日時:平成25年3月4日(月)17:00~ 18:00
場所:長崎大学病院 第4会議室
出席者:22名
<外部アドバイザー5名>
大阪厚生年金病院 名誉院長 清野佳紀様
福崎博孝法律事務所 弁護士 福崎博孝様
長崎県医師会 会長 蒔本恭様
長崎県男女共同参画室 室長 森玲子様
長崎市男女共同参画推進センター センター長 馬場淳子様
<病院内運営委員11名><その他連携機関より6名>
議題:平成24年度の活動報告
平成25年度の活動計画
質疑応答
始めに長崎大学病院 河野茂病院長よりご挨拶がありました。
「長崎大学片峰学長が新規採用教員の30%を女性にしようと今後5か年の目標とした。
長崎大学は男女共同参画推進センター長 大井久美子先生を中心として軸ができている。
病院では伊東昌子センター長に頑張っていただきたい。
設置はしたが、実態が伴わないといけない。
なんとか女性に働き続けてほしい。
結婚して職場を離れると戻ってこないことがないよう、
みなさんのためによい職場となるようによろしくお願いしたい。」
との激励をいただきました。
質疑応答では、
清野佳紀様より
「1年間でこれだけの成果を出されたことに感心します。
外向けの仕事と内向けの仕事があって大変でしょうが、
病院職員で日夜苦労している人が辞めないようにするのが一番の目的。
医局訪問もされているが、日常困っている人がセンターにはなかなかやって来ない、
こちらから掘り起こす必要がある。
大阪厚生年金病院では、各現場に担当者を置いて毎月委員会で周囲に妊婦がいないか等チェックしている。」
とのアドバイスをいただきました。
蒔本恭様からは、
「今後、女性医師が4割5割となっていく。この活動を継続してひとつのシステムとして確立して欲しい。 ぜひ長崎県医師会としても協力をしていきたい。」とのお言葉をいただきました。
清野佳紀様
「長崎県で医師を増やすには、長崎県が県下に拠点を置いてモデル病院化していくことが大事。そのあとは競争。切磋琢磨していくこと。」
河野病院長
「長崎県には継続性をもってバックアップしてほしい。」
濵田久之先生
「継続性のために県から求められるものは結果としての数字。何かの数字を出していかないと雰囲気だけでは厳しい。」
清野佳紀様
「短時間正規勤務で働いている医師や看護師を年々増やしていくことも必要。やる気があって信頼されていれば短時間勤務であろうが、管理職につかせるのもいい。」
濵田久之先生
「わかりやすい柱を立てて達成していけば県からも予算がとりやすいのではないか。」
伊東センター長
「初年度でしたので、とにかくできることから手をつけていった。来年は働き方と介護に関わっていく可能性のある職員への対策に取り掛かりたい。」
次年度もみなさんのお役にたてるように精進していきます。
今後とも、メディカル・ワークライフバランスセンターにご協力をよろしくお願い申し上げます