2023年12月1日

「長崎医師保育サポートシステム」は、育児支援を必要とする医師と、
保育サポーター(子育ての援助ができる方)のマッチングをコーディネーターが行い、
県内の子育て中の医師の仕事と育児の両立や就労継続を支援しています。

保育園・幼稚園・学童へのお迎えや習い事の送迎などのサポートも行っており、
保育サポーターが車にお子さんを乗せる際に、チャイルドシートやジュニアシートを使用しています。必要な場合は保育サポーターへ貸出をしていますが、送迎のニーズが増加し、数が不足しています。

まだ使えるチャイルドシートを処分するのはもったいないな…
誰かのために役立てられないかな…

icon_razz.gifご自宅に眠っている、破損や大きな汚れのないチャイルドシート・ジュニアシートがありましたら、ぜひ、メディカル・ワークライフバランスセンターへお知らせください!!

2023年10月26日

県内の子育て中の医師の育児支援(一時預かりや送迎など)を行う「保育サポーター」を募集するため、DVD視聴による説明および研修を個別に行います。

ご自身の子育て経験や保育士などの資格を活かしたい!両立に苦慮する医師家族を応援したい!と思ってくださる方のご参加をお待ちしています。

2022年度は利用医師40名、活動した保育サポーターは65名でした︕
<活動保育サポーターの声> 保育サポートシステム通信2022年度号から抜粋
●週1回、医師宅で1歳2か月の双子ちゃんのお世話と家事支援をしています。まず、お掃除を済ませ、その後先生が買い物の間、双子ちゃんの見守りをしています。生後2か月の頃からサポートしていますが、最近はとても活発に動くようになり、上のお子さんと一緒に仲良く遊んだり出来るようになった姿を見ていると、とても微笑ましい気持ちになります。大切なお子さん達をお預かりするという緊張感は常にありますが、可愛いお子さん達との楽しい時間を大事にし、日々成長していく姿を見守りながらサポートできることに感謝しています。
●お子さん2人を学童と幼稚園にお迎えに行き、医師宅にて先生がご帰宅されるまでの保育を行っています。先生がお休みの日以外は、ほぼ毎日サポートしていますので、お子さん達とはすっかり馴染み可愛いです。お子さん達からは、お仕事を頑張っているパパとママが大好きである様子がひしひしと伝わってきます。
●今年の春からサポートを担当しています。5歳のお子さんの幼稚園のお迎え、習い事の付添い、家では夕食作りやお掃除などもお手伝いしています。明るくキュートで人懐っこいお子さんと、かわいいワンちゃん達、温かなまなざしで接してくださる先生方に救われこの貴重な時間を過ごさせてもらっていることに感謝しています。

 ↑画像をクリックください。(※通信は2月発行のため2022年度実績は途中経過)

icon_lol.gifぜひ、子育て支援の活動に力を貸してくださるようなお知り合いの方に、開催をお知らせください♪

長崎医師保育サポートシステム
DVD視聴による説明&研修(個別対応)開催!
《日時》
第1回: 6月27日(火) 9:30~11:30 または 14:00~16:00
第2回: 8月22日(火) 9:30~11:30 または 14:00~16:00
第3回:11月21日(火) 9:30~11:30 または 14:00~16:00
※上記以外も、随時受講可能ですので、ご希望の日時をお知らせください。
《場所》
長崎大学病院 または ご自宅での受講(DVDを郵送で貸出します)

↑画像をクリックください。

◆DVD視聴内容
・システムの概要説明
・研修①「子どもの心理的サポート」
吉田 ゆり先生
長崎大学ダイバーシティ推進センター 前センター長
長崎大学教育学部 教授
・研修②「こどもの応急処置~病院へ連れていく前に~」
長谷 敦子先生
長崎大学病院医療教育開発センター
長崎外来医療教育室 室長・教授

※説明・研修用DVDにてシステムの詳細をご確認後、保育サポーター登録の可否を決めていただいて構いません。
※登録をご希望の場合は、受講当日に登録面談を行うこともできます。詳しくは、センターまでお問い合わせください。

申込方法 電話またはメールにて、
お名前(ふりがな)とご希望の日時をお知らせください。
※メール申込の方には、申込受理の返信メールを送ります。
数日経っても返信がない場合は、お手数ですが、センターへお電話ください。

<お問い合わせ先>
あじさいプロジェクト事務局
長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンター コーディネーター:山下
お問い合わせフォームはコチラ
長崎医師保育サポートシステムの詳細はコチラ
活動報告はコチラ

2023年10月25日

「長崎医師保育サポートシステム」は、育児支援を必要とする医師と、保育サポーター(子育ての援助ができる方)のマッチングをコーディネーターが行うことで、県内の子育て中の医師の仕事と子育ての両立や就労継続を支援します。

【2023年活動実績】 2023/4/1~2023/9/30

<新規登録>
・医師      11名
・保育サポーター 19名

<登録状況>
・医師       64名(うち2023年度の利用医師 39名)
・保育サポーター 256名(うち2023年度の活動保育サポーター 63名)

<主な活動内容>
◎サポートの頻度は定期(週1回~週6回)または不定期など、幅広く対応しています。
◎サポート時間は平均で1回2時間程度の利用が多いです。
・保育園、幼稚園、学童等へのお迎え+その後の保育 376回
・医師宅やサポーター宅での保育          347回
・その他(外遊び、外出先や行政施設での保育等)  246回
・保護者在宅中の家事支援や沐浴の補助、
保護者が家事をしている間の保育         235回
・送迎のみ(保育園、幼稚園、学童、習い事、塾等) 217回
・病児保育(医師宅での病児保育等)          9回
★                上半期合計 1,430回

icon_lol.gif2014年からシステム運用を開始しましたが、今年6月の活動回数は277回となり、単月の回数としては過去最多を記録しました。
習い事の送迎や、家事支援などの定期利用も増えています。

<利用医師の声>
●ベビーシッターやヘルパーなどは利用したことがなく、はじめは不安でしたが、こちらの希望に的確に応えてくださり、本当に助かっています。仕事との両立に葛藤することが多い中で、子どもとゆっくり過ごす時間を確保でき、家族全員の幸福度が上がりました。子どもにとっても親以外の大人との関わりが増えることで、得るものが多いと感じます。

●第1子出産後の復職に際し、登録は済ませたものの、なかなか利用に踏み切れずにいました。そんな中で第3子を出産し、復職する際は夫がほぼ単身赴任の状況になったため、思い切って利用を開始しました。週1回、保育園のお迎えとその後の保育で1時間程度の利用ですが、それでもすごく楽になりました。保育園へ急いでお迎えに行かなければと、時間が近づくと気持ちに余裕が無くなっていましたが、今は頼んでいる日は安心して仕事をすることができます。今後も引き続き利用したいと思います。

icon_lol.gif登録料無料キャンペーン実施中!
2023年10月~2024年3月までに「長崎医師保育サポートシステム」に新規登録し、「当直中の育児支援」を利用すると、システム登録料(2,000円)が無料になります!
対象は長崎大学病院に勤務する子育て中の医師で、長崎医師保育サポートシステムを利用して、当直業務を行うと、「当直中の育児支援」の補助が受けられます。(要件あり、期間限定)

icon_lol.gif子育て中の医師を応援してくださる保育サポーターさんを募集しています。
子育て支援の活動に力を貸してくださるようなお知り合い・ご友人・ご近所の方に本システムをご紹介ください。
佐世保市・島原市・壱岐市・新上五島町で活動できる方を大募集中です!
個別にDVD視聴による説明・研修を行っています。

お問い合わせや資料請求は、お気軽にコチラからお申込みください。

長崎医師保育サポートシステムの詳細はコチラ 活動情報はコチラ

※お問い合わせ先
長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンター
長崎医師保育サポートシステム コーディネーター:山下
E-MAIL:info01アットマークnagasaki-ajisai.jp
(「アットマーク」を「@」に換えて下さい)

2023年10月2日

icon_lol.gif長崎大学病院で当直業務を行う子育て中の医師には「当直中の育児支援」があります!

icon_exclaim.gif「長崎医師保育サポートシステム」登録料無料キャンペーン開催
育児支援を活用してみると、日々の生活にゆとりができると好評です。お得な期間にぜひお試しください。
●条件:2023年10月から2024年3月までに「長崎医師保育サポートシステム」へ新規登録し、「当直中の育児支援」を利用すると、システム登録料(2,000円)が無料
●対象:長崎大学病院に勤務する子育て中のすべての医師
※パートナーが主婦・主夫でも利用可能
協賛:長崎大学医師会

icon_idea.gif「当直中の育児支援」
「当直中の育児支援」をご利用の際は「長崎医師保育サポートシステム」への登録が必須です。
当直に係る育児支援について「長崎医師保育サポートシステム」を利用した場合に、保育サポーターへ支払った報酬・実費(交通費など)が補助されます。
※補助額には上限があります。
システムへの登録は年度更新とし、年度末に翌年度の登録確認を行います。
新規登録または更新登録にあたり、下記のシステム登録料がかかります。
●  4~9月に新規登録、または更新登録 3,000円/年度(税込)
●10~3月に新規登録          2,000円/年度(税込) →2023年度期間限定で登録料無料キャンペーン実施中

受益者が負担するシステム利用料の一部を補助する支援を行うことで、キャリア形成期と重なる子育て中の医師の経済的負担感を軽減します。
またシステムを活用し、子育ての共有を推進することで、医師が仕事と子育ての両立に苦慮することなく、変わらず意欲的に仕事に取り組める体制を整えます。
日直や宿直を再開しようとステップアップを考えている医師、現在の当直回数の増減や維持のために、該当する医師へ「当直中の育児支援」の利用を推奨ください。

<利用医師の声>
まずは休日の日直から再開してみようと利用しました。普段から「長崎医師保育サポートシステム」を利用し、子ども達も保育サポーターさんにはすっかり懐いていますので、休日も安心してサポートをお願いできました。休日の日直の場合、わりと自分の時間も確保できるので、普段は平日の診療業務の合間に少しずつしかできない大学院の研究も集中して進めることができました。大学病院に勤務し、診療・研究・子育てを両立させるのは子どもが小さいうちはなかなか困難ですが、このような支援がある事で、産後の仕事復帰やさらなる活躍につながると思います。私自身もこれを機に、日直さらに当直も少しずつ再開していきたいと思います。(女性医師)
「当直中の育児支援」を知り、早速利用しました。以前より保育サポーターの方には子ども達をすごく可愛がっていただき、大変助かっておりました。当直日に関わらず週1~2回程度お世話になっておりましたが、今回、当直と重なった日に利用し、費用面でも大変助かりました。「当直中の育児支援」の利用で更に「長崎医師保育サポートシステム」を利用する回数も増やしやすくなりますし、今後も当直の際は利用したいと考えております。(男性医師)
「当直中の育児支援」サービスを利用する前は、私の当直時の妻の負担が大きかったのですが、利用するようになってからは時間的にも心理的にも負担が減って、子ども達と向き合う時間が増えました。(男性医師)

icon_razz.gifご家庭の諸事情等、多様な考え方・価値観により当直再開のタイミングが個々で異なることは、尊重し合いましょう。当直と子育ての両立を目指す医師を、センターは応援します!

2023年9月8日

2023年度 保育サポーター 日頃スキルアップ研修会

日  時:2023年9月4日(月)14:00~16:15
場  所:長崎県医師会館 2階 救護室
講  師:日本赤十字社 長崎県支部 樺山 智子 氏
テ ー マ  :「乳幼児の一次救命」
参加人数:10

はじめに「長崎医師保育サポートシステム」の共同推進団体である長崎県医師会の瀬戸牧子常任理事よりご挨拶がありました。
「保育サポーターさんが心の支えになり、子育て中の医師は安心して仕事を続けることができているんですよ。」と参加された保育サポーターさんへ日頃からの感謝と励ましの言葉をいただき、研修会がスタートしました。


↑瀬戸牧子常任理事 お孫さんが保育サポーターさんにお世話になっていると紹介

日本赤十字社長崎県支部の樺山智子氏を講師にお迎えし、幼児安全法短期講習「パパママ子育て教室」と題して、乳幼児の一次救命について実践を交えて教えていただきました。

まずは、座学で子どもの成長発達と事故の予防について学びました。乳幼児の成長発達段階ごとの特徴と注意すべき事故や、ケガをしてしまった場合の応急処置の方法を、わかりやすく解説いただきました。
次に、誤飲・誤嚥の事故について教えていただき、参加者全員で乳児・幼児の人形を使い、気道異物除去法を実践しました。

↑気道異物除去法(背部叩打法)を行う様子

0歳児が不慮の事故で亡くなる場合の死因の9割が、誤飲・誤嚥による窒息ということです。呼吸が無い場合は、胸骨圧迫、人工呼吸を行います。胸骨圧迫30回に対し人工呼吸2回を交互に繰り返します。胸骨圧迫は1分間に100回~120回の速さで、胸の厚さ1/3程度沈む強さで行います。
1.安全を確認 2.呼吸・意識など反応の確認 3.大声で応援要請 119番通報とAED依頼 4.胸骨圧迫・人工呼吸 5.AED使用
1.~5.までの一連の流れを実践しました。もしもの時に、躊躇することなく「とっさの行動」がとれるか、がポイントです。

icon_exclaim.gif感染対策として人工呼吸を省略してもよいですが、救急車到着まで胸骨圧迫を絶え間なく繰り返すことが、救命率UPの鍵!

 
↑救命中は、携帯電話のスピーカー機能を利用し、119番の通信司令員の指示通りに落ち着いて行動しましょう

「1人で救命処置を行わないといけない場合は孤独で不安になると思いますが、119番にかけたら電話は切らないでください。電話越しに指示や声かけをしてくれます。『ひとりじゃない』状態が大事です。」という樺山氏の言葉が印象的でした。

icon_lol.gif <参加者の声>
●実際に心肺蘇生を行って勉強になりました。現実に起こらないことを願いますが、実際に体験したことが、もしもの時に役立つと思います。忘れないように、たまに思い出すことも必要だと実感します。
●実技もあり実際にやってみたので、良く理解できました。お話しもとてもわかりやすかったです。少し安心できました。子どもさんをお預かりする勇気が少しできました。
●子どもの事故には色々なケースがあることを改めて実感しました。どの場合も対処法を理解し、実践できれば軽症ですむ、また命を救うことができると実感しました。救命方法を練習し、実際に行動できるか不安ですが、役に立つだろうなと思います。

icon_idea.gif今回受講できなかった保育サポーターの皆様には、総務省消防局が一般市民向けに提供している「応急手当WEB講習」を紹介しました。

●長崎医師保育サポートシステムの詳細はこちら

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