保育サポートシステム 第2回スキルアップ研修会を開催しました
2015年12月3日

長崎県医師会  第2回保育サポータースキルアップ研修会

日時:平成27年11月27日(金)14時~15時45分
場所:長崎県医師会館 2階 救護室
講師:長崎市消防局警防課 担当職員
内容:「子どもの一次救命処置」

 すでに登録済みの保育サポーターを対象にスキルアップ研修会を開催しました。9名の方が参加し、子どもの救命処置の方法を学びました。
 子どもの事故の主な原因は、「けが」「溺水」「誤飲や誤嚥などの窒息」で、まわりの人が注意していれば防げる事故がほとんどだとのことです。子どもの場合は圧倒的に事故が多く、溺水や窒息が原因なので、まず呼吸が停止してしまいます。そのため、始めに人工呼吸2回、胸骨圧迫30回(1分間で100回のペース)の繰り返しを行う必要があるというお話でした。
 「子どもは人工呼吸で息を吹き返す可能性が高い。」という講師のお話を聞き、119番通報して救急車が到着するまでの8分間の時間の使い方が大切だと感じました。
  参加者からは「緊急を要することにならないよう、気をつけたいと改めて思いました。」や「救急のお話を聞くのは今回で4回目ですが、やはり年に1回は聞いておくと、記憶がしっかりしてきます。機会ある毎に、参加するのが一番ですね。」などの感想が届きました。
 今後も年1回は、救命処置の研修会を開き、子どもの安全に対しての意識を高め、もしものときのスキルアップにつなげていきたいと考えています。