2013年2月26日

佐賀県女性医師等就労支援事業
第3回SAGAJOYシンポジウム
開催日時/平成25年2月23日(土)15:00~17:00
会  場/佐賀県庁新行政棟11階大会議室
主  催/佐賀県女性医師支援窓口
後  援/佐賀県医師会
参加費・託児室・駐車場/無料

佐賀県庁新行政棟1F県民ホールでは、「身近な梅ちゃん先生」、「小・中学生作文」が パネル展示されていました。
佐賀県の医師数は、2,082人で、うち女性医師は380人。(H22年厚生労働省調べ)
全国で12位と女性医師の比率が高いそうです。
(ちなみに長崎の医師数は3,856人で、うち女性医師は591人。全国39位。)
そこで、女性医師の活躍・奮闘ぶりを多くの方へお知らせし、 未来の女性医師を目指す子供たちの作文が発表されていました。 パネル展示場所では、「○○ちゃんの作文あったよ~」と、 ご家族で見学に来られている微笑ましい姿を見かけましたicon_redface.gif
シンポジウムは、1.事業報告、2.講演、3.パネルディスカッションの順に行われ 約50名近く参加者がいらっしゃいました。

事業報告では、平成22年度より佐賀県女性医師支援窓口は開設されており、 広報活動や窓口への相談数、就労環境改善事業などの紹介がありました。 また、育児中の方はパソコンを開く時間もない、という点から、 自宅学習用にipadに情報をインポートして貸出しているそうです。

講演は、九州厚生局健康福祉部 入江芙美先生が、 「医師不足対策と女性医師の支援策について」と題して主に全国データを元に 女性医師の現状がご報告されました。 全国の医師数は28万人で、平成20年から定員数を設けないようになってから 年4千人ペースで増加している。だが、都道府県で医師数偏在が見られ格差がある。
女性医師の現状として
1.女性医師の割合は全国平均18%
2.若年層で顕著に増加
3.医学部入学の3分の1は女性
4.女性の多い診療科は、皮膚科、眼科、麻酔科、小児科、産婦人科
問題点としては、
各国と比べるとまだまだ女性医師の数は少ない
30代半ばで4人に1人が離職
女性の勤務形態は、短時間雇用、非常勤が多い
保育環境が整っていないために、育児のためにキャリア中断をせざるを得ない状態
医師業は日進月歩であり、一旦離れると復職が難しい
他職種と比べ過重労働である
が挙げられました。
そのため、保育環境整備のための国の支援策の紹介があり、
また医師の柔軟な勤務環境整備と、過重労働対策として、
・医学部の定員増加
・医師でなくても対応可能な業務を整理し、チーム医療を推進
・複数主治医制
・医療リスクに対する支援体制の整備
・医師のキャリア形成(地域枠の導入、地域医療支援センターの運営支援)
など、女性医師に限らずすべての医師が 働きやすい環境づくりが始まっているとのことでした。

パネルディスカッションでは、 実際に子育て中の女性医師の平均的な1日のスケジュールが発表され 仕事と生活の両立をなんとか上手にやりくりするための解決法を 先輩医師の経験談を交えながら探りました。
Q:どんな支援を望まれますか?
A:形ばかりの支援ではなく、直属上司の子育て医師に対する理解、思いやりといった心からの支援、言葉がほしい
といった貴重なご意見を聞くことができました。小さな声かけで精神的に楽になり、キャリア継続のために必死に頑張っている若い医師を温かい目で育てていける職場環境が確立されていくといいなと感じました。 また、育児を行うのは女性と限った話ではない(という考えが浸透しないから難しいのですが)ので、男性の育児休暇や短時間労働を認める職場の雰囲気づくり、世代、性別の意識変革も必要だと感じました。 しかし、制度ができても、先陣を切って利用する方は、目新しさから注目され、かなりの勇気が必要、当たり前の風土になるのはいつ頃だろうかとも感じました。


2013年2月14日

平成25年2月13日(水)長崎市医師会館にて
「医療人として、経営者としてのワークライフバランス」と題して
伊東昌子センター長が講演を行いました。

司会進行は長崎市医師会理事 長崎市立市民病院麻酔科診療部長 富安志郎先生で、
長崎市医師会長 奥保彦先生のご挨拶のあと、
済生会長崎病院 和泉元衛先生の座長で講演が始まりました。

約40名以上の参加者の先生達は、
「ワークライフバランス」という言葉を聞いたことはあるが、
もっと深く理解したいという方がほとんどでした。

講演内容は、
1、ワークライフバランスとは?
2、日本におけるワークライフバランス導入の背景
3、メディカル・ワークライフバランスセンターの業務

まだ認知度の低い「ワークライフバランス」の正しい解釈から始まり、
日本において少子化対策、大介護時代への対策、そして経営戦略として
ワークライフバランスが導入されはじめた経緯の説明がありました。
長時間労働かつ過重労働である医療現場でこそ、ワークライフバランスの実現が必要なこと、またその導入のコツ、最後に私共のセンターがこれまで行ってきた活動についても紹介がありました。

講演後の質問では、
・離職した人を復職させるには?
 →まずは離職した医師が復帰しやすい環境を整えること。またライフステージに合わせた就労メニューにより、段階的に復帰するのがよいと考える。
・復職&リフレッシュトレーニングの参加数は?
 →周知浸透が足りず少人数だが、今後育休後の女性医師に限らず、幅広く参加していただくことを期待する。
・民間の保育園では待機児童が多く問題であり、そのため職員用託児所を作ったが運営が厳しいと聞く。大学病院ではどのような対策をしているのか?
 →設置当初は利用者は少なかったのが、利用者の要望に応えた延長保育や、週1回の24時間保育なども行っており、現在では定員を満たしている。定員を30名から50名に増やす予定である。ただ、3歳以上になると、親の希望で幼稚園へ転園する傾向があり、0~3歳児の利用が多い。病後児保育は導入済だが、病児保育の導入については現在検討中。
・パート医師などのハードルを下げた復帰に向けたトレーニングも行っていただきたい
 →長崎市医師会のご協力もいただきながら、復職&リフレッシュトレーニングの周知活動を進めて対象者には気軽に参加していただきたい。
・夫婦ともに医師の場合、人事異動を医局がどこまで譲歩調整してくれるか、センターも医局へ交渉してもらえるのか?
 →医局の人事にセンターは介入できないが、将来的には同居支援も行っていけたらと考えている。
などが挙がりました。

様々な場所で、伊東センター長があじさいプロジェクトの活動を通じて、ワークライフバランスの大切さとセンターの活動を広報しているので、職員も頑張らねば!と気持ち新たにしましたicon_eek.gif


2013年2月13日

~働き方を見直すいきいき職場を応援!~
ワークライフバランスフェスタ東京2013
開催日時/平成25年2月7日(木)10:00~17:00
会  場/東京国際フォーラム展示ホール2
主  催/東京都
共  催/子育て応援とうきょう会議
入場料 /無料

WLBフェスタ開催5周年を迎えるイベントに伊東センター長が参加しました。
(WLB=ワークライフバランスの略)

メインステージイベントでは、
・パネルディスカッション
 WLBはじめの一歩~時代に求められるWLBとは~
・東京ワークライフバランス認定企業 認定状授与式 認定企業紹介
・ワークショップ①
 「初めての方でも分かる!自分軸発見セミナー」
  NPO法人ファザーリング・ジャパン講師 八坂 貴宏氏
・基調講演
 「個人も会社も成長するワークライフバランス」
  (株)東レ経営研究所 特別顧問 佐々木 常夫氏
・ワークショップ②
 「ワールドカフェ」 フェスタ感想など少人数での話し合い
が開催されました。そのほかワークライフバランスコンサルティングなどの事業を行う各企業が催すセミナーや、ワークライフバランス認定企業が行うプレゼンなど見どころ満載で、立ち見が出て会場に入ることが困難な時間帯もあったそうです。

<センター長よりicon_razz.gif
子育て、介護におけるワークライフバランス、企業の経営戦略としてのワークライフバランスのために私達の意識を変えるコツとして印象に残ったことは、以下の4点でした。
①子育ては、夫婦で、家庭で、地域でするもの。そのほうが子供自身においても得ることが多い。
②ほとんどの人が対象となる介護の問題を考えるところから始めるのが戦略。
③仕事の属人化をやめる。
 仕事はオープンに、そして絶え間ない効率化が重要。自分の働き方についての情報を職場の同僚と共有することで、自分の働き方の問題点を知ることもできる。
④自分の人生の評価をしてくれる家族との時間を大切にする。

そして最後に、佐々木常夫氏の基調講演は大変すばらしかったですicon_redface.gif


2013年1月31日

【平成24年度 第3回復職&リフレッシュ支援トレーニング開催!】

育児、介護等で休職・離職中の医師が、ブランクを心配することなく復職するための研修プログラムです。
仕事と生活を両立しながらキャリアアップを目指すあなたを応援します!

今回の【胸部単純エックス線写真】参加者は、復帰医、現役の方など8名でした。
今回出席できなかった方も第4回の開催が決定しておりますので、 ぜひご検討くださいicon_redface.gif

症例(エックス線写真やCT)を提示しながら、異常を見逃しやすい部位での結節探し、陰影の所見から病変の部位や診断そして鑑別診断を考えたりと、みなさんスライドに目を凝らし、真剣に受講されていましたicon_confused.gif

<<参加者アンケートより>>
・再確認できました。
・しばらくぶりで、何がわからないのか、わからない状態だったので、胸部単純エックス線写真の限界を知ることができ、今後自学自習がしやすくなりました。
・大学院進学中に、成人、小児問わず医学を再復習しようと思います。
・とても勉強になりました。

といった感想が届けられました。次年度は開催頻度を増やしていきます!
第4回の開催日時も決定しましたので、ご都合の合う方は、ぜひこの機会をお見逃しなくicon_exclaim.gif

読影のコツ、ポイントを探る 「胸部単純エックス線写真」
対 象:長崎県在住の休職・離職中の医師および長崎県内の医療機関に勤務している医師で
    「胸部単純エックス線写真」読影に関する知識を整理したい方
内 容:講義形式
   【目的】・胸部単純写真の基本を復習
       ・胸部単純写真の利点、弱点の理解
       ・単純写真のみで診断しうる疾患について学ぶ
       ・単純写真からCT画像を想像する
日 時:平成25年1月29日(火)10:00~11:30
講 師:長崎大学病院放射線科 林 秀行先生
場 所:長崎大学病院シミュレーションセンター(外来棟7階)

チラシPDFはこちら


2013年1月28日

FUJIYAMA-NET 平成24年度 女性医師シンポジウムが行われ、
センター長が参加しました。
「ロールモデルから学ぶキャリアの可能性」をテーマに
1月27日(日)13:00~16:00
ヒルトン東京ベイ にて開催されました。

FUJIYAMA-NETとは、山梨大学、浜松医科大学、北里大学、昭和大学、
聖マリアンナ医科大学の南関東と静岡が連携し、
ハイエンドの研修プログラムを提供するネットワークで、
高度医療人の養成を目指されています。

【プログラム】
第1部 ロールモデルの紹介
第2部 参加者の声(アンサーパッド等を用いたアンケート調査等)
第3部 パネルディスカッション「ロールモデルから学ぶキャリアの可能性

<センター長よりicon_surprised.gif

シンポジウムに参加して、特に印象に残ったことは、
・キャリアとは自分のアイデンティティーであり、
 自分をよく理解することに始まる。
・女性医師のキャリア形成のための、組織の目標を明確にすることが重要
・プロフェッショナリズム、パートナーシップを育てることが重要
ということでした。
いろんな立場のロールモデルの方が参加されており、
キャリアに対しての考え方も様々であると感じました。


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