2017年キャリアアップセミナー第2回「統計入門」開催しました
2017年8月7日

【2017年キャリアアップセミナー第2回「超初心者のための疫学統計入門」8/4(金)開催しました!】

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第2回 「超初心者のための疫学統計入門」
講師:熱帯医学研究所 臨床研究部門 臨床感染症学 助教 鈴木 基 先生
日時:8月4日(金)18:30~19:30
会場:長崎大学病院 多目的研修室 奥(中央診療棟4階)

 第2回のキャリアアップセミナーは、ロンドン大学衛生熱帯医学校で途上国公衆衛生学修士号を取得され、長崎大学熱帯医学研究所の修士課程で統計・疫学などを指導されている鈴木基先生の講義でした。「超初心者のための疫学統計入門」というスライドで始まり、疫学統計の基本である、リスクとオッズで【数える】、リスク比とオッズ比とP値で【比べる】、さらにそれを【解釈する】ことについて、詳しく説明していただきました。米国CDCが提供している無料ソフトEpiinfo7を使って簡単な統計計算をしながら、演習を解くことで、解析・解釈の考え方を掴むことができました。
 これまで「P値が低いことで、有意差があると解釈していたことが、実は正しい解釈ではない」ということを初めて知りました。非常にわかりやすい講義で、「また来年も鈴木先生に教えていただきたい」という声が挙がりました。週末のためか、当日参加1名を含め参加者は11名でした(欠席8名)。
 欠席された方や鈴木先生のご講演に関心をお持ちの方は、DVDでレンタル視聴できますので、センターまでご連絡ください。(スライドは除く)。


↑講師:熱帯医学研究所 臨床研究部門 臨床感染症学 助教 鈴木 基 先生

icon_razz.gif<参加者アンケートより>
・統計学が身近なものに感じられた。実際の職場で実用してみようと思った。身の回りの数字で試してみたい。非常にわかりやすかったです。
・大変わかりやすいお話しでした。系統立てて更に講義していただきたいと思いました。
・わかった気になっていた統計の基本を復習できました。


↑キャリアアップセミナーを受講している間、「イブニングシッター」をご利用いただき、2名のお子さんをお預かりしました。