2019年3月1日

 センターの1年間の取り組みをまとめた、平成30年度「あじさいプロジェクト活動報告書」を作成しました。
 長崎県内病院をはじめ、長崎大学内や学外関連機関、あじさいプロジェクトの活動にご協力いただいたみなさまへ順次お届けします。
 ダウンロードしてご覧いただくこともできますので、ご利用ください。


・平成30年度 あじさいプロジェクト活動報告書

★「あじさいプロジェクト」の取り組みについて、ご意見をお待ちしています。
 お問い合わせフォームをご利用ください。

 

 また、センターの取り組みを簡単にまとめた、「紹介パンフレット」を作成しました。
 「メディカル・ワークライフバランスセンター」や「あじさいプロジェクト」は初耳!という方は、どうぞご覧ください。

icon_razz.gif 報告書や紹介パンフレットのダウンロードは・・・
Webサイトのトップページに、
あじさいプロジェクト刊行物/報告書/DVD」のバナーを設置しています。

クリックすると、両立ガイドブックやセンター紹介パンフレット、年度報告書などの資料請求や、一部ダウンロードができます。


2019年2月27日

「長崎医師保育サポートシステム」は、育児支援を必要とする医師と保育サポーター(子育ての援助ができる方)を、コーディネーターがマッチングを行うことで、医師の仕事と子育ての両立や就労継続を支援します。

★下記の地域にお住まいの「保育サポーター」さんを大募集しています!
 ・長崎大学病院周辺にお住まいで「病児保育」と「家事支援」ができる方
 ・佐世保駅周辺にお住まいの方

ぜひ、子育て支援の活動に力を貸してくださるようなお知り合い・ご友人・ご近所の方に、本システムをご紹介ください。
お問い合わせや資料請求は、お気軽にこちらからお申し込みください。 
<保育サポーター募集チラシ>

●子育て中の医師のみなさま
仕事と子育ての両立を目指している方やお子さんが生まれた方、保育サポートシステムを利用してみませんか?
icon_razz.gifご自身のための時間と心の余裕が持てるようになり、お子さんの時間も有効活用ができるのでお勧めです!
コーディネーターまでご相談ください。 お問い合わせや資料請求は、お気軽にこちらからお申し込みください。
<医師向けチラシ>

保育サポートシステムの情報はこちらで随時更新しております。ぜひご覧ください。

★「長崎医師保育サポートシステム通信2018年度号」を発行しました!
広報活動の一環として、また医師と保育サポーターのみなさまへの情報発信の場として作成しました。
システムの活動報告や、利用医師・活動保育サポーターからのメッセージ、保育サポーター研修会の様子などをご紹介しています。
仕事と子育てを大切にしたい医師のみなさまや保育支援に関心のある方等、多くの方にご覧いただき、センターへご意見やご要望をお寄せいただきたいと思います。

<長崎医師保育サポートシステム通信PDF>

 ※お問い合わせ先
長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンター
長崎医師保育サポートシステム コーディネーター:有馬
E-MAIL:info01アットマークnagasaki-ajisai.jp
    (「アットマーク」を「@」に換えて下さい)


2019年2月1日

「長崎県女性医師等就労支援協議会」
開催日時:平成31年1月31日(木)14:00~15:30
会  場:長崎県庁
議  題:(1)あじさいプロジェクトの推進体制について
     (2)各拠点病院の取り組み状況について
     (3)その他
委員8名:出席6名、欠席2名(列席7名)

長崎県主催で行われている協議会です。本会ではセンター開設当初から、あじさいプロジェクトの取組について報告し、協議しています。

「女性医師等キャリア支援連絡協議会」
開催日時:平成31年1月31日(木)15:30~16:00
会  場:長崎県庁
議  題:(1)勤務体制について
      (2)診療体制について
      (3)保育環境について
招聘8名:出席4名、欠席4名(列席7名)

全国医学部長病院長会議より、長崎県女性医師等キャリア支援連絡協議会を幹事大学として開催するよう今年度初めて依頼がありました。構成委員には、「大学」「県医師会」「病院」「都道府県」を含めることになっており、長崎県には既に「長崎県女性医師等就労支援協議会」が発足しているので、この会議体で引き続き開催しました。長崎県内の女性医師等就労支援策について、意見交換を行いました。


2019年1月29日

「ながさき女性活躍推進企業等表彰 表彰式」

開催日時/平成31年1月24日(木)13:30~15:30
会  場/長崎市チトセピアホール
主  催/ながさき女性活躍推進会議事務局

【表彰式】
「ながさき女性活躍推進企業等表彰」は長崎県内の企業・団体等を対象とし、女性の登用や能力開発等に積極的に取り組んでいる企業等を表彰するものです。
受賞企業
 ●大賞
  メットライフ生命保険株式会社長崎サイト
  株式会社エミネントスラックス
  医療法人稲仁会
 ●優秀賞
  株式会社エイコー商事
今年度で4回目となりますが、前回平成29年度に、長崎大学は大賞を受賞しています。

【基調講演】
 個を知り、個を活かす組織への挑戦
 ~女性活躍について資生堂を切り口に考える~
 講師:株式会社資生堂 相談役 末川 久幸 氏

<感想>
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 「資生堂ショック」と言われた改革内容は、今、まさに女性医師にも必要なことでした。資生堂は、顧客の9割以上が女性であり、社員も8割以上が女性です。その中でも、接客を行うビューティーコンサルタントの仕事と子育ての両立をすすめた後に、子育てをしていない女性との軋轢が生じました。そこから改革を行い、子育てを聖域としない働き方を管理職にも理解してもらい、男女ともに子育て・介護をしながらキャリアアップするという「資生堂インパクト」として評価されるようになりました。
 長崎大学病院の診療科・医局でも、女性医師の割合は増え続け、すでに女性がマジョリティとなっている医局、男女比が同率になってきている医局などは、男女間、女性間での不平等感が生まれているところがあります。一番の問題は、当直業務です。今後は夜勤として給与体系など変わっていくのでしょうが、いずれにしても女性医師が夜間の業務を子育てのために免除されている措置は多くみられます。しかし、もうそれでは立ち行かなくなってきている医局が出てきています。子育てを聖域としない体制つくりは喫緊の問題で、意識改革、長時間労働を始め働き方改革、男性の家事育児参加などが必要です。女性医師が子育てのために当直しない、できないというのは、当直の間に子どもの世話をするパートナーが長時間労働であったり、子育ての優先順位を上げられない環境があったりと、必ずしも女性医師の問題ではありません。子育てを女性医師の役割として配慮するのではなく、男女ともに仕事と子育てを両立しながらキャリアアップすることを、センターは支持し、支援していきます。

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1.資生堂の女性活躍推進とこれまでの取組
 子育てに関する制度の正しい理解が進まず、感謝が薄れ、権利の主張で義務は二の次、あるいは頑張っても時短は評価されないと不満が出るなど新たな問題が露呈してきた。そこで育児はブランクではなくキャリアと捉え、①1人別の丁寧なコミュニケーション②ジャストフィットの配慮③上司同僚家族の理解と協力④本人のキャリア意識の醸成を図るため、働きやすい環境を整えた上で、平等なシフトやノルマを子育て中の社員にも課し、一律の配慮から個別対応へ転換すると、世間から「資生堂ショック」と大きな反響があった。制度を正しく運用して「女性のキャリアアップにつなげていこうとする試み」は、これから女性活躍が進めばどの企業も共通して経験するプロセスである。これからは子育てを聖域にしない経営・だれもがキャリアアップを目指すことができて平等に評価される改革を「資生堂インパクト」として進めていく、と話されました。
2.市場環境の変化と職域開発
 経営者の視点で事例を挙げながら先見力、決断力や人材(財)育成の制度、環境整備はもちろん採用の戦略を考えておくこと、女性のキャリアアップの仕組みや成功のロールモデルが必要、と話されました。
3.ダイバーシティ&インクルージョンの実現へ
 社員は多様な価値観や強みを持ち力を発揮する、上司は強みを認識して発揮できる関わり方をするために、「日々の対話による質の高いコミュニケーションが必要」である。「何のために女性活躍を推進するのか」「どれだけ社員のことを理解しているか」リーダーとメンバーが同じ「目標」に向って対話をするために、大きく・わかりやすく・魅力的な「VISION」を共有すること。メンバーが自発的に手の届く目標を立て自主性を育むことができるよう、リーダーは会話(コミュニケーション)ではなく、対話(掘り下げて問いかける)を重視する、ことをアドバイスされました。
 平成29年長崎県労働条件等実態調査(有効回答820事業所)結果から長崎県の現状の紹介がありました。その中で、「ワークライフバランス」の認知状況を示され、センターが2年前の平成27年度に、同様の設問を長崎県内の病院管理職に行った結果と比較すると、「ワークライフバランス」について県内の病院では浸透が早かったことがわかりました。

長崎県「ワークライフバランス」の認知

 820事業所(H29)

103病院(H27)
「言葉も内容も知っている」 44% 66%
「聞いたことはあるが、内容は知らない」 34% 20%
「言葉も内容も知らない」 22%  2%(無回答12%)


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・資生堂の女性活躍推進とこれまでの取組
両立支援などの制度を拡充するステップから、「真の活躍」のために男女ともが子育てなどをしながらキャリアアップをしていくステップへ、いち早く女性活躍を進めてこられた資生堂の取組や理念を拝聴しました。「育児はブランクではなくキャリア」という考え方は、育児中の社員にとって非常に心強いものだと思います。両立支援のための制度や配慮が、育児中の社員のキャリアをストップさせたり、周囲の負担増や不公平感につながらないように、「環境や制度を整備することはゴールではなく、制度を正しく運用・活用することで、女性のキャリアアップにつなげる」ことは、女性活躍の取組を行う上で重要であると感じました。

・ダイバーシティ&インクルージョンの実現へ
「何のために女性活躍を推進するのか」、ゴールやビジョンをリーダーが示し、メンバーそれぞれがそのためにどうしたいのかを問いかけ、対話をすることが不可欠というお話が印象的でした。女性活躍のための取組は様々あると思いますが、そのゴールやビジョンが明確にあり、それに向けてメンバーが自発的に取り組むことではじめて、女性活躍推進が企業の成長につながるのだと思います。


現在、長崎県内16病院にワークライフバランス推進員40名がいます。
ワークライフバランス推進員は、医師のワークライフバランス実現に関する相談窓口、情報発信、企画などの役割を担っています。



【第2回意見交換会】

日時:平成31年1月23日(水)16:00~16:40
場所:長崎大学病院1階 教職員ラウンジ
出席者:11名

<今年度のセンターの取り組みを紹介>
1.あじさいプロジェクトWebサイト リニューアル
 ●キャリアプラン図、ライフステージ別サポート図など
2.推進員の選出依頼活動
 新任:院内7名(交代)、院外6名 総勢40名 研修15病院全てに推進員がいます
3.マタニティ白衣・パンツの県内全域レンタル
 H30利用医師8名(うち院内3名、佐世保市3名、大村市1名、対馬市1名)
 その他の職種4名 合計12名の利用
 ●マタニティスクラブのニーズを確認
4.イブニングシッターサービスの継続
  H30利用託児数延べ11名(医師:二内2名、麻酔・腫瘍・精神・形成各1名)
5.「 長崎医師保育サポートシステム」に改称して、運営主体・事務局をセンターへ移管
 H30利用医師19名(活動サポーター26名)登録医師49名 登録サポーター135名
・登録医師を増やすための周知活動
・保育サポーターを増やすための周知活動
 保育サポーター説明会・研修会 良順会館 参加36名 うち新規登録10名
 保育サポーター スキルアップ研修会・情報交換会 乳幼児の一次救命 参加23名
6. 地域病院における保育サポートシステム導入支援
 3病院のうち、1病院は導入決定
7.医局長訪問24部署 女性医師実態調査(医局所属女性医師387名、育休中23名)
8.復職&リフレッシュトレーニング 全3回 参加20名 託児8名(託児率40%)
 「めまい」木原千春先生、「乳がん」久芳さやか先生、「急性冠症候群」米倉剛先生
9. キャリアアップセミナー「英語論文のABC」講師:古賀智裕先生 参加12名
10.長崎県島原病院インタビュー 呼吸器内科菅崎七枝先生、麻酔科中島志帆先生
11.医師の両立支援状況調査150病院 回答103病院(回答率69%)病院毎の取組把握
12. 医学部3年生キャリア講習会 ロールモデル講演①泉田誠也先生②田渕真惟子先生
特別講演:吉田穂波先生、協力医師:牟田久美子先生、吉﨑真依先生、依田彩文先生、
千住千佳子先生 学生の質問:診療科をどうやって選んだか、結婚のタイミングなど。
日本医学教育評価機構(JACME)による医学教育分野別評価において、特記すべき良い点
として、ワークライフバランスPBLも取りあげてあり、センターの取組が高く評価された。
13.推進員のみなさんへお願いしたこと
・各種センター関連イベント、サービス内容等を医局員へ周知
・学生キャリア講習会で先輩医師としてアドバイス
・第1回WLB推進員 意見交換会 院外から初参加増﨑雅子先生 参加11名
・第2回WLB推進員 意見交換会 院外から初参加猪熊美枝先生 参加11名
14.1/31(木)女性医師等就労支援協議会 兼 長崎県女性医師等キャリア支援連絡会議
15.3/8(金)センター運営委員会 H30事業実績報告 参加予定 委員12名 推進員9名
16.3月予定 あじさいプロジェクト活動報告書 発送

<総括>
・院外から初参加の推進員がいらっしゃいました。
・来年度に導入を検討しているマタニティスクラブについて協議しました。
・イブニングシッターサービスにおいて、託児場所の諸条件で水曜日は受入不可ですが、ニーズがあり対策を検討します。
・子育て中の医師より異動先の病院周辺の保育環境について相談があり、異動先病院の推進員経由で情報提供しました。
・各医局や病院での働き方についての現状報告と問題点が挙げられました。女性医師、特に子育て中の女性医師が増えると、当直の問題が一番深刻になります。子どもがいても、当直ができる環境整備、マインドセットをすすめていく必要性を感じました。
・2017年度から進んでいる院内病児保育施設は、次年度上半期の完成を目指しています。

icon_razz.gif 2014年からスタートしたワークライフバランス推進員の意見交換会が、医師の働き方における問題の提起と、解決の糸口を探す有意義な会となってきていると感じます。今年度は、各回11名と最多人数の参加をいただきました。これからも、ご参加・ご協力をお願いいたします。



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