてましたが、面談をしていただいて、他のお母さん達はサポートを使って仕事をされていることを知って、気持ちが楽になりました。今の自分の状況などにアドバイスをいただけたので良かったです。
icon_razz.gif個人個人のケースに沿った情報をいただき、大変参考になりました。
icon_razz.gif現況を聞いていただいて、復職後のシミュレーションを行うと共に、自分の気持ちも含め整理することができました。子どもが通う予定の保育園の情報(既に利用している方の声)なども教えていただけて、安心材料になりました。トレーニングDVDは、大変わかりやすく、声も聞き取りやすくて勉強になりました。
icon_razz.gif周りにママさんがあまりおらず、病児保育のことなど知らないことも多かったため参考になりました。また男性の育休取得など復職する時に考えてみようと思います。
icon_razz.gif保育サポートシステムのことや、他の先生方がどのように利用されているかを伺うことができて、とても勉強になりました。今後検討させていただこうと思います。





↑個別相談の様子

↑託児の様子

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復職&リフレッシュトレーニングのDVDを貸し出ししています。
 視聴をご希望の方は、センターまでご連絡ください。

icon_exclaim.gif復職&リフレッシュトレーニングに関する記事はこちら


2022年1月4日

 

育児・介護休業法が改正されました。2022年4月1日から段階的に施行されます。
出産や育児などを理由に職員が離職することを防ぐこと、希望に応じて男女ともに仕事と育児等を両立できるようにするため、柔軟に休業を取得できる体制づくりが事業主に求められます。(厚生労働省のホームページへ)
そこで、雇用環境整備を推進する事業主や管理職のみなさまに向けたポスターを作成しました。
県内149病院や長崎大学病院内の部署等にポスターやチラシを順次配布します。
伸び悩む男性の育児休業取得を積極的に推進していただき、多くの職場で良い組織風土が醸成されることを願っています。

メディカル・ワークライフバランスセンターでは、2016年より男性の育児休業取得推進に着目し、力を注いでいます。
私たちのワークライフバランス実践術 男性の育児休業取得編NO.1~NO.5
 ※2021年度は、COVID-19感染症対策のためアンケート調査
長崎大学病院 男性職員の育児休業取得者コメント集
・パートナーと一緒に取り組む育児「家族を話そう」ワークショップ
「父親学級」 共催:当センター
「今管理職が知っておくべき 男性育休」 共催:当センター
「パパ育休」ガイドブック配布
「紹介パンフレット」に医師(男女)の育児休業取得数を記載
・長崎大学病院の男性職員 育児休業取得数推移一覧


取得年度
取得日基準(4月始まり)
 2014  2015  2016  2017  2018  2019  2020

2021
(10/31)

 長崎大学病院に勤務する
男性職員
育児休業取得数(名)

0 2 3 0 0 7 3 6

2021年11月30日

 センターでは、医師のキャリア形成・継続のサポートをするために、医学生や研修医等、若い世代を対象として「医師のワークとライフをきいてみよう!ロールモデル探し」と題し、現役で活躍されている医師と若い世代が交流できる身近な意見交換会をセンター開設当初より不定期で開催しています。

 2021年度は、将来長崎県養成医として離島・へき地で勤務する義務を持つ、長崎大学医学部・佐賀大学医学部・川崎医科大学の地域枠の女子学生と、自治医科大学の女子学生、初期研修の女性医師を対象に、将来のワークライフバランスに関する不安を軽減する目的で、「養成医のワークとライフを聞いてみよう!ロールモデル探し」と題して、オンライン会を2回行いました。

 第2回は、11月23日(火・祝)27日(土)28日(日)の3日程で開催しました。参加者は学生32名(参加率82%)で、先輩医師11名と長崎県医師会常任理事 瀬戸牧子先生のご協力を得ました。 
 今回は、学生が検討している診療科について考えることをテーマとして、「小児科」「産婦人科」「内科」「外科」「整形外科」の5診療科の先輩医師と学生をグループ分けし、各グループ90分間を目処にZoomを用いたオンライン会で意見交流しました。まず、センターより11月に行った「育児休業を取得したことがある女性医師へのWebアンケート調査」の結果報告と、参加の学生が将来勤務する可能性のある長崎県病院企業団の主な関連病院の子育てとの両立支援環境をお知らせしました。
 

 先輩医師からは、今の診療科を選んだ理由、思い出深い出来事や症例、離島・へき地での診療科の特徴や、勤務環境、当直・拘束について、さらに、パートナーとの出会いや、離島・へき地での子育てについても話してもらいました。その後に、学生から診療科のこと、研修先選び、専門医受験のタイミング、年限明けのこと、プライベートな時間の確保、子育てとの両立について以外にも、様々な質問が挙がりました。
icon_arrow.gifグループ①「小児科」
 ・育休期間はブランクではなく、家族と一緒に過ごせる大事な時間であり、医師としても良い経験になる
 ・対馬のお魚は本当に美味しい
icon_arrow.gifグループ②「内科・整形外科」
 ・島はどの診療科の医師でも、当直時は受診する様々な症例をすべてを診る
 ・学生の時には「英語」の勉強をしておくと後で必ず役立つ
 ・「産業医」「スポーツドクター」資格取得の話
icon_arrow.gifグループ③「内科」
 ・パートナーとの家事・育児分担の話
 ・総合診療医や離島でのプライマリケアの話
icon_arrow.gifグループ④「外科・産婦人科」
 ・女性外科医として体力面について
 ・病棟実習では医療面接、コミュニケーションの技術を磨いて欲しい
 ・「ユマニチュード」ケアメソッドの紹介
icon_arrow.gifグループ⑤「産婦人科」
 ・島の学校に赴き性教育の講演を行っている
 ・学会はオンライン配信が進み、遠方でも参加しやすくなった
 ・イノシシにぶつかって廃車になった話
 ・大人の女性として、避妊や計画的妊娠を考えよう

【アンケートから抜粋】
<今のお気持ちをお聞かせください>上位3つ、複数回答あり
・キャリア形成(診療科の選択や専門医取得など)の参考にしたい 30人
・様々な働き方をしながら医師を辞めずに継続できそう      19人
・ワークとライフを両立するイメージが明確になった       17人
・不安な気持ちを相談できる部署があって安心した        14人

<学生の感想>
・卒業を控えて将来の働き方や出産育児、産休や育休をどうするか、友人達とも悩むことが多い時期だったので、すごく参考になった。使える制度や支援があると知って安心した。また、産休や育休もブランクではなく、子どもと関わってとても重要な時間というお話を聞いて、将来育休をとることに対しての不安が減った。
・どのようにして専門科を決めたかや研修医のときに取っておいてよかった資格などを聞くことができて、とても有意義な時間になりました。ありがとうございました。
・実際に内科で働いておられる様々な立場の先生方に多くのお話を聞かせていただき、とても参考になりました。また、いろいろな病院で働いておられる先生方だったので、今後病院見学や実際に勤務することになった時に、知っている先生方がおられるということはとても有難いことだし安心できると思いました。

↑先輩医師のご紹介       ↑参加者アンケート結果(クリックください)

<先輩医師の感想>
・学生さん方が、地域で働くことや進路に関して不安も期待もありつつ真剣に考えていることが伝わってきて、私も楽しく過ごせました。
・学生さんが真剣に、時には頷きながら、意見を聞いてくださって嬉しかったです。低学年にも関わらず、将来を見据えた質問をされ、非常に頼もしく感じました。
・産・育休中にも関わらず、このような機会をくださり本当にありがとうございました。休みの間、働いている同僚や世間へ申し訳ない気持ちがずっとありましたので少しでもお役に立てる機会をいただけて嬉しかったです。参加された方々に対馬の魅力を知っていただけてとても嬉しいです。
・第1回に比して、学生さんからもより深い内容のご質問をいただき充実した時間となりました。自分が学生時代に同じように考えていたことを学生さんたちも考え悩んでおり、このような機会をいただいたことで自分自身も振り返るきっかけとなりました。
・急患対応で参加が遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした。まだ若輩の身ですが、これからの先生たちの参考になれば幸いです。
・学生のみなさんの考えや先生方のお話を聞くことができて、楽しい時間でした。私が1、2年生の頃は、まだ基礎の解剖や生理学等の授業しかあっていなかったと記憶しますし、何科になりたい、将来どこで働きたい等何にも考えていなかったように思います。今回1、2年生のみなさんも、漠然とでも将来のことや、働く面での不安なことを考えていることがわかりました。養成医の実際についてや、大学病院での話が出ましたので、少しでも参考になればいいなあと思いました。5、6年生のみなさんからはより具体的な質問があり、将来をきちんと見据えていることを感じました。みなさんと病院見学や研修で会えるのを楽しみにしています。

icon_razz.gif初年度となる本会に、2回とも参加した学生は73%でした。その中でも、6年生は数か月後には研修が始まるとのことで、緊張感も感じられました。医学生の今も、卒業して養成医になった将来も、いつでもセンターが仕事と生活の両立に悩んだ時の相談窓口であることを学生へお伝えしました。6年生のキャリア形成がスムーズに進むように祈っています。来年度も開催を計画しますので、先輩医師の皆さん、どうぞよろしくご協力のほど、お願い申し上げます。


2021年11月15日

 長崎大学ダイバーシティ推進センターの「介護コンシェルジュ」にご協力いただき、2020年度に引き続き、2021年度は、7月2日(金)と11月12日(金)の2回、長崎大学病院内で教職員相談会を行いました。

 

 参加者は第1回1名、第2回0名でした。
よくある相談は、「公的介護保険の仕組みを知りたい」「長崎大学の介護支援制度について知りたい」「仕事を辞めずに両立する方法がわからない」「仕事を休めない(代替要員がいない・長時間労働である)」「介護がいつまで続くかわからず、将来の見通しが立てにくい」「親が一人暮らし・親が高齢・居住地が離れている等の不安」などです。


icon_exclaim.gif長崎大学ダイバーシティ推進センターには、「介護コンシェルジュ」が常駐しています。

  
介護コンシェルジュは、介護福祉士・介護支援専門員(ケアマネージャー)の資格を持つ介護の専門家で、長崎大学で働く職員であれば誰でも相談ができます。現在介護中であるか否か、職種、勤務形態等は一切関係なく、介護状況に応じた【情報提供】や介護が気になり始めた時期、介護に直面している職員は【個別コンサルティング】が受けられます。
相談は事前予約制です。「仕事と介護の両立相談窓口」へ、いつでもお申し込みください。


2021年11月9日

1.調査の目的
 これから出産を控える・考える女性医師や学生への参考資料を作成するため。

2.調査の方法 
 実施日 :2021年10月26日~11月8日
 調査対象:メールマガジン「あじさいプロジェクト通信」の読者のうち女性医師として把握している579名
 調査方法:メールマガジンを配信し、育児休業を取得したことがある女性医師はWebアンケートへの協力を依頼、匿名で回収。
 質問内容:年齢層、勤務形態、育休期間、第1子出産時の年齢層、パートナーの家事・育児参画状況の5項目

3.結果と考察
 育児休業を取得したことがある女性医師からの回答:39名
 Webアンケート集計結果はコチラ
 
icon_razz.gif2016年度に行った調査から5年ぶりに、メルマガ読者の女性医師へ育児休業取得に関するWebアンケート調査を行いました。

 今回は30~50歳代の39名(円グラフ1)にご協力いただき、全員が、現在就労中でした(円グラフ2)。
 育児休業を取得した期間は、6か月~1年未満が50%と最多でしたが、半年未満での復職が第1子では28%、第2子では38%など、取得期間はさまざまです(円グラフ3-1、3-2)。ご自身の希望と、親子の体調、職場の状況などで、最適な育休期間を決めてください。但し注意点として、希望する復職時期に保育園への入所ができず待機児童となり、育休期間を延長せざるを得ない状況になることもあります(特に秋~冬の途中入所)。
icon_idea.gif保育園に入所できる時期に合わせて復職することも、1つの選択肢です。

 第1子出産時の年齢層(円グラフ4)については、30~34歳代が最多でした。家事と育児に積極的なパートナーは54%と半数以上でしたが(円グラフ5)、家事と育児共に消極的というパートナーは23%で、残念ながら女性のワンオペ家事・育児のご家庭がまだまだあるようです。

icon_redface.gif<Webアンケートにご協力いただいた女性医師の皆様へ>
 ロールモデルである皆様の経験が、後輩たちの一番の参考になります。ご協力ありがとうございました。


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