前任の江藤看護部長の”子育て中の看護職員が集う場を作りたい”という想いを、副看護師長会のグループメンバーが2年をかけて温めて形にした企画「第1回パパママミーティング」が開催されるとのことで、9/15(火)見学させていただきました。
未就学児及び低学年児を持つ看護職員で、仕事と育児の両立を頑張っているパパとママを対象に実施され、19名の参加がありました。
まずは、萩原絹子看護部長から開催にあたっての経緯の紹介がありました。
昨年副看護師長会が行った看護部職員へのアンケート調査では、「子供との時間が取れないことへの罪悪感」「仕事も子育ても中途半端になっている気がする」 といった意見が多く出され、今回のパパママミーティングは、「子育て中の看護部職員の不安軽減」「ジレンマ解消」「仕事と家庭の両立を手助けする方法探し」を目的として開催されました。
現在長崎大学病院では、全看護師のうち約10%が、産休・育休・育児短時間勤務制を取得しており、 男性看護師の育休取得者も何名かいらっしゃるそうです。 最近では育休明けの復帰者も100%に近づいてきており、働きやすい職場への転換が進んできているのではないかとのことでした。
また、長崎大学病院では、ホスピレート「働きやすい病院」認定を受けていること、メディカル・ワークライフバランスセンターが、職員の働きやすい環境整備などを行っており、今年6月に開催された国立大学附属病院長会議において、 先駆的な取り組みを行っている部署として報告されたことを紹介してくださいました。
その後は、フリートークとなり、話題に困らないよう工夫されたしかけや、子育て時期に有用な情報も準備されており、主催者側の細やかな気遣いを感じました。
子育て中の方、子育てから手が離れた方、仲間みんなで知恵を出し合い、誰もが働きやすく、よりよい職場環境をに自分たちで改善していきたい、という看護部のみなさんの熱意が伝わってきました。
当日の様子は、看護部のホームページ(復帰支援)をご覧ください。(リンク許諾済)