平成30年度 復職&リフレッシュトレーニング「乳がん」を行いました
2018年9月12日

【平成30年度 第2回復職&リフレッシュトレーニング 9/10(月)行いました!】

復職&リフレッシュトレーニングは、育児・介護等で休職・離職中の医師に医療現場との気持ちの距離を縮めてスムーズな復職を促すプログラムです。就労中の方も、知識をリフレッシュしたい方はご参加いただけます。

今回は【乳がん~先生、胸にしこりがあるんですけど~】をテーマに開催しました。申込は7名でしたが、参加者は5名で、うち初参加は4名でした。地域病院から2名、学内から2名、休職中1名でした。

icon_exclaim.gif復職&リフレッシュトレーニングのDVDを貸し出ししています。視聴をご希望の方は、センターまでご連絡ください。


↑講師の乳腺・内分泌外科 久芳 さやか先生

近年、本当に患者さんが増えている「乳がん」についてのお話でした。がん治療の目的とはなにか、患者さんの立場になると、医師にどのような説明を求めるかなど、グループディスカッションの場も設けられました。乳がんの治療法は複数あり、その選択については、患者さんに正しい知識を理解したうえでの判断をしてもらう、医師もその選択に納得することが必要だと話されました。20代、40代、70代の患者さんでは、生活背景が異なり、優先したい希望が異なるため、個々の患者さんに寄り添った治療を行う必要があると話されました。

  

 

<<参加者アンケートより>>
・とても興味深かったです。
・患者さんに寄り添ったEBMを実践できるようになりたいと思いました。検診の場でも、必要以上に恐がらせることのないよう心がけたいと思います。
・治療の目的、患者さんの思い、説明の際に注意すべきことなど、改めて考える良い機会になりました。がん治療は専門外ですが、すべての病気に通じることだと思いました。

トレーニング後のママドクター意見交換会には、講師の先生を含め6名に参加していただきました。保育園の話、シッター・サポーター・学会託児の話、大学院生の研究と育児の両立についてなど、お互いの不安に思っていることに対して、コメントやアドバイスが飛び交いました。


icon_redface.gif託児室では、休職中の方1名のお子さんをお預かりしました。

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