7月に発信した「懸賞作文募集のお知らせ」について追記します。
愛媛県西予市は、シーボルトの娘で、日本初の産科女医【楠本イネ】が 少女時代を過ごし、医師を志したまちとして、医学研究や医療活動に活躍する女性を表彰し、奨励することを目的とした「西予市おイネ賞事業」を創設し、全国の女性医師と女子医学生を対象に懸賞作文募集が行われました。
当センター長も、参加することに意義があるのよと応募したところ、
奨励賞をいただきました!
北は北海道、南は九州まで、全国各地から総数65点もの作文応募があり、 寄せられた作文は、命に携わる医療現場の厳しさと共に、女性医師としての使命感や夢が込められたものだったそうです。
下記の作文審査委員による厳選な審査で、10月初に奨励賞1名、特別賞2名が決定したと報告がありました。
朝日新聞 10月14日(日)に記事として掲載されました。
<作文審査委員>
○精神科医 立教大学教授 香山リカ氏(作文審査委員長)
○愛媛大学大学院医学系研究科 加齢制御内科学教授 三木哲郎氏
○愛媛大学大学院医学系研究科 地域医療学講座教授 川本龍一氏
○愛媛県 保健福祉部 健康衛生局長 三木優子氏
○西予市医師会 会長 三好康司氏
伊東センター長へインタビュー
Q:受賞された感想をお聞かせください!
A:長崎出身の女性医師として「楠本イネ」さんにまつわる賞をいただき、大変光栄です!長崎県全域を対象に医師が仕事と生活の両立を実現するための支援とその環境整備を行う【あじさいプロジェクト】を推進して、医療に携わる皆様、後輩医学生のお役に立ちたいとの思いで作文を書いてみました。作文を応募したことによって、自分の医師としてのこれまでと、現在、そして未来(夢)を考えるとてもいい機会になりました。ありがとうございました。
知人医師よりメッセージ
現在よりも仕事をしながらの子育てが困難な時代を乗り越え、女性医師も少ない中、あきらめずにキャリアを積み、周囲への感謝を忘れず、医師人生の集大成として後輩医師へ手を差し伸べる姿勢は、みなさんにとって心強いサポーターではないでしょうか?これからもイキイキと輝いて働く女性の先導者として、頑張ってください!応援しています!!
受賞3作品は、愛媛県西予市のホームページで閲覧することができます。
伊東センター長の「熱い思い」を、ぜひご覧いただけたらと思います。
栄えある「第1回西予市おイネ賞事業」表彰式は、遠方ですが、西予市で10月28日(日)午後1時から開催。作文表彰式に続き、作文審査委員長香山リカ氏による講演会があります。表彰式の様子は、また追ってご報告します。
記
◆作文表彰式&香山リカ氏講演会「自分らしく生きる、自分らしく働く」
1.日時 平成24年10月28日(日)午後1時開演
2.場所 愛媛県西予市宇和文化会館
3.入場無料
4.問い合わせ先 西予市 企画調整課 政策秘書 電話(0894)62-5000