平成27年度 第4回復職&リフレッシュトレーニングを開催しました
2015年9月30日

【平成27年度 第4回復職&リフレッシュトレーニング 9/28(月)開催しました!】

復職&リフレッシュトレーニングは、育児・介護等で休職・離職中の医師に医療現場との気持ちの距離を縮めてスムーズな復職を促すプログラムです。就労中の方も、知識をリフレッシュしたい方はご参加いただけます。

今回は【急変時の対応―BLSと基本的な考え方―】をテーマに開催しました。定員8名でしたが、参加は5名で、うち初参加は3名でした。地域病院から1名、学内から2名で、育休中の方2名でした。

icon_idea.gif 復職&リフレッシュトレーニングの講義を録画したDVDをレンタルしています。参加できなかった回で視聴をご希望の方は、センターまでご連絡ください。

 
↑講師の山下和範先生

今年度、第4回目の復職&リフレッシュトレーニングは、毎年計画、実施してきた「急変時対応」です。
今回も救急医療のエキスパートである、救命救急センター副センター長の山下和範先生にトレーニングしていただきました。
緊急事態に遭遇したら、緊急対応システムを稼動=長崎大学病院内であればハリーコールを要請して、迅速なCPR=胸骨圧迫を行い、AEDによる迅速な除細動を行うことが大事だということです。バイスタンダーCPRの有無で生存率に差が生じ、AEDの普及により、心原性心停止患者さんの生存率は改善されています。みなさんの生活行動範囲のどこにAEDが設置されているか、一度確認してみると良い、と話されました。
シミュレーターを用いて、意識の確認、呼吸の確認、胸骨圧迫、AEDの使用、BVMを用いた換気などを実践し、山下先生よりコツを教えてもらいました。久しぶりにCPRを行い、初めてAEDを触ったという参加者が多く、良いトレーニングとなりました。

 

 <<参加者アンケートより>>
・受講したくてもなかなか腰があがらないので、直接メールでお誘いいただき、良かったです。託児も利用でき、ありがとうございました。
・久しぶりの胸骨圧迫で緊張しました。すでに臨床では実践する機会がないので、いつの日かバイスタンダーCPRができるといいと思いました。

 
↑託児室では、1歳未満のお子さんを3人お預りする予定でしたが、トレーニング当日にお子さんの発熱により欠席されました。
欠席された場合でも、講師の先生よりご了承いただけた回は、ハンドアウト資料を後日郵送でお配りするように対応しておりますので、お気軽にお申し込みください。icon_razz.gif