2020年1月28日

現在、長崎県内16病院にワークライフバランス推進員40名がいます。
ワークライフバランス推進員は、医師のワークライフバランス実現に関する相談窓口、情報発信、企画などの役割を担っています。



【第2回意見交換会】

日時:2020年1月24日(金)16:30~17:30
場所:長崎大学病院 多目的指導室 中央診療棟2階
出席者:7名

<今年度のセンターの取り組み報告 1/21時点>

1.推進員の選出依頼活動
 院内25名、院外15名 総勢40名 研修医が活動する病院全てに推進員がいます
 10月長崎県対馬病院交代あり
2.マタニティ白衣・スクラブ・パンツの県内全域レンタル
 利用医師7名(院外1名)、その他の職種12名 合計19名の利用【前年比5名増過去最多
 スクラブを新調 ポスター配布:郡市医師会、県医師会、県内149病院、院内29部署
3.イブニングシッターサービス
 利用託児数延べ26名【前年比9名増】(うち医師:小児・消内各2名、産婦・二内各1名)
 水曜日の受入を新設
4. 長崎医師保育サポートシステム
 利用医師27名 活動サポーター37名【共に過去最多】登録医師56名 登録サポーター148名
 保育サポーター説明会・研修会6/13 参加25名 うち新規登録10名 2社報道あり
 保育サポーター スキルアップ研修会・情報交換会11/21 乳幼児の一次救命 参加15名
 保育サポーター説明会・研修会DVD視聴12/16と1/31
5. 地域病院における保育サポートシステム打診・導入支援
 2018年度導入決定→佐世保共済病院と上五島病院:育児支援申込医師各1名
 2019年度導入決定→佐世保中央病院:マッチング・利用医師1名 活動サポーター1名
6. 医局長訪問25部署 女性医師実態調査(医局所属女性医師444名、育休中20名)
7. 復職&リフレッシュトレーニング 全2回 参加10名 託児1名(託児率10%)
「胸部CT」7/16 呼吸器内科 石本裕士先生、「糖尿病治療薬」11/18 講師:第一内科 原口愛先生
8. キャリアアップセミナー 参加14名 
 「EndNoteの活用法」8/22 ユサコ㈱ 谷川淳先生 長崎大学医学系教員会議と共催
9. 医師の両立支援状況調査149病院 回答100病院(回答率67%)病院毎の取組把握
10. 医学部3年生キャリア講習会 10/4
 ワークライフバランス講義:伊東昌子先生 ロールモデル講演①腫瘍外科 畑地豪先生②産科婦人科 原田亜由美先生 特別講演:地域包括ケア教育センター 永田康浩先生 協力医師:原田亜由美先生、蓬莱真喜子先生、芦田美輪先生、夏田昌子先生、千住千佳子先生、松本恵先生 講義前の「自分も育休を取ってみたい」男子学生の割合53.7%【過去最多
11. 輝く卒業生インタビュー あおばクリニック(福岡市)伊藤瑞子先生
 修士論文:「育児の共有」の必要性とその実現へ向けての研究 ―男女共同参画社会実現へ向けて―
12. 私たちのワークライフバランス実践術
 『保育サポーターさんが家族の潤滑油となり、臨床・研究・家庭生活を両立』麻酔科 白石早紀先生
「共働きの上司が勧める「育児の共有」-男性育児休業取得-」病院男性職員の育休6名【過去最多
心臓血管外科 江石清行教授、三浦崇医局長 『第2子が生後2週のときに2週間取得』北村哲生先生、『第1子が生後6週のときに2週間取得』谷川陽彦先生
13.ワークライフバランス推進員意見交換会(第1回8/1参加6名、第2回1/24参加7名)
14.復職・休職者の情報更新
15.2/28 センター運営委員会
16.3/13 女性医師等就労支援協議会
17.3月予定 あじさいプロジェクト活動報告書配布

<総括>
 新たに購入したマタニティスクラブが大好評で、追加購入の際の参考に希望色を伺いました。学生講義では、推進員のアドバイスや、ロールモデル医師の実際の両立生活などは、他の授業では聞くことのできない貴重な機会だったと学生から多くの反響があり、次年度も協力を要請しました。心臓血管外科の男性医師2名が育休を取得できたことを受け、各医局での推奨を依頼しました。
 情報交換では、復職時に働き先(枠)がない、育休を取得できない等の問題提起がありました。医局の人事異動は、雇用先が短期間で変わるため、育休の要件を満たせないケースが出ることは、注意点です。事前に知っていれば…という声は多く、医学生や研修医には、センターから情報提供していますが、「当事者意識を持つことが大切」です。推進員の先生から、医局員に注意喚起や情報提供をしていただけると助かります。また、院内病児保育施設「にじいろ」の詳細は、院内イントラ総務課ホームページリンク集をご参照ください。

icon_razz.gif 仕事と生活の両立を図りながら活躍するドクターのサポートを引き続き、よろしくお願いいたします。


2020年1月16日

2019年度に長崎大学病院で育児休業を取得した男性職員は6名で、過去最多です。
そのうち、医師は2名で同じ診療科ということで、教授・医局長・育児休業を取得した男性医師へ緊急インタビューを行いました。

「共働きの上司が勧める「育児の共有」-男性育児休業取得-」

●長崎大学病院 心臓血管外科
 江石清行教授 「共働き子育て経験のある教授」
 三浦崇医局長 「共働き家庭で育ち、現在共働き子育て中の医局長」
 北村哲生助教 「第2子が生後2週のときに2週間取得」
 谷川陽彦助教 「第1子が生後6週のときに2週間取得」


2019年12月27日

icon_redface.gif2019年度は12月の段階で、過去最多となる16名の皆さまにマタニティ白衣・スクラブ・パンツをご利用いただきました。
6月よりレンタルを開始したスクラブは大変好評で、これまでに9名の利用がありました。
在庫がなく、お待ちいただく場合もありますので、ご了承ください(次年度、追加購入予定)。
マタニティスクラブをご利用の方より感想をいただきましたので、ご紹介します。コチラ

貸出対象は、長崎大学病院で働く医療に従事する職員と、県内の医療機関で働く医師です。
レンタル料・送料は無料です。クリーニング代のみご負担ください。

icon_idea.gifマタニティ白衣・スクラブ・パンツ貸出の詳細はこちら

【利用種類毎(人)】 2019年4月~12月 時点

 白衣  スクラブ  パンツ
2019年度  14  9  7


【利用者推移(人)】 2019年12月 時点

利用者数

 うち医師 
 利用数

 うち長崎大学病院 
 以外の医師利用数

 2012年度 3 3 -
 2013年度 6 3 -
 2014年度 3 3 -
 2015年度 12 9 1
 2016年度 15 13 1
 2017年度 14 7 3
 2018年度 14 9 6
 2019年度 16 6 0
合計 83 53 11


2019年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業
「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(先端型)」キックオフセミナー
「男女共同参画はゴールか ツールか?」

日 時 :2019年12月16日(月)13:30~15:30
会 場 :長崎大学文教キャンパス 中部講堂
対 象 :長崎大学教職員・学生、一般の方

【プログラム】
 [開会挨拶] 河野 茂 長崎大学学長
 [来賓挨拶] 文部科学省 科学技術・学術政策局 人材政策課 人材政策推進室
 ●基調講演
 「男女共同参画はゴールか ツールか?」
 <講師>
 上野 千鶴子 氏 東京大学名誉教授
          認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長

長崎大学は、2019年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(先端型)」に採択されました。事業開始にあたり、平成31年度東京大学学部入学式祝辞で話題となった東京大学名誉教授上野千鶴子氏をお迎えし、「男女共同参画はゴールか ツールか?」について考えるキックオフセミナーが開かれました。多様な人々が集まった会場はほぼ満席で、上野氏の人気と影響力がうかがえました。

<感想>
・ジェンダーギャップ指数の低い日本がこれからどうすべきか、明確に示していただきました。素晴らしい内容の講演で、年末に心にボーナスをもらい、来年に向けて、チャージできました。
・国が掲げる目標「202030」(「社会のあらゆる分野において、2020年までに指導的位置に女性が占める割合を少なくとも30%程度とする」ことをわかりやすく言い表したもの)設定に対し、「なぜ30%?「202050」でしょう?」という上野氏の発言に目が覚めました。
・女性が働きたくても、「男並みの総合職」か「女並みの使い捨て労働力」の二択しかない状況。構造的、組織的に女性を排除(間接的な差別)する日本型経営=男性稼ぎ主モデルが一番の要因であり、長時間労働の廃止、年功序列型給与体系や新卒一括採用の廃止、同一労働同一賃金が処方箋となる、というお話を聴き、男女ともに、労働の質、効率化など働き方自体も改革していかなければ、今後、日本型経営を変えていくことは厳しいと感じました。

長崎大学ダイバーシティ推進センターのWebサイトにある報告記事をご覧ください。


2019年11月29日

2019年度 保育サポータースキルアップ研修会と情報交換会

日  時:2019年11月21日(木)14:00~16:00
     14:00~ スキルアップ研修会
     15:20~ 保育サポーター交流会
場  所:長崎大学病院 中央診療棟2階 第一会議室
講  師:日本赤十字社長崎県支部 参事 樺山 智子 氏
     テーマ:「乳幼児の一次救命」
参加人数:15

 日本赤十字社長崎県支部の樺山智子氏をお迎えし、「乳幼児の一次救命」について実践を交えて教えていただきました。

 気道異物除去法と一時救命処置の胸骨圧迫・人工呼吸について、参加者全員が乳児と幼児の人形を使って実践しました。気道異物除去法では「必ず頭を下に向ける」「肩甲骨の間を叩く(背部叩打法)」、一次救命処置では「胸の厚さの1/3が沈み込むようにしっかり圧迫する」「顎を引き上げて気道を確保する」など、忘れがちな重要ポイントを繰り返し指導いただきました。

 次に、呼吸と意識の確認からAED使用までの流れを、3~4人のグループごとに「第一発見者」「119番に通報する人」「AEDを持ってくる人」「協力者」の配役を決めて実践しました。実際の状況さながらの緊迫感で、参加者は少し慌てながらも、お互いに手順を確認し合いながら真剣に取り組んでいました。

 
↑息は胸が上がることが見てわかる程度の量を約1秒間かけて吹き込み、2回行う


↑小児用パッドが備わっていない場合は、成人用パッドを胸と背中に貼る

 続いて、情報交換会を行いました。南副センター長より、システムを利用した医師からの感想を紹介し、「2019年度の利用医師は25名、活動サポーターは33名で共に過去最高数を記録した(5年前のシステム開始から)。まだまだ利用人数は少ないが、利用した先生方からは本当に助かっているという声をいただいている。特に、両親が他県・遠方の医師は、保育サポーターさんがいることで、とても安心できるようだ。」と感謝を伝えました。

 次に活動経験のある保育サポーターさんに、サポート内容や活動を通しての感想などをお聞きしました。「成長が楽しみ。お子さんの笑顔がうれしい」「どこまでお手伝いしてよいか距離感を悩むこともあるが、おばあちゃんのような気持ちで手助けしたい」「初めてのサポートの際に泣かれてしまったが、おもちゃを医師宅へ持参するなど工夫している。サポーター同士でアドバイスし合っている」「家事支援を申し出たらとても喜んでもらえた」などの感想が挙がりました。参加者のうち、約半数が活動経験があり、多くの活動事例を保育サポーター同士で共有・共感できる貴重な機会となりました。ご参加いただいた保育サポーターのみなさん、ありがとうございました。

 
↑活動の事例発表

icon_lol.gif <参加者の声>
・実際やってみると忘れている事が多く、改めて確認できて、良い時間を過ごせて感謝しています。保育サポーターさんの体験も聞けて大変良かったです。
・6月の保育サポーター研修会で救命処置の仕方を教えていただき、今回の実践で理解できました。実際にケガや呼吸がない、となると慌ててしまうと思うのですが、事前に勉強できて良かったです。また、保育サポーターさんの話も聞けて良かったです。これからのサポートに活かしていけそうです。
・乳幼児の一次救命処置は何度か受講したことがあるのですが、何度受けてもとっさに出てこず、どうしたらよいかわからなくなるので、とにかく繰り返し受講することが大切なのかなと思いました。樺山先生の講義はとても楽しく、わかりやすく教えていただけるので、次回もとても楽しみです。

●長崎医師保育サポートシステムの詳細はこちら


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