日本循環器学会九州地方会 第9回男女共同参画講演にコメンテーターで参加しました
2018年7月4日

第124回日本循環器学会九州地方会
日時:平成30年6月30日(土) 11:00~12:15
会場:かごしま県民交流センター

第124回日本循環器学会九州地方会(鹿児島市)において、日本循環器学会九州支部の主催で、第9回男女共同参画講演「ワークライフシナジーを語ろう!~先輩に聞きたいこと、後輩に伝えたいこと~」があり、コメンテーターとして参加した南副センター長からの報告です。

・座長2名
嘉川亜希子先生 (腎愛会 上山病院)、窪田佳代子先生 (鹿児島大学大学院 心臓血管・高血圧内科)
・講演1名
大郷恵子先生(国立循環器病研究センター 病理部)
・コメンテーター3名
大郷恵子先生、野原夢先生(久留米大学医学部 心臓血管内科部門)、南貴子先生(長崎大学 循環器内科)

<南副センター長所感>
今回は、若い先生が今感じている率直な不安や疑問などをスライド提示で質問があり、実体験をもとに先輩女性医師(コメンテーター)の立場からアドバイスを行う企画でした。

講演もされた大郷先生はお子さん1人、野原先生は2人、南は3人の子育て経験がありました。先輩医師それぞれの自己紹介後に質問タイムとなりました。
若い先生からは、循環器医師としての働き方に関して、サブスペシャリティの選び方や、放射線被ばくの問題などが尋ねられました。結婚・妊娠に関しては、妊娠のタイミングと専門医取得のタイミングなど。そして育児と復職に関しては、短時間勤務の経験(先輩医師3人とも経験あり)、男性の育児・家事への協力に関してなど、具体的な質問に対して、先輩医師が経験をもとにアドバイスしました。

循環器医師として仕事を継続するにあたり、キャリアの進め方、両立の方法は人それぞれで、どんな形も継続可能であるということが、若い先生方に伝わったのではないでしょうか。また、日本循環器学会は、早くから総会・地方会の「学会託児を完備」しており、子どもがいても学会参加ができる、大変すばらしい学会です。