次に病後児保育室「のんの」の見学、院内保育園の見学、二輪草センターにて立ち上げ時期の取り組みや今後の活動についてディスカッションしました。
病後児保育室「のんの」は、看護師宿舎の1階にありました。院内からは渡り廊下で繋がっていますが、施錠されているため出入りは宿舎玄関からとなります。宿舎隣に駐車場があるので、動線的には問題ないと感じました。病後児保育室「のんの」の平成24年度の登録者数は95名で、平成24年度2月までの集計で月平均8.9回の利用頻度とのことです。 院内保育園も保育園玄関前が駐車場、周囲に広い自然いっぱいの遊び場があり、北海道は土地が広くていいなぁと思いました。保育室はクッションフロアで柔らかく、床暖房、エアコン、空気清浄機など体調の悪いお子さんでも快適に過ごせる環境が整えてありました。また、子どもサイズの手洗い場、トイレや乳児から小学生まで楽しめるようにおもちゃや絵本、DVDも取り揃えてありました。
二輪草センターで推進員として活動されている間宮敬子麻酔科蘇生科病院准教授は、「第1回西予市おイネ賞事業」作文コンクールで特別賞を受賞されており、奨励賞を受賞した伊東センター長と同志のご縁で、今回のセンター見学を快諾していただきました
二輪草センター立ち上げ時は、特に参考にした先行大学病院があるわけではなく、すべてが旭川医科大学のオリジナルとして、いちから作りだしたそうです。夢が形になっていく感じで、会議を重ねるごとに参加人数も増え、出席するのが楽しみになるほどだったそうです。ですが、制度や支援に甘えることなく、常にフルタイム勤務に戻る姿勢、キャリア形成の意識づけも重要だということです。苦労した時期に支えてもらった恩返しとして、ロールモデルとして協力を惜しまない推進員の先生が集まると、より働きやすい環境づくりが円滑に整備できるのかなぁと感じました。
3月半ばというのに、長崎では見られない一面の銀世界で、驚きました
今回の見学を通して、次年度の活動の参考にさせていただくと共に、より一層みなさんの声を聴いて活動を邁進するパワーをいただきました
旭川医科大学二輪草センターを見学してきました【2】
2013年3月25日