当直業務を頑張るすべての子育て中の医師のため、
「当直中の育児支援」を行っています!
対象:長崎大学病院に勤務している子育て中の医師
※性別問わず可能
※パートナーが主婦・主夫でも可能
協賛:長崎大学医師会
長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンターでは、2020年度より子育て中の女性を対象とした「当直リスタート支援」を開始しました。当初は、育児休業等から復職した女性医師のキャリア形成のため、当直業務の再開を支援する目的で事業を開始しましたが、院内のワークライフバランス推進員より、「子育て中の男性医師に対しても支援があるべき」とのご意見が複数挙がりました。本事業は「女性医師の当直業務再開を推進すること」および「長崎医師保育サポートシステムの活用を推進すること」を目的としていることから、後者の目的のために、子育て中の男性医師やすでに当直業務を行っている女性医師も利用できるよう、2021年9月から、支援対象者を長崎大学病院で勤務しているすべての子育て中の医師に拡充し、「当直中の育児支援」と改称して事業を行っています。
個人負担となる保育サポーターの利用料を補助する支援を行うことで、キャリア形成期の子育て医師の経済的負担感を軽減し、また、「長崎医師保育サポートシステム」を活用してもらい子育ての共有を推進することで、医師が子育てをしながらも変わらず意欲的に仕事に取り組める体制を整えます。日直や宿直を再開しようとステップアップを考えている医師や、現在の当直回数の増加や維持のために必要な医師には、「当直中の育児支援」の利用を推奨していただければと思います。
家庭の諸事情等、多様な考え方・価値観により当直再開のタイミングが個々で異なることは、尊重し合いましょう。当直と子育ての両立を目指す医師を、センターは応援します!
<利用医師の声>
早速利用しました。以前より保育サポーターの方には子ども達をすごく可愛がっていただき、大変助かっていました。当直日に関わらず週1~2回程度お世話になっていましたが、今回、当直と重なった日に利用し、費用面でも大変助かりました。
主に平日、私の帰りが遅くなる時や、当直の際に育児支援をお願いしています。子どもをお風呂に入れる際などの見守りや、夕食のサポート、習い事の送迎など大変助かっています。子ども達も懐いて、「今日はサポーターさんこないのかなぁ」と来ていただける日を楽しみに待っています。