2014年9月29日

日時 :平成26年9月26日 (金) 14時~16時
場所:日 本医師会館 大講堂

議事
1、日本医師会の女性医師支援に関する取り組みについて
  日本医師会常任理事 笠井 英夫氏

2、事例発表 (発表各15分×4、 報告 10分)  
  ①長崎大学の取り組み
  長崎大学男女共同参画推進センター センター長
  長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンター センター長 副学長/教授 伊東昌子
  ②奈良県立医科大学の取り組み
  奈良県立医科大学微生物感染症学 講師
  奈良県立医科大学女性研究者支援センター コーディネーター 水野文子 先生
  ③東京医科大学の取り組み
  東京医科大学医師・学生・研究者支援センター長 教授 大久保ゆかり 先生
  ④『全国医学部におけるワークライフバランスの取り組み ~小児科学会主催アンケート調査より~』
  日本小児科学会男女共同参画委員会委員 福典なおみ 先生
  ・(報告)「女性医師支援に関するアンケー ト調査」 (大学) について
  日本医師会女性医師支援委員会委員 高橋克子 先生

3、意見交換

ワークライフバランス推進員を務めていただいている谷川輝美先生が、伊東センター長と共に出席された日本医師会の会議報告をしてくださいました。

icon_razz.gif<長崎大学病院産婦人科 谷川輝美 先生より>
病院長から任命され、ワークライフバランス推進員をしている産婦人科の谷川です。2014年9月26日に東京の日本医師会の大講堂で行われた「大学医学部・医学会女性医師支援担当連絡会」に参加する機会を頂きました。長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンターのセンター長である伊東昌子先生をはじめ上記の先生方が事例発表や報告などを行いました。
 今回の伊東先生の発表を聞いて、長崎大学は全国的にみても先進的にワークライフバランスに取り組んでいるという事がよくわかりました。最後の全体的な質疑応答でも、今からワークライフバランスに取り組む予定の大学から伊東先生に多くの質問がありました。懇親会でも、伊東先生は多くの先生方に囲まれてたくさんの質問を受けていました。長崎大学がワークライフバランスに積極的に取り組んでいる事をとても誇らしく思いました。また、私も推進員として頑張らねばと気持ちを新たにしました。

 奈良県立医科大学ではパワーハラスメントの対策にも力を入れていて、ハラスメントにより研究を継続できない職員に対して“シンビオティックラボ”という緊急避難場所を提供して研究継続を支援しているそうです。また、院内で対処できないような問題は外部のNPO法人に相談しているそうです。ハラスメントに対する積極的な取り組みが印象的でした。
 東京医科大学の発表では、研究者とワークライフバランスに関するアンケート調査によりライフイベント(育児や介護など)のため時間に制限のある研究者(主に女性)は、筆頭論文などの業績が少ない傾向にあったが、携わった研究の件数には大きな差がなく、論文執筆の時間がとれていない可能性が示唆されました。また、学生教育を主に担当していることが調査からわかったそうです。時間がない中で、できる業務を担当していることがアンケート調査から見えてきました。設立当初は組織名が女性支援という言葉が含まれた名称だったのですが、全ての職員のワークライフバランスを支援することが結局はライフイベントを持つ女性職員を支援することになるため、現在は「医師・学生・研究者支援センター」となったそうです。私も女性支援という言葉に以前から違和感を持っていました。ライフイベントは女性だけではなく、男性にも起こり得ることなので全ての職員を支援する必要があると思います。このお話にはとても共感しました。
 まだまだ課題はたくさんあると思いますが、全国的にワークライフバランス支援の取り組みが広がっているのを実感できて嬉しく思いました。医師に関していうと、医師のワークライフバランスは患者さんへよりよい医療を提供することにも繋がると思うので、これからも積極的な取り組みが必要だと思いました。

 


長崎県医師会第2回保育サポートシステム・保育サポーター研修会

日時:平成26年9月25日(木)午後2時30分~午後5時00分
場所:長崎県医師会館 3階 大会議室

講演
1、保育サポートシステム概要
  長崎県医師会常任理事 上戸穂髙
2、子どもの心の発達
  長崎大学保健・医療推進センター カウンセラー 富永ちはる
3、子どもの病気とホームケア
  出口小児科医院 院長 出口貴美子

第1回と同様に約80名の新たな方に参加していただきました。今回は、諫早市や大村市、北松浦郡から来られた方もいらして、多くの方が関心を持っていることを実感しました。県民のみなさまと一緒に安心・安全なシステムで地域医療を支えていきたいと思います。

【保育サポートシステムとは?】
「長崎県地域医療再生臨時特例基金事業補助金」の一環として、長崎県医師会と長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンターが共同で”長崎県医師会保育サポートシステム”を設置し、運営するものです。
育児支援を必要とする子育て医師に対して、コーディネーターがそれぞれのニーズに沿った保育サポーターの情報提供・紹介を行うことを目的としています。迅速かつ細かい要望に対応するために、長崎県医師会と長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンターにコーディネーターを配置。本事業により、子育て中の医師が就労継続でき、少しでも医師不足の解消にもつながることで、長崎県の医療に貢献できると期待しています。
まずは、モデルケースとして当面は長崎大学病院の医師が対象となります。

2014年9月26日

九州大学病院きらめきプロジェクトが発行されている『きらめき通信』の中で、
”他大学の取り組み”を紹介するコーナーがあり、
長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンターの「あじさいプロジェクト」の活動を紹介していただきました。

『きらめき通信』バックナンバーはコチラ

九州大学病院きらめきプロジェクトは、出産・育児・介護・自身の病気などのためにこれまでキャリアを中断していた医師・歯科医師が、このような人生のイベントを抱えながらも九州大学病院で働き続けることができる環境を整備することを目指されているそうです。
きらめきプロジェクト概要などはコチラ

同じような職場として、記事を拝読し、大変勉強になりました。
このような交流の機会を作っていただき、ありがとうございました。


長崎県医師会保育サポートシステムでは広報活動の一環として、
「保育サポートシステム通信」を発行することにいたしました。
当システムの活動報告とサポーターや子育て中の医師にとって、有益な情報を提供し、よりよいシステムにしていくための情報交換の場になればと考えております。
ぜひ、ご一読ください。

2014年9月25日

「メディカル・ワークライフバランスセミナー2014 ~仕事と介護の両立を考える~」

開催日時/平成26年10月29日(水)18:30~20:30
会場/長崎大学 良順会館「ボードインホール」
    〒852-8523 長崎市坂本1-12-4(長崎大学医学部内)
    ※会場に駐車場はございませんので、最寄りの公共交通機関をご利用ください。
主催/第一三共株式会社
後援/長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンター
     長崎大学男女共同参画推進センター


《特別講演Ⅰ》
座長/春回会長崎北病院 病院長 佐藤 聡先生
「アルツハイマー型認知症患者の周辺症状と介護負担度-認知症治療薬(NMDA受容体拮抗薬)の効果-」
講師/医療法人厚生会 道ノ尾病院 副院長 芹田 巧先生

《特別講演Ⅱ》
座長/長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンター 教授 伊東 昌子センター長
「仕事と介護の両立のために ~事前の心構えと両立マネジメントの基本~」
講師/中央大学大学院 戦略経営研究科 教授 佐藤 博樹先生

対象は主に、長崎県内で医療に従事される皆様、長崎大学・病院職員です。
ワークライフバランス(仕事と生活の調和)研究の第一人者である、中央大学大学院戦略経営研究科・佐藤博樹教授と、道ノ尾病院・芹田巧副院長を講師にお招きします。佐藤先生には、昨年のご講演が好評につき、今年度もお越しいただき、働く人が、家族の介護に直面した場合どう対応すればよいのか、事前の心構えや必要な知識を教えていただきます。芹田先生には、アルツハイマー型認知症患者とご家族に寄り添って得られた調査をご報告いただきます。
誰にでも訪れる介護の問題について、有用な情報を得られる大変貴重な機会です。皆様のご参加をお待ちいたしておりますicon_redface.gif

icon_idea.gifチラシ(PDFファイル)ダウンロードはコチラ

託児あり(ただし10月22日(水)までに下記託児申込書にて事前予約が必要です)
icon_idea.gif託児申込書ダウンロードはコチラ

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