2018年3月8日

平成29年度 第2回医療勤務環境改善セミナー

日時: 平成30年3月6日(火)
会場: 長崎県庁新庁舎1階大会議室A
対象: 医療機関の長及び管理者、その他関係者
主催: 長崎県医療勤務環境改善支援センター
テーマ:【人】が集まる病院を目指して

講演Ⅰ: 「長崎県内病院の医師の両立支援状況~2017年6月調査結果より~」
長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンター 副センター長 南 貴子

<講演Ⅰの内容>
県内の医療機関の院長、事務長、看護部長等の関係者が集まったセミナーでした。
当センターが2013年から毎年県内病院に依頼している「医師の両立支援状況調査」の2017年度の結果と、課題、今後の提案などについて話しました。

 この数年間で、「ワークライフバランス」という言葉を知らない割合が1%台となり、ワークライフバランス施策を重視していると思わない=重視していない割合は0%になり、意識は変わってきているが、病院にとって負担が大きいと感じる病院は10%未満で存在していることを報告しました。

 男性の家事・育児参加の奨励を行っている病院は少ない現状です。長崎大学病院の男性育休取得人数や、実際に取得した職員の「とって良かった」という感想を紹介し、今後男性スタッフから希望があった場合には、イクボスとして受け入れてほしいとお伝えしました。

 また、子育て中の女性医師の県内分布図を示し、県北以外の全医療圏に子育てしながら働いている女性医師がいること、子育て中の医師の環境と、両立支援に重要と言われている3点セット(院内保育、院内病児保育、柔軟な勤務制度・短時間勤務制度)の現状と課題について話しました。大阪府医師会で発表された基幹型研修病院での上記3点セットの整備状況と、長崎県内の新鳴滝塾の病院の整備状況を比較してみると、長崎県において圧倒的に整備不十分なのは、「病児保育室」であることがわかりました。「院内」病児保育は、少人数を対象とすれば、大がかりではない設備で設置可能であることも説明しました。長崎県内の病院で、院内保育・院内病児保育を充実してほしいこと、また、保育サポーターの導入を検討してほしいことを提案して終わりました。

<講演Ⅲの内容> 
 講師である小倉第一病院の中村秀敏先生のお話しは、中小病院でのスタッフの集め方、育て方、定着させ方についてなど、とても有意義な内容でした。スタッフからも患者さんからも愛される病院づくりを頑張っていらっしゃる院長先生でした。

2018年3月5日

長崎県医師会 保育サポータースキルアップ研修会

日 時:平成30年3月2日(金)13:30~15:00
講 師:長崎市消防局警防課職員
場 所:長崎県医師会館 2階 救護室(和室)
内 容:「子どもの救急救命」
参加者:サポーター10名、センタースタッフ2名、コーディネーター1名

<長崎県医師会 岸川コーディネーターからの報告>
「誰しも目の前で人が倒れたらパニックになります。救急車を呼ぶだけで精いっぱいかもしれません。しかし、救急車が到着するまでの約9分間(長崎市の場合)、その場にいる人が蘇生法をほどこすことができれば、助かる可能性が大きくなります。」そう語る講師のことばが胸に響いたのでしょう。参加者は実技演習も質疑応答も積極的でした。「物をのどに詰まらせた時は?」「おぼれた時は?」など具体的な場面を想定した質問もあり、講師はひとつひとつに実演を交えながら回答してくださいました。お子さんをサポートしている時だけに限らず、身の回りでいつ起こるかわからない「もしもの場合」に、冷静な行動ができるようにこうした講習は必要ですし、繰り返し受講することが大事だと思いました。