第2回美と健康セミナー(全3回) 骨粗鬆症
2014年9月11日

~健やかに、美しく活躍したい女性医師の皆さんのためのセミナーです~
働く女性にうれしい身体ケアの最新知識を、全3回シリーズでお届けします。
これから元気に活躍するためのビジョンについても、一緒に学び合いましょう!

「イキイキ働く女性医師のための美と健康セミナー」
最終回は11月20日(木)を予定しております。
女性の心を掴んで、元気な女性が参加し、毎回大変盛り上がっていますicon_lol.gif

日時:2014年9月11日(木)19:00~20:00
場所:長崎大学病院新中央診療棟1階 放射線部カンファランス室
座長:松本 智子先生
講演1講師:伊藤 有里子先生
講演2講師:玉井 慎美先生
無料託児室あり
対象:女性医師
共催:長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンター、中外製薬株式会社、長崎県医師会


座長:松本 智子先生 あじさいクリニック院長


講演1講師:伊藤 有里子先生 岡崎整形外科医院

講演2講師:長崎大学病院第一内科 革新的予防医科学研究教育拠点 予防医科学研究所 講師

今年度の第2回は、「骨粗鬆症」をテーマに、整形外科と内科の先生からお話を伺いました。参加女性は10名で、講演後の情報交換会は少ない人数ながら盛り上がっていました♪♪

 講演1は、整形外科サイドからで、がん検診と比べて、検診受診率が少ない骨粗鬆症、命にかかわる疾患だと思われていないことが問題のひとつのようです。ところが、事実は生命予後にも大きく関係することが示されました。骨粗鬆症→骨折→寝たきりにならないために、10代からはバランスの良い食事と運動、40代からは、日常生活に運動を取り入れ転倒しない体をキープすると良いそうです。グランドでのウォーキング、背筋運動、開眼片足立ち体操、スクワットなど・・・やってみようと思いました。
 講演2は内科サイドからで、関節リウマチの患者さんは、その病気自体が骨粗鬆症になりやすく、ステロイドの使用・閉経・ステロイド性糖尿病などの要因が加わり、さらに骨粗鬆症になりやすく、骨折のリスクが高まるそうです。2014年版の治療ガイドラインを示されて、ステロイドによる骨量・骨質の低下を防ぐ考え方を教えていただきました。

<参加者の感想icon_exclaim.gif
・同じthemaでも他科の先生のお話が聞けるのが新鮮です。充実した時間に感謝申し上げます。
・骨粗鬆症の基礎的な話と専門的なRA(ステロイド骨粗鬆症)の話で両方とも興味深かったです。内科的な話は専門外の私にとっては少し難しかったです。
・わかりやすく、勉強になりました。