キャリア支援のためのコンサルティング
結婚・妊娠・子育て・介護など、さまざまなライフイベントを迎えても医師としてのキャリア維持を目指す方や、休職中の方、復職を考えている方、ひとり親の方等へ、キャリア支援のためのコンサルティングを行っています。どんなご相談でも、まずはご連絡ください。
復職&リフレッシュトレーニング
わかりやすい講義やシミュレーションを通して医療現場で役立つ新しい情報をお届けする「復職&リフレッシュトレーニング」の開催告知と講義内容を紹介します。
講演会やセミナーなどの開催報告
各方面で活躍する講師を招いた講演会やセミナーなどの開催報告です。ぜひ、キャリア継続のヒントを掴んでください。
女性医師ネットワークづくり
長崎県内の女性医師の現況確認調査を行っています。
輝く卒業生インタビュー
リーダーとして活躍している長崎大学医学部卒業医師を紹介。医療、研究や社会活動など多方面での活躍を目指すキャリアの道しるべとしてご覧ください。
アカデミック キャリアアップへのアドバイス
長崎大学では、女性教職員の積極的な登用に取り組んでいます。長崎大学病院の女性医師のアカデミックキャリアアップのために、「准教授」と「講師」からのアドバイスと、「教授」からのメッセージをご紹介します。
リーダーとして活躍している長崎大学医学部卒業医師を紹介。医療、研究や社会活動など多方面での活躍を目指すキャリアの道しるべとしてご覧ください。
・あおばクリニック 前院長
センターでは、育児・介護等で休職中の医師や復職直後の医師を対象に、医療現場との気持ちの距離を縮めてスムーズな復職を促す「復職&リフレッシュトレーニング」を行っています。就労中の方も参加できます。トレーニング終了後に行う「パパ・ママドクターの意見交換会」では、復帰に向けての不安や悩みを解消したり、子育ての環境やサポート体制などを情報共有しています。
知識のアップデートや子育ての先輩と新米パパ・ママドクターの交流の場としてご利用ください。
これまでのトレーニングDVDを貸し出ししています。視聴ご希望の方は、DVD貸出番号をセンターへお知らせください。
トレーニングは、2012~2018年度までの7年間で29回開催しました。育児休業中の方以外にも、男女問わず、学内外勤務医・研修医・短時間勤務医・開業医の先生方など、累計232名の参加がありました。アンケートの受講前・後の気持ちの変化は、「すごく不安」31%→1%、「少し不安」57%→55%、「不安なく対応できる」6%→35%でした。
これからも、不安が軽減できて、復職への足がかりになるようなトレーニングを実施していきたいと思います。
<2018年度の参加者の声>
・理解できるか不安でしたが、無理のない内容で楽しく受講できました。
・育休中で、育児・家事中心の生活だが、復職に向けて気持ちの面でもいい機会になった。
・治療の目的、患者さんの思い、説明の際に注意すべきことなど、改めて考える良い機会になりました。がん治療は専門外ですが、すべての病気に通じることだと思いました。
・胸痛の患者さんに対する鑑別診断、ファーストタッチの際にするべき検査など再確認することができ、臨床に復帰する前に受講できて良かったです。
メディカル・ワークライフバランスセンターでは、これまでに行った「復職&リフレッシュトレーニング」と「キャリアアップセミナー」のDVDを貸出しています。
視聴希望の方は、「貸出番号」をセンターへお知らせください。
また、あじさいプロジェクトWebサイトのトップページに、東京女子医科大学の教育・学習支援プログラム(e-Learning)のバナーを設置しておりますので、ご利用ください。
リーダーとして活躍している長崎大学医学部卒業医師を紹介。医療、研究や社会活動など多方面での活躍を目指すキャリアの道しるべとしてご覧ください。
VOL.11 北村 理子 先生
・大村市医師会 理事
・北村理子クリニック皮ふ形成外科 院長
・大村看護高等専修学校 非常勤講師
【平成30年度 第3回復職&リフレッシュトレーニング 11/5(月)行いました!】
復職&リフレッシュトレーニングは、育児・介護等で休職・離職中の医師に医療現場との気持ちの距離を縮めてスムーズな復職を促すプログラムです。就労中の方も、知識をリフレッシュしたい方はご参加いただけます。
今回は【急性冠症候群~見逃してはいけない胸痛~】をテーマに開催しました。参加者は9名で、うち初参加は2名でした。大学院生1名、地域病院1名、育休中4名、休職中3名でした。
「医学部不正入試問題」に始まり、「働き方改革」「女性医師支援」に世間の注目が集まっていることなどから、今回のトレーニングが「女性医師の復職講習会」として、NHK長崎放送局よりTV取材が入り、放送されました。
復職&リフレッシュトレーニングのDVDを貸し出ししています。視聴をご希望の方は、センターまでご連絡ください。
急性冠症候群(ACS:acute coronary syndrome)とは、不安定プラーク破綻とそれに伴う血栓形成により生じる、不安定狭心症、急性心筋梗塞、虚血に基づく心臓突然死の総称です。診断のために、胸痛の特徴、心電図をみるときの注意点は、①まずST上昇の有無を確認、②キャリブレーションの確認、とのことです。短時間で結果のでる心筋バイオマーカーは有用であること、胸痛発症からの時間により治療の選択が異なることなどを教えていただきました。また、植込型補助人工心臓やTAVI(経カテーテル大動脈弁留置術)の最新の治療の映像を供覧しました。
<<参加者アンケートより>>
・胸痛をみた場合の対応について、知識の再確認ができました。
・理解できるか不安でしたが、無理のない内容で楽しく受講できました。
・胸痛の患者さんに対する鑑別診断、ファーストタッチの際にするべき検査など再確認することができ、臨床に復帰する前に受講できて良かったです。
トレーニング後の「ママドクター意見交換会」には、7名が参加してくれました。妊娠を契機に、一旦退職された先生が3名いらっしゃいましたが、みなさん、復職を予定しているとのことでした。保育園入所のことや、お子さんの発熱で頻回に呼び出されたこと、ワンオペ育児になりそうなこと、当直・日直について夫とのスケジュール調整がうまくできるかなど、復職前の不安を共有しました。いろんな場面に備えて、センターが行う両立支援「長崎医師保育サポートシステム」の活用をお勧めしました。
託児室では、育休中・休職中の方5名のお子さんをお預かりしました。
↑託児風景 ↑お迎えの様子
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