平成27年10月17日(土)、長崎大学皮膚科学教室が主催の「第67回日本皮膚科学会西部支部学術大会」にて開催された、「キャリア支援委員会」企画の「メンターによるメンティの相談会であなたのキャリアを考えてみませんか?」に参加しました。
「キャリア支援委員会西部支部協力委員」で、当センターの「ワークライフバランス推進員」でもある皮膚科富村沙織医局長からお勧めがあり、見学してきました。
(南副センター長所感)
今回の参加者は多かったそうで、西部支部地区からのメンティー14名、メンター16名で、計8テーブルに分かれた相談会と、お2人の先生のご講演が行われました。メンティーは、皮膚科学会「キャリア支援委員会」に所属する各大学医局の支援委員や協力委員の先生が、若い先生に声をかけて参加を促したり、自発的に参加したりするようですが、メンティー・メンターともに男性も女性も参加されていて、いろいろな考え方や経験談が私も加わったテーブルでも話に挙がっていました。家庭内家事分担や、複数主治医制、専門医取得は目標ではないこと、入院患者さんを担当すると毎日経過を観察できることなど・・・メンターからの多彩な指導・助言があり、30分×2回の相談時間は、あっという間に終わった印象でした。同じ専門領域の、組織外のメンターに対して、相談しやすい雰囲気を感じました。
皮膚科学会では、所属する女性医師が増加している一方で、早期の退局・離職もあり、「働き続けよう!=キャリア継続」「どんな皮膚科医になりたいか?良い皮膚科医になろう!=キャリア形成」という呼びかけで啓発活動をされていました。委員会の先生方がとても積極的に活動されており、このような有意義な会が開催されているのだとわかり、長崎大学病院でも、各医局・部門のワークライフバランス推進員の先生方と連携して、もっと頑張らなければと思いました。このような機会をいただき、富村医局長に感謝申し上げます。
日本皮膚科学会「メンターによるメンティーの相談会」を見学しました
2015年10月19日