2018年2月5日

●第1回 運営委員会(メール会議)
日時:平成29年5月15日(月)
運営委員:12名

審議事項
1.運営委員の編成について
2.運営委員会(メール会議)について
3.平成29年度計画について
4.ワークライフバランス推進員について

伊東昌子委員長が、平成29年度の継続事業や新規事業について、運営委員へメール会議で審議を行い、異議なく了承されました。

●第2回 運営委員会
日時:平成30年2月2日(金)16:00~17:00
場所:長崎大学病院 多目的研修室
出席:10名 欠席:2名
列席:8名(ワークライフバランス推進員等)

議題
1.運営委員の新任紹介
2.センター内規、センター運営委員会内規、組織図の一部改正
3.平成29年度実績報告
4.その他

伊東昌子センター長が、平成29年度のメディカル・ワークライフバランスセンターの活動について報告や説明を行いました。
出席者からは、「医学生など若い頃にワークライフバランスの理念を根付かせる活動は必要」「家庭で父親の関わりも増えてきたので、男性の意見も取り入れながら、家族全員をサポートしているとアピールしたほうが良い」「働き方改革の流れもあるので、予算を確保して、事業の継続・支援対象の拡大をして欲しい」などのご意見をいただきました。

これからも皆様からのご指導、ご鞭撻をいただきながら、各部門との連携を深めつつ、地道な活動を目指してまいります。
何卒よろしくお願いいたしますicon_razz.gif


2018年2月2日

公益社団法人 日本女医会のブロック懇談会で、「長崎県での女性医師支援活動の報告」を、長崎県、長崎県医師会、長崎大学病院医療教育開発センター(ワークライフバランス推進員の松島加代子先生)、長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンター(南貴子副センター長)が発表します。


※演者の変更あり

[日  時] 平成30年2月18日(日)10:00~14:30
[会  場] 長崎県医師会館
[対  象] 医師および医学生はどなたでもご参加いただけます

※ご昼食の準備の都合上、お申し込みは2月14日(水)まで

[お申込み/お問い合わせ先]
TEL 03-3498-0571 (平日:9:30~16:30)
URL http://www.jmwa.or.jp/
MAIL  office★jmwa.or.jp
             (★を@に変えてください)


2018年1月30日

 医師のキャリア形成、継続のサポートをするために、働き方や両立に関心のある研修医、または県内で働く医師を対象に開催しました。
 連携機関にご協力をいただき、「医師のワークとライフをきいてみよう!ロールモデル探し」と題し、現役で活躍されている医師と若い世代が交流できる身近な意見交換会を、共催の長崎医療センターと実施しました。
 参加者は、研修医6名、医師8名、その他3名の総勢17名でした。




↑主催者挨拶 長崎県医師会 常任理事 瀬戸 牧子 先生
医師会の活動や保障について、若い医師にも利点があることを話されました。


↑取組発表 メディカル・ワークライフバランスセンター 副センター長 南 貴子 先生
現在のあじさいプロジェクトの活動について、概要を説明しました。
サポート体制についてご存知ない方には、「保育サポートシステムを含め、将来サポートが必要となった場合には、センターへご相談ください」とお伝えしました。

次に、大村地区で働きながら子育てしている医師3名によるキャリア形成や仕事と生活の両立に関する経験談の発表がありました。

↑経験談1 「キャリア形成期におけるワーク・ライフバランス」
総合診療科・総合内科 レジデント 川原 知瑛子 先生
現在は、保育園に通う2人のお子さんの子育て真っただ中です。「医者として武者修行の時期」に出産・育児が重なり、葛藤と焦りを抱えながらも、お子さんの乳児期や妊娠中に、資格試験に挑戦・取得されてきたそうです。育休取得期間は、第1子が4か月、第2子は6か月間と、わりと早い復職ですが、夫が、第1子の時に、育児休業を1年間取得して支えてくれたそうです。さらに、仕事と育児を両立するうえで一番困る病気時の対応にでも、夫のお母さんが保育士ですので、安心して全面的に協力してもらえることが、一番の強みです。頼れる家族がいる好条件の川原先生、これからもどんどんキャリアアップしてください。
※10~12か月未満の育休取得が一番多い。ちなみに男性は、5日未満。厚生労働省「平成27年度雇用均等基本調査」より


↑経験談2 「男性医師×育休」
総合診療科・総合内科 専修医 鳥巣 裕一 先生
長崎医療センターで初めて男性で育児休業を取得した医師として、お話をお願いしました。まだまだ浸透していない、職場で取得しづらい雰囲気を感じることが多い男性育児休業ですが、鳥巣先生は、「とってよかった」と話されました。また、ある大学医学部の調査結果から、「診療時間に家事労働時間を加えた総労働時間は、男性医師よりも女性医師の方が長く、特に子どものいる女性医師が長時間働いていることが確認された」と紹介しました。夫婦で家事や育児を普段からもっとシェアするべきで、子どもがいる場合、「仕事」「家事」「育児」「休養」の4つの要素でタイムマネジメントをしようと話されました。夫婦がワークライフバランスを取るための選択肢の一つとして、男性の育児休業取得をセンターでも推進していきます。


↑経験談3 「点と線」
秋櫻醫院 院長 石田 一美 先生
「回想してみると、結婚して、子どもを出産していなかったら、また別の人生を歩んでいただろうと思う。どのように生きていくか、夫婦でどんな家庭を望むかは、人それぞれ。」金子みすゞ さんの詩「私と小鳥と鈴と~みんなちがってみんないい~」になぞらえて話されました。医学部の卒業試験期間中に出産し、卒業後は内科に入局。まわりには別居しながら勤務する医師が多い中、石田先生の結婚観は「家族は一緒に暮らし、人生を共に歩む」ことでした。そのため、パートナーの転勤に伴い、他県の他の診療科(麻酔科)で研修をされています。その後長崎に戻ると、県の医師不足解消のためにと保健所勤務になりました。病院での仕事とは異なり、大変戸惑われたそうですが、様々な見識を深められています。その時の経験を生かし、介護の必要性を感じて、在宅療養支援診療所を開業されました。「成り行き任せで主体性が無いように感じていたが、振り返ってみると、これまで経験してきた様々な点と点が実はつながり、今は線となり道筋になっている」と話され、若い先生の将来の不安を軽減していただきました。

最後に県内病院のワークライフバランス推進員2名に医局の状況や自己紹介、アドバイス等をしていただきました。

↑長崎医療センター 麻酔科 山口 美知子 先生
山口先生の子育ては、パートナーとうまく協働されていたそうですが、パパがママコミュニティに関わった時のお話(パパの合理主義がママ達の経験論とぶつかり大変なことになった)など、面白く振り返っていただきました。

↑市立大村市民病院 救急総合診療科 柴田 由可 先生
お子さんが入院した経験の後、しばらく診療科から離れて、健診業務を行っていた柴田先生ですが、お子さんの成長に合わせて、手技を身につけるなどして、今年度からは常勤で内科領域へ戻られました。

↑会の様子
第1回と同じく、本会で参加者から出た質問に対して、ワークライフバランス推進員の回答をまとめた「Q&A一覧」を配布しました。また、センター制作の「両立応援HANDBOOK」を進呈しました。

 長崎医療センターに勤務する7名(初期研修医の男性1名、初期研修医の女性4名、後期研修医の女性1名、診療科医の女性1名)のみなさんは、講師や推進員の先生の様々な経験談を聴くことができて、とても満足されていました。「素敵なロールモデルの先生が見つかった」との感想があり、本会の意義を実感しました。
 新規メルマガ登録は3名でした。月1回配信のメルマガ「あじさいプロジェクト通信」は、長崎県内で勤務中の女性医師837名(センターでの把握数)のうち、397名に配信しています(2018/1/29現在)。アンケートにご回答いただいた6名全員が、センターのホームページを閲覧したことが無く、引き続き、あじさいプロジェクト活動をワークライフバランス推進員のお力添えをいただきながら、周知する必要を感じました。
 今回初めて、長崎大学病院以外で、主に研修医の先生を対象として開催しました。関係者の先生同士は、すでにお知り合いやご縁があるなどで、和気あいあいとした雰囲気の中、楽しい会となり、活動の意義を実感し合うことで、今後も連携しながら交流を深められたらと感じました。

icon_razz.gif<参加者の感想抜粋>
・色んな先生方の経験談を聞けてとても参考になった。サポート体制の存在は心強いと思った。
・結婚後も細々と仕事を続けられたらいいなと思いました。素敵なロールモデルの先生が見つかりました。
・講演の内容が想像していたよりも具体的で大変参考になりました。漠然とした不安感が、育児や出産に対してありましたが、少し解消することができました。

<託児室の様子>

↑4名のお子さんが、会場隣の託児室でお迎えを待っていました。お土産(折り紙の作品や,花紙の指輪)をもらえて喜んでいたそうです。


2018年1月18日

 今年度から、長崎大学病院以外の県内9病院にワークライフバランス推進員が在籍しています。ワークライフバランス推進員は、医師のワークライフバランス実現に関する相談窓口、情報発信、企画などの役割を担っています。
 今回の意見交換会から、長崎みなとメディカルセンター、長崎原爆病院、済生会長崎病院の推進員にも、開催のお知らせと参加のお声かけをしました。開催時間帯が勤務中のためご参加いただくことは難しいですが、県内病院の推進員総勢34名へ議事録を配付し、あじさいプロジェクト活動の周知を図っていきたいと考えます。

【第2回意見交換会】
日時:平成30年1月16日(火)16:30~17:10
場所:長崎大学病院1階 教職員専用ラウンジ タリーズコーヒー奥
出席者:8名

<今年度の取り組み報告>
4月:マタニティパンツの県内全域レンタル・イブニングシッターサービスの継続
   保育サポートシステムを諫早・大村地区への拡大
   利用医師H28:24名→H29:18名(院外4名)
5月:医局長訪問24部署 H29女性医師実態調査(医局所属女性医師394名 育休中23名)
6月:医師の両立支援状況調査・女性医師の勤務状況把握・女性医師ネットワークづくり
   対象は長崎県内149病院と1,355診療所(女性医師の新規把握43名)
7月:医学部3年生キャリア講習会 協力医師:耳鼻木原先生、熱研泉田先生、
   総診依田先生、麻酔岡田先生
   WLB推進員が県内10病院に在籍・あじさいホームページ改修
8月:キャリアアップセミナー 英語プレゼン・統計入門 参加36名(院外5名)
9月:9月・1月:「医学生、研修医等をサポートするための会 ロールモデル探し」
   輝く卒業生インタビュー 荒木貴子先生、髙見裕子先生
10月:佐世保共済病院インタビュー、休職者リストの更新(推進員へ復職者情報確認)
11月:京都府立医科大学 病児保育施設受入見学
    復トレ 薬疹・心肺蘇生・胸部X線 参加28名(院外7名・育休離職中11名)
1月:1/16 第2回WLB推進員 意見交換会
2月:2/2 メディカル・ワークライフバランスセンター運営委員会(第1回はメール会議)

 今年最後の第2回ワークライフバランス推進員意見交換会は、院内の推進員8名に参加いただきました。
 センターの取り組みの中の「医学生・研修医等をサポートするための会」は、担当している学生講義で引き続きフォローしていくこととし、推進員に参加・協力いただいた「ロールモデル探し」のセミナーは次年度未計画であることを報告しました。また、復職&リフレッシュトレーニングでは、ママドクターの意見交換会を同時開催し、有用な情報交換の場となっているため、各診療科の休職中の先生へ参加を促してほしい旨お伝えしました。次年度のキャリアアップセミナーのテーマを企画するにあたり、希望や講師選出等を別途提案いただくようお願いしました。
 また、第1回開催時に討議した院内病児保育の進捗について、成り行きは不明瞭ですが、検討が進められている旨、報告しました。推進員からの要望では、介護サポート、佐世保地区の育児サポート、男性医師のワークライフバランスに対する意識調査、病院管理者の意識改革などについて意見が出ました。
 院内の各診療科・診療部門の推進員の先生方とセンターとの協力体制が構築されてきており、スムーズなサポート体制が可能になっていると感じます。次年度も引き続きよろしくお願いいたします。


2017年12月27日

長崎大学市民公開講座
「多様性の尊重 ダイバーシティと大学の未来」

[日  時] 平成29年12月8日(金)15:00~17:10
[会  場] 長崎大学坂本キャンパス 良順会館2Fボードインホール
[対  象] 一般市民(長崎大学教職員、学生を含む)

[プログラム] 
【開演挨拶】河野 茂 長崎大学 学長
【来賓挨拶】文部科学省 大臣官房審議官 信濃 正範 氏
【基調講演】
「Beyond the Bias and Barriers」
~無意識のバイアス Unconscious Biasを知っていますか?~
 <講 師>
 大坪 久子 氏 元日本大学総合科学研究所 教授(女性研究者支援推進ユニット長)
       日本大学薬学部薬学研究所 上席研究員
【事業報告】
「働き方改革」と「仕事と介護の両立」長大モデル~長崎大学における女性研究者支援~
 伊東 昌子  長崎大学 副学長/ダイバーシティ推進センター長
 井口 茂   長崎大学 医歯薬学総合研究科(保健学専攻)教授
 久芳 さやか 長崎大学 医歯薬学総合研究科 地域包括ケア教育センター 助教
【講  評】 浦里 延明 氏 国立研究開発法人 科学技術振興機構 主任調査員
【閉会挨拶】 福永 博俊 長崎大学理事(総務担当)/副学長(計画評価担当)

<総合司会> 矢野 香 地方創生推進本部キャリア支援センター准教授

【基調講演】
 講師の大坪久子先生は、米国で研究者として生活されていた経験があり、米国の女性研究者支援の歴史、「無意識のバイアス(偏見)※」が及ぼす様々な研究事例を発表されました。誰もが潜在的に持っている無意識のバイアスによる影響を最小限におさえるために、個人として、また大学で働く職員として、どのような「知識」を持ち、どのように「意識を醸成」するべきかを教えてくださいました。
 日本で生活をしていると、人種・宗教・民族・貧富について表立って問題視する環境にあまりなく、主に比較対照が男女で議論されがちです。身近な取り組みとして、採用・人事に関わる業務で、「評価」や「判断」をする際に、無意識のバイアスの働き方を「知る」、また「意識」して、負の影響を最小限におさえるために「各大学(職場)に合った採用・人事のガイドラインを作成しましょう」と発言されました。

※「無意識のバイアス(アンコンシャス・バイアス)」とは、日本語で「無意識の偏見」「無意識の思い込み」と訳される概念、自分自身が気づいていないものの見方や捉え方のゆがみ・偏りを表します。瞬間的かつ無意識的に生じる知的連想プロセスの一種であり、過去の経験や習慣、周囲の環境などから身につくものです。「男性は運転がうまい」「若い人は発想が新鮮」「女性だから出しゃばらないほうがいい」などが典型例。組織運営やマネジメントにおいても、こうした先入観や固定観念が判断にゆがみを与え、適切な意思決定の妨げになりかねないと問題視されています。(日本最大のHRネットワーク『日本の人事部』参照

【事業報告】
 平成27年~32年度 文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)」の中間報告として、ダイバーシティ推進センターの3年間の取り組み発表が行われました。

 報告記事の詳細は、長崎大学ダイバーシティ推進センターのホームページをご覧ください。


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