【平成28年度 第2回復職&リフレッシュトレーニング 9/30(金)開催しました!】
復職&リフレッシュトレーニングは、育児・介護等で休職・離職中の医師に医療現場との気持ちの距離を縮めてスムーズな復職を促すプログラムです。就労中の方も、知識をリフレッシュしたい方はご参加いただけます。
今回は【消化器内視鏡診療の最前線】をテーマに開催しました。参加は4名で、うち初参加は2名でした。全員学内からの参加で、育休中の方2名は、託児室をご利用になりました。残念ながら、お子さんの都合で、2名の方が欠席されました。
復職&リフレッシュトレーニングの講義を録画したDVDをレンタルしています。参加できなかった回で視聴をご希望の方は、センターまでご連絡ください。
第2回は、消化器領域での内視鏡を使った診断・治療についての講義でした。内視鏡機器の歴史から始まり、NBI拡大観察と、ヘリコバクター・ピロリの感染診断について、たくさんの画像を見せてもらいました。そして、早期癌に対するESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)と食道アカラシアに対するPOEM(内視鏡的筋層切開術)については、動画を使って説明していただきました。また、内視鏡検査時に問題となる抗血小板薬・抗凝固薬の休薬についてと、ESD治療後の出血に対する新しい治療法など、最新の情報を教授いただき、とても勉強になりました。
<<参加者アンケートより>>
・育休中のため長期間臨床から離れており、不安がありましたが、講義を受けてとても勉強になりました。
・拡大内視鏡がどのようなものかわかってよかった。たくさんの画像とわかりやすい説明でよかったと思います。
・たくさん動画をみせていただいてわかりやすかったです。ピロリ菌の除菌の必要性や内視鏡治療も今まで具体的にわからなかったことが少しわかってよかったです。
・ピロリ菌除菌や抗血小板薬の休薬についてあいまいになっている知識を再確認できてよかったです。