県内病院のワークバランス推進員メッセージ 

<表記説明>
病院名 推進員名 (2024年1月現在)
①病院・医局の紹介、アピールできる制度・取り組みなど
②ワークライフバランス推進員の自己紹介や、両立を目指す方への応援メッセージ、センターの活用法などの自由なメッセージ

 長崎みなとメディカルセンター 野崎彩先生
 当院は長崎市内で大学病院に次ぐ規模を誇る総合病院です。勤務する医師数は123名、そのうち35名が女性医師です(研修医8名を含む)。当院は女性職員の就業を助ける目的で院内託児所「マリンキッズ」を併設しています。また妊娠中の職員に配慮して産休も法定期間より長く取得できるように設定しています。その他更衣室内のパウダールーム、完全個室の宿直室、院内アロマサロンなど女性に優しい職場になっています。当院は様々なライフステージにある人々が働き易い職場、そしてキャリアアップできる職場を目指していきます。
 2016年、大学在籍中に第一子を、2020年2月当院在籍中に第二子を出産しました。妊娠中は日当直を免除していただき、産休中は大学病院より外来応援のサポートをいただきました。そして、産後は家族の大きな理解により、フルタイムで勤務することができています。個々人によりライフイベント中に必要とするサポートは異なってきます。私自身もまだ悩みながらの日々ですが、これからのライフイベントに不安のある女性医師のサポートが少しでもできたらと思います。
 長崎原爆病院 猪熊美枝先生
 長崎原爆病院は2018年に15階建てのとても快適な新病院になりました。315床の2次救急病院として頑張っています。2023年現在の医師数は79人(研修医13人含む)で、そのうち女性医師は17人(研修医2人を含む)です。産休・育休・育児短時間勤務制度などもしっかり整っていて利用することができますし、ここ最近の働き方改革で、男性の医師も含めて定時帰宅をしやすかったり、有給も以前よりとりやすくなったと感じています。これからも、全員が働きやすい職場を目指していきます。
 2003年長崎大学卒、麻酔科医です。2005年の第一子出産以降、ずっと週3or4勤務をさせてもらっていたのですが、2019年よりフルタイム常勤になりました。平日に休みがなくなることに加え、緊急手術などで帰宅が遅くなることが増えたり、しんどいと思うことも多々ありましたが、コロナ禍で夫の在宅時間が増えたことをきっかけに家事や子どもの送迎分担を、夫がしてくれるようになりとても助かっています。2023年春には第三子も中学生になります。これまでの様々なサポートに感謝して、これからは徐々に子育て中の医師をサポートする側にまわっていきたいと思います。
 済生会長崎病院 木下直江先生
 アットホームで居心地良く、適度にプライバシーが保たれているようです。
 平成10年長崎大卒、病理診断科です。研究職の夫と小4(2017年現在)の子どもがいます。復帰後すぐは子どもの病気等でろくに仕事できず暗澹としていましたが、取得が遅れていた専門医試験に合格したあたりから波が変わり、両立できる自信がついたように思います。実母は故人、義母は遠方なので夫には育児をたくさん負担してもらいました。現在は子どもも丈夫になり、安定して仕事できることを有難く思います。
 上戸町病院 三宅裕子先生
 上戸町病院は、長崎南部地域で質が保証された標準的な医療を提供し、人権を尊重し、インフォームドコンセントを重視した医療機関をめざしています。総合診療科、整形外科、リハビリテーション科の連携によって急性期医療から慢性期、リハビリテーション、在宅医療・介護まで切れ目なく展開しています。医局は常勤医師8名。小さなお子さんのいる医師が複数おり、子育て中の医師においては男女問わず、育休だけでなく、時短勤務の活用、日当直の免除など希望に応じて柔軟な働き方が可能です。
 1999年宮崎医科大学を卒業し、上戸町病院で初期研修を行い、病院勤務、診療所所長などを経て現在に至ります。多様な働き方の医師たちがお互い協力しながらワークライフバランスを保ち、やりがいをもって働き続けることができるよう、サポートをしてまいります。
 長崎医療センター 山口美知子先生
 長崎医療センターでは常勤25名、非常勤(レジデント・専修医・研修医)41名の女性医師が勤務しています。内7名が未就学のお子さんを持っています。産休・育休や短時間勤務、週のうち希望する曜日のみの勤務など、ご本人と相談して復帰を支援しています。敷地内の保育園利用も可能です。
 大学病院勤務中の1993年、1996年に出産しました。実母や夫のサポートでフルタイム勤務を続けることができましたが、第2子が乳児期の病気のため障害を持つに至り、就学にあたって大村市の特別支援学校を選択、私も同時に大村市の当院に異動して現在に至ります。子どもたちは成人しましたが、子育てに終わりはないようです。大学で育まれたメディカル・ワークライフバランスセンターの取り組みを、どう当院で活かしていくか、手探りですが少しでもお役に立てればと考えています。
 諫早総合病院 橋本さつき先生
 諫早総合病院は病床数300床程度の中規模病院ではありますが、2次救急病院として諫早市内を含む県央地域を主体に島原半島からの紹介も多くいただいており、広い地域の医療を支えています。2021年9月現在研修医を含む26名の女性医師が勤務しており、他科や他職種との垣根が低く働きやすい環境です。託児所「ひまわり保育所」が併設されており、非常勤医師も利用可能で、育児しながらの勤務・キャリアアップを支えてくれます。
 2011年に長崎大学を卒業し、2013年に消化器内科に入局しました。入局年に妊娠・出産し、当院・大学病院医局のサポートのおかげで翌年に時短勤務で復帰し現在は常勤として勤務しています。家族や職場スタッフの理解・協力に感謝感謝の毎日です。当院の女性医師数も年々増えております。女性医師は育児だけでなく介護との悩みを抱えている方もいらっしゃるので、様々な環境の先生方が働きやすい職場を目指し微力ではありますが、少しでもお役に立てればと思います。
 市立大村市民病院 松尾俊和先生
 市立大村市民病院は予防医療から一般急性期、亜急性期、回復期から維持期(在宅)まで一貫した医療を提供する体制を完備し、大村市の地域包括ケアシステムのなかで大きな役割を担う病院です。交通アクセスも大変よく、平成29(2017)年4月に新病院へ移転し、敷地内に託児所も完備されています。現在女性常勤医3名、女性非常勤医5名が勤務し、大変働きやすい職場です。常勤医師30名程度で医局も1つで垣根なし、和気あいあいです。
 私は61歳(2022年4月現在)、病院長です。女性医師常勤は3名で男性医師と同様に忙しく働いており、また子育て世代の男性医も数名います。科によってワークライフバランスに大きな差がある状況なので、まずは私が推進員となり進めていきたく思います。私自身がポンぺの教えと先輩の教えを疑わずに過ごした世代なので、凄く今後悔しています。働き方改革が更に後押ししてくれます。まずは当院のワークライフバランスの環境整備を急ぎます。
 長崎県島原病院 菅崎七枝先生
 長崎県島原病院は「地域の健康な未来を創造する」をMissionとした島原半島の地域中核病院です。13の診療科、常勤医師34名の他科との連携のとりやすい医局で、女性医師は常勤4名、非常勤3名で、日々それぞれの役割を果たしています。子育て中の男性医師も多くいます。育児休暇、子どもの看護休暇制度をはじめ、両立を支援する制度があり、勤務体制はそれぞれの科で柔軟に対応しています。
 2016年4月に院内保育園「たんぽぽ」が新設され、常勤、非常勤問わず職員全員が利用可能です。長崎県島原病院はおいしい水と食べ物、眺望のよさ、ともに働きやすい事務、医療スタッフ、様々な施設機関認定、広い駐車場に恵まれています。ぜひいっしょに働きましょう。
 佐世保市総合医療センター 梅村明日香先生
 佐世保市総合医療センターは病床数およそ600床の総合病院であり、救命救急センター、地域がん拠点病院、感染症指定病院、地域周産期母子総合医療センターとして県北の医療を支えています。夜間も託児が可能な院内託児所「きららキッズ」が併設されており、育児中の医師は育児短時間勤務、育児部分休業などワークライフバランスを考慮した勤務形態を選択できます。また、仕事と家庭の両立を支援する制度として、一般的な産前・産後休業、育児休業、介護休業などに加え、男性版産休である育児参加休暇、不妊治療を受ける場合に利用できる出生支援休暇なども独自に設けられています。
 2021年に第2子を出産し、2023年に育児短時間勤務制度を利用して復職しました。呼吸器内科医、感染症専門医として院内感染制御、抗菌薬適性使用支援、新型コロナ感染症対応などの業務を行っています。子どもが2人になると発熱など体調不良の頻度は2倍以上になり、職場の理解とサポートをいただきながら、育児と仕事のバランスを探っているような状況です。医師としても親としても甚だ未熟ではありますが、ワークライフバランス推進員として皆様のお役に立てればと思っています。
 佐世保共済病院 木本文子先生
 国家公務員共済組合連合会 佐世保共済病院です。長崎大学、九州大学、佐賀大学、久留米大学、福岡大学と九州各地の大学医局から医師が派遣され、他科との連携もしやすく、楽しい雰囲気の病院です。佐世保市中心部のアーケードに隣接し、屋根付き通路で繋がっており、昼休みや勤務終了後にすぐに買い物に行けるので便利です。当院では子育て中の女性医師のための病児保育室を設置しています。当院小児科で診察後に、OBのベテラン看護師が院内の保育室でしっかり面倒を診てくれるので安心です。現在は子育て中の女性医師が私を含め4名ほどいます。当直・オンコール免除、時短勤務など、個人の希望に応じた勤務体制が可能となっています。
 麻酔科の木本文子です。当院勤続17年目になります。女性医師に限らず、仕事と家庭の両立を目指した働き方のサポートが出来るよう活動していきたいです。
 長崎労災病院 和田光代先生
 長崎労災病院は、院内託児施設「ひまわり保育所」の設置を始め、育児休暇や医師短時間勤務制度、また日直・宿直・待機・時間外勤務の業務免除や子どもの看護休暇の制度を整えています。特に育児をしている医師の方々へ、育児期間内でも安心して就業できるように、仕事と育児の両立支援を積極的に行っています。その支援制度のひとつの医師短時間勤務制度は、1日の勤務時間の短縮や宿日直勤務、時間外勤務及び待機勤務が免除される制度です。また、この制度は採用時から利用することができますので、週30時間の勤務が可能であれば、正規職員として就業できます。現在この制度を活用されたイクメン医師も勤務されています。
 医師としても母親としてもまだまだ未熟な自身でありますが、少しでもワーキングママ達のお悩み相談でもよいので、お役に立てればと思っています。子ども達はすでにほとんどが自立していますので、若いパパやママの参考になるか心配です。本当に家事と育児は大変です。まずは、適切なアドバイスができる様、関連制度の申請条件や手続きの方法を確認しないとと焦っています。
 佐世保中央病院 林可奈子先生
 佐世保中央病院は、佐世保県北地域をはじめ西海市や東彼杵郡、佐賀県西部からも患者さんを受け入れ、地域医療支援病院として高度な医療サービスを提供しています。
2023年3月現在、研修医を含め17名の女性常勤医師が在籍し、育児短時間勤務、当直免除等、家庭の事情に合わせて勤務されている方もいらっしゃいます。法人としては佐世保地区に2ヶ所24時間対応可能な託児所(きっずルームすばる、ぎんが)を運営し、佐世保中央病院内には病後児保育室「どんぐり」を併設しており、子育て中の職員が働きやすい環境を整えています。
 2014年に長崎大学を卒業し、2016年に腎臓内科に入局しました。2021年に第1子を出産し、病院長や部長を含め多くの先生方の温かいご理解のもとで、育児短時間勤務の制度を利用して勤務しています。私自身、家庭と仕事の両立についてはまだ初心者でありますが、様々な環境の先生方が働きやすい職場を目指し、少しでもお役に立てればと思います。
 千住病院 安達美里先生
 千住病院は内科を専門とし、急性期治療および在宅医療、介護・リハビリを含めた慢性期医療に対応しています。県北地域では唯一の緩和ケア病棟があり、2018年4月には介護医療院が設置されるなど、県北医療圏の地域医療における様々なニーズに応えるべく、日々進化し続けている病院です。ここ数年、子育て中の医師の数が増えてきたことを受け、個々の状況に応じた柔軟な働き方を受け入れるなど、積極的にサポートしています。
 結婚前から呼吸器内科医として当院に勤務していました。2016年に男女の双子を出産。当時、メディカル・ワークライフバランスセンターが佐世保市での運用を開始したばかりの「マタニティ白衣貸し出し」支援のお世話になりました。諸事情により、現場復帰への道のりがなかなか険しい日々ですが、妊活中の頃から千住病院には温かく支えていただいています。メディカル・ワークライフバランスセンターからは、情報を受け取るばかりの立場でしたが、これからは推進員として関わらせていただくことで、自分のみならず、当院および県北エリアの医師にとって、より良い就労環境の実現に微力ながらお役に立てればと思っています。
 長崎県五島中央病院と長崎県病院企業団を兼務 小屋松加奈子先生
 五島中央病院は、下五島の2次救急を担う拠点病院で、304床の中規模病院です。現在常勤医師は約30名、そのうち女性は2名です。敷地内に官舎および院内保育所があり、勤務しやすい環境が整っています。常勤医は当直免除などの負担軽減、非常勤医は短時間勤務や勤務日数の設定など、希望に沿った対応と、働きやすい環境づくりをしています。また、五島市は離島ではありますが、交通面では福江港と五島つばき空港があり長崎および福岡へのアクセスが便利なことを含め大変住みやすく、移住者も増加しています。
 長崎県病院企業団は、1県6市1町の、8病院と3つの附属診療所で構成されています。様々なライフステージの医師が活躍しており、その中で子育て中の女性医師もそれぞれの病院で勤務しています。院内託児所を有し、病児保育を行う施設も多く、働きやすい環境が整備されています。
 2012年に長崎大学を卒業し、2017年に産婦人科専門医を取得しました。現在は2人の子育てをしつつ、産婦人科医師として常勤で勤務しています。離島のため、家族のサポートが得られにくい環境ではありますが、五島市のファミリーサポート制度等が充実しており、家事および子育てを支援していただいています。
院長や部長を含め多くの先生方の温かいご理解のもとで勤務できている環境にとても感謝しております。まだまだ模索中ではありますが、皆様と一緒に情報共有できればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 長崎県上五島病院 若松亜里紗先生
 長崎県上五島病院は五島列島の中通島のほぼ中央に位置する病床数186床の総合病院です。現在、常勤医師は25名で、女性医師は3名です。うち、2名が育児をしながら勤務しています。病院宿舎1階には院内託児所が設置されており、看護師の夜勤や医師の夜間オンコールにも対応できる体制となっています。
 2017年に自治医科大学を卒業し夫の出身県である青森県で初期研修と数年間のへき地勤務を経て、2022年より長崎県上五島病院で勤務しています。2020年・2021年に出産を経験し、各々半年間の育児休業を取得しました。現在は内科医として主に外来診療や施設回診・往診を担当しています。私自身もキャリア形成には悩みながら日々を過ごしています。何かお役にたてることがありましたら幸いです。
 長崎県対馬病院 春日亀千寿先生
 対馬病院は、2015年に対馬いづはら病院と中対馬病院が合併してできた病床数275床の総合病院です。敷地内に宿舎があり、託児室も併設しています。託児室では病児保育や一時保育にも対応しています。勤務医師は約35名で、そのうち女性は4名です。育児中の女性医師は私を含めて2名です。アットホームな職場で、他科や他職種との垣根が低く、とても働きやすい環境です。育児短時間制度なども充実しています。
 2011年に卒業、2016年に小児科専門医取得、2018年に第1子を出産しました。妊娠中にはこちらのあじさいプロジェクトからマタニティ白衣を貸していただきました。この白衣の着心地がとてもよくて、是非これから出産を控えている先生方にもオススメしたいと思います。私自身まだ復帰したばかりで家庭と仕事の両立を模索しているところですが、少しでもこの経験を生かしていければと思います。
 長崎県離島医療医師の会 山口純子先生
 長崎県離島医療医師の会(もくせい会)は、長崎県の離島・へき地医療に従事している医師の団体で、長崎県の離島・へき地において住民のニーズにあった地域医療を展開するとともに、離島およびへき地医療の向上・発展に貢献する活動を行っています。長崎県の離島へき地に従事する県の養成医(自治医大卒業生、県の離島医師養成制度を利用した修学生と各大学の地域枠卒業生)とそのOB・OGから成り、会員数は100名以上となっています。
 私は県の修学生として、初期研修終了後、上五島病院に外科医として3年間、再研修を挟み、産婦人科医として上五島に3年、対馬に3年勤務しました。その間、2021年現在9歳と6歳の子ども3人を妊娠・出産しました。最初の妊娠中はヘリ搬送となり、またその次も双胎妊娠であり、早くから休職させてもらう必要がありましたが、職場や家族のサポートにより、無事に出産、その後も育児しながら復職することができました。その経験を活かして、今度は自分が子育て中の医師たちのサポートをしていきたいと考えています。

 長崎大学病院各診療科 ワークライフバランス推進員メッセージ 

<表記説明>
診療科名 推進員名 (診療科の女性医師:教員○名+他部署教員○名 注:教員とは助教・助手以上の役職・2023年5月現在)
①医局の紹介、アピールできる制度・取り組みなど
②ワークライフバランス推進員の自己紹介や、両立を目指す方への応援メッセージ、センターの活用法などの自由なメッセージ

第一内科・リウマチ/膠原病内科 辻良香先生 (女性:教員6名)
 妊娠・出産後の女性医師は、フルタイム復帰や短時間勤務、外来のみの勤務、当直免除、チーム制による入院主治医など、それぞれの状況に応じて復帰し、仕事を続けています。また、男女や育児に関わらずそれぞれの社会背景に配慮した人事を、医局長や各グループと相談できます。仕事はもちろん一生懸命しますが、プライベートも大切にする医局です。
 現在5歳と7歳の子がいます。産後は業務量の調整をして頂くことでなんとか現在まで勤務を続けることができており、サポート頂いている皆様には大変感謝しています。ワークライフバランスは働くすべての人のためにあるべきですが、自分が出産を経験して考え方が大きく変わったのも事実です。皆様と一緒に働きやすい環境整備について勉強していきたいと思います。
脳神経内科 吉村俊祐先生 (女性:教員0名)
 脳神経内科では、ここ数年で毎年のようにスタッフの出産が続いています。仕事を続ける人、一旦お休みする人、様々です。その都度、スタッフや本人で話し合い最善の方法を考え、対応している状況です。子育てに限らずプライベートと仕事の両立はしばしば困難です。難病グループのoncall体制の充実、脳卒中スタッフも必ず完全フリーの土日を設けるなど、可能な限り、脳神経内科としてプライベートをサポートする制度を充実させています。
 現在、1歳と3歳の子育て中です。共働きなので、育児は妻とほぼハーフで頑張っているつもりです。しかし、どんどん時間を割くことが難しくなり、医局のスタッフに私自身がサポートされて働いている状況です。結婚、妊娠、育児は簡単ではありません。仕事との両立も大変なことが多いです。しかし、頑張った見返りは概して大きいものです。少しでも不安、ストレスが少ない状態で、プライベートが充実できるように相談に乗れたらと思います。
第二内科・呼吸器内科 深堀範先生 (女性:教員5名)
 第二内科は医局員の数も多く、診療においてはチーム制を導入しています。したがって、子どもの急な発熱などで帰宅が必要な場合でも、お互いにサポートし合い、安心して職場を離れることができる環境が整っています。この背景から、当科では多くの医師が仕事、家庭、プライベートのバランスを高い水準で実現しています。若手にとっては素晴らしいロールモデルが身近にいて、仕事だけでなくトータルライフプランに関する相談もできる非常に働きやすい医局だと思います。
 呼吸器内科の深堀範です。2024年1月からワークライフバランス推進員に就任し、仕事と家庭、趣味を両立させるアプローチをサポートしてまいります。私自身、テニスが生活の中で大きな役割を果たしており、仕事やプライベートでの充実を感じています。仕事と趣味のバランスは、心身の健康ややりがいに繋がります。両立を目指す皆さんには、柔軟性と自己ケアの重要性を肝に銘じ、日々の小さな工夫で充実した生活を築いていってほしいと思います。共に、ワークライフバランスを実現し、より良い未来を築きましょう。
第二内科・腎臓内科 阿部伸一先生 (女性:教員1名)
 第二内科では「女性医師の会」があり、休職中に情報が入るように医局内女性医師によるメーリングリストが作成されています。医局行事などの際の託児所の設置も好評です(自分も使用したことがあります)。また、腎臓内科では女性医師が増えており、それぞれニーズに合った環境づくりも心がけています。育休明けは、大学病院や総合病院での時短勤務、大学院、一般透析施設での短時間の透析業務など、様々な選択肢の中からの復帰が可能となっています。
 パートタイマーの妻と小学4年、2年の子どもがいます。妻のサポートに支えられながら、仕事をしています。現在は様々な利用できるサポート制度があると伺います。サポート制度、ワークライフバランスに対する各科の工夫などを知り、自分の経験も踏まえて、若い先生方にいろいろと伝えることができればと思っています。宜しくお願い致します。
消化器内科 猪股寛子先生 (女性:教員4名)
 現在消化器内科には育児中の女性医師が多数在籍しています。育児休業を取得する男性医師も増えており、科全体として子育てに理解のある環境です。個々の家庭事情に合わせた勤務形態となっており、パートタイムからフルタイムで様々な働き方が可能です。育児中は子どもの熱発など突発的なことが起こりますが、その際の外勤を時短勤務の女性医師同士で調整するなど、柔軟に対応しています。チーム制で入院診療を行っており、時短勤務であっても主治医となって手技を行うことも可能です。男性女性に関わらず、医局員全員が働きやすい環境づくりに努めてまいります。
 2022年8月に出産し、2023年7月に復職しました。妊娠、出産を経験することで、自身の働き方について考えることが増えました。仕事と家庭のやりくりはまだ始まったばかりで手探りの日々ですが、自身の経験も踏まえて少しでも理想的な職場環境を目指したいと思っています。
循環器内科 本田智大先生 (女性:教員2名)
 循環器内科は急患や重症患者のため勤務が不規則になりがちなことは否めません。それでも仕事と家庭の両立を図れるよう、主治医制からグループ診療制への移行、業務の効率化、育児休業取得の促進などに取り組んでいます。妊娠中の勤務、出産後の復帰は個人の希望に応じて考慮されています。(大学病院でエコー検査専門に勤務、関連病院で時間を制限して外来・病棟業務など。)
 循環器内科は、まだ女性医師が少ないのが現状です。時間外の緊急呼び出しなどが多いイメージがあるかもしれませんが、医局として、個人への負担を軽減できるような取り組みを毎年少しずつ進めています。私も推進員として、まずは自らのワークライフバランスについて考え実践することで、みなさんが安心して仕事に打ち込める環境づくりのお手伝いができればと思っています。
精神科神経科 大橋愛子先生 (女性:教員1名)
 妊娠中から体調に合わせて業務の軽減、当直の調整が出来ます。平成26年度より育児中の女性医師は当直免除となりました。復帰後の業務なども無理 なくできるように調整しています。急な欠勤でもグループでサポートしあえます。
 平成27年に第1子を出産し、現在子育て真っ最中です。妊娠中から当直や業務の軽減など皆さんに助けていただきました。産休、育休も問題なく取るこ とができ、フルタイムでの職場復帰もスムーズに行えています。精神科は現在なぜか女性医師が私一人しかいませんが、非常に子育てしやすい医局だと 思います。皆さんと一緒に頑張っていきたいと思っています。
小児科 佐々木理代先生 (女性:教員4名)
 小児科は、教授、医局長の理解が深く、家族の転勤の際にはできるだけ通勤圏内へ一緒に異動できるようにしたり、勤務先にもよりますが、日直・当直の緩和や免除、週4日での勤務形態に対応したりと、子育て中を含め様々な事情に配慮し、勤務形態の希望にも柔軟に対応しています。入局後の専門領域選択の幅も広く、ライフスタイルが変わっても、その時々でやりがいを見つけられる科だと思います。
 第1子を出産後10年になります。これまで子どもたちの状況や、時には私自身の体調に応じて様々な形態で勤務させていただき、第2子の産休育休の8か月間以外は休職することなく診療に携わることができています。まだまだ先輩方、後輩たちに助けてもらうことばかりですが、続けていくことで今後後輩たちの力になれるよう、精進してまいります。続けていきたいという気持ちを全体でサポートしてくれる、温かい科です。
腫瘍外科 橋本泰匡先生 (女性:教員3名)
 腫瘍外科は、近年、働き方改革の観点から出退勤時間やカンファランス時間を時間内で終えるように取り組んできました。また、年々女性医師も増加してきており、出産育児とのバランスについても、周囲の医師達と理解共有できるようになってきています。男性医師も、子どもの送迎や育休取得などに努めるようになってきています。外科の働き方が時代遅れにならないように、より多くの声、ニーズに応えれるように努めてまいります。
 2009年腫瘍外科へ入局いたしました。2023年3月現在、2児(11歳、9歳)の父親ですが、家事、育児に関しては妻へかなりの負担をかけている現状があると思います。しかしながら、早く帰宅できるときや休日は特に積極的に育児を行えるように努めたいと思います。様々なケースはあるでしょうが、日本人は働きすぎの文化があると思うので、家族やパートナー、友人などとの時間も大事にし、ワークライフバランスを推進できるように、メディカル・ワークライフバランスセンターを活用していってほしいと思います。
移植・消化器外科 今村一歩先生 (女性:教員4名)
 移植・消化器外科では、以前より働き方改革に取り組み、全ての業務を時間内で終わるよう、カンファレンスや手術出しの開始時間といったものについて工夫を行ってまいりました。また、チーム制を導入しており、個人に負担がかからぬよう、かつ、均等に休みが取得できるようにも取り組んでいます。まだまだ働き方改革に向けて取り組んでいる最中ですが、より良い職場環境となるように医局員一同取り組んでまいります。
 2022年より日本消化器外科学会のワーキンググループにて働き方改革についてさまざまな取り組みを行なっております。自身の働き方についても考えさせられるきっかけとなり、医局の皆様にとっても、より良いワークライフバランスとなるよう色々取り組めないかとよく考えます。メディカル・ワークライフバランスセンターを通じて私自身も、職場全体にとってもより良い環境形成ができるように活動してまいりたいと思います。
整形外科 西亜紀先生 (女性:教員1名)
 整形外科では現在大学病院を含め関連病院にも、女性医師が勤務しています。基本的に妊娠中は透視を使う手術に入る必要はなく、また透視使用時のみ退出することも可能です。出産後・育児休業後は、家庭環境に合わせた勤務形態となるように配慮しています。男性医師も育児休業取得可能で、保育所からの呼び出しにも対応できるようなサポート体制です。当直、待機についても柔軟に対応します。病院勤務の有無に関わらず、就労可能な時間に合わせたバイトの紹介も可能です。
 現在保育園児の子育て中です。同じ整形外科医の夫と2人で連携しながら毎日仕事に育児に、と奮闘しております。これまで、メディカル・ワークライフバランスセンターからご紹介いただいた保育サポーターさんや病児保育等様々な方にお世話になりながら、なんとか両立をしてまいりました。まだまだ私達自身も悩みながら手探りで進んでいる状態ではありますが、これまでの経験をもとに、少しでも皆様のお力になれるよう努めてまいります。
皮膚科・アレルギー科 早稲田朋香先生 (女性:教員3名)
 皮膚科の男女比はほぼ同等で、他科に比べて女性医師が多い職場と言えます。そのため、子育て中の女性医師だけでなく他の医師にも負担が偏らならないよう全ての医師が仕事とプライベートのバランスを取りながら働けるよう心がけています。夜間のオンコール体制や病棟のグループ主治医制をとっており、プライベートの確保や急な休みにも対応可能にしています。様々な働き方の中で個人のスキルやキャリアアップもサポートする体制があります。
 2021年9月に出産し2022年4月より大学病院にフルタイムで復帰しました。現在2歳の子がおり急な発熱で休みをいただいたりご迷惑をおかけすることもありますが、医局の先生方や家族のサポートもあり、専門外来や臨床研究など大学病院ならではの仕事を通して沢山の勉強をさせていただいています。
育児をしながら大学院進学をしたり、国内留学した若手医師、カンファランスで知識を深め外来診療を担当するパート医師など多くの先輩モデルがあり、自分の将来を描きやすいと思います。自身の興味や得意分野、できることを探して、一緒にキャリアアップしませんか?興味がある方は、ぜひ見学にいらしてください。
泌尿器科・腎移植外科 松尾朋博先生 (女性:教員1名)
 2020年途中から、当科は宿直制から完全オンコール制へ移行しました。これにより、医局員のストレスはかなり軽減され、たとえ業務の拘束があったとしても『家に帰れる』『子どもと一緒にお風呂に入れる』などといった、嬉しい声が届いています。病気で困っている患者さんの笑顔を取り戻すためにも、まずは医局員みんなが公私に輝けること。泌尿器科は今後、ワークライフバランスの分野でもさらに進化します!
 私が泌尿器科に入局したころ(2001年)は泌尿器科に女性医師がいませんでした。しかし嬉しいことに、ここ最近、コンスタントに女性医師の入局が増えてきています。女性に慣れていない私は、彼女たちに大きなライフイベントがあった際の対応の仕方について、まだまだ勉強することがたくさんあります。しかし、その際には当該者とのディスカッションはもちろんのこと、メディカル・ワークライフバランスセンターの協力も得ながら、みんなの幸せを追求したいと考えています。
眼科 原田史織先生 (女性:教員4名)
 眼科は、約半数を女性医師が占めている医局です。医師に限らず、男女ともに子育て中のスタッフも多く、周囲の理解と協力のもと、みんなが生き生きと働いています。眼科は、病気や治療効果を実際に自分の目で見て実感することができ、特別な魅力のある科だと思います。また、小処置や手術が多く、若い先生も活躍していますし、育休や留学等でしばらく臨床から離れていた先生も、少しずつ復帰することが可能です。個人の希望に沿った多様な働き方ができ、病棟・当直免除や、週に数日の非常勤勤務等、その人のニーズに合った働き方ができます。
 小児科医の夫を持つ二児の母です。子どもたちが大きくなっても、なかなか子育ての悩みは減りません。仕事と私生活とのバランスは日々変わり、どちらも中途半端だったり、仕事優先だったり、私生活優先だったり、とマイペースにその時その時決めています。このような人生を許してもらえているのも、家族、職場のみなさん、職場環境のおかげです。多様な環境の人たちが、それぞれの働きやすい環境を作るため、メディカル・ワークライフバランスセンターを少しでも利用していただければと思います。
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 木原千春先生 (女性:教員3名)
 耳鼻咽喉科の最近の入局者の女性割合はほぼ半数で、女性医局員の数も以前と比較し随分増えました。子育て中の女性医師も複数おり、お互いに情報交換しながら皆頑張っています。勤務形態は個々の事情や希望に沿って様々で、医局長が親身に相談に乗り、調整しています。子育てしながら働きやすい科であると思います。
 医局の配慮で長期にわたり免除してもらっていた当直に、子どもの高校卒業を期に復帰しました。長い間上司・同僚・後輩に助けていただき、勤務を続けることができています。今後は子育て真っ最中の後輩たちが精神的にも物理的にも働きやすい環境をつくることに精進していきたいと思います。
同じ境遇仲間がいることは、大きな励みになります。メディカル・ワークライフバランスセンターの利用を通して、自身の医局以外にも子育てネットワークを広げていただくとよいと思います。
放射線科 鬼塚祥子先生 (女性:教員4名)
 放射線科は、女性医師が多い診療科の一つです。男女問わず様々な働き方ができるというのが特長で、常勤で画像診断やカテーテル治療、放射線治療を行う医師から自宅で遠隔画像診断を行う医師まで各々のライフイベントや人生観に合わせた働き方を医局は提示しています。出産歓迎!子育て歓迎!休暇取得歓迎!みんな早く帰ろう!だけど生涯一放射線科医!放射線科の仕事を通して人生を大いに楽しめる医局運営を行なっています。ピンときたら教授室にGO!
 私は新小学1年生(2023年4月時点)の子を持つ母です。今まさに小学校入学という、いわゆる小1の壁に突き当たっているところですが、医局の先生方に相談にのってもらいながら、放射線科医として勤務を継続できています。放射線科は育児と両立し専門性を高めている先生も多く、働きたい人を応援・協力する体制ができている科です。私も推進員として皆さんが働きやすいよう、お力になれればと思っておりますので、どうぞお気軽にお声掛けください。
産科婦人科 重富典子先生 (女性:教員11名
 大学病院のなかでも在職中の女性医師の割合が高い科のひとつです。子育てと両立しながらキャリアを重ねている医師が多数在籍しており、働き方は短時間勤務から当直をこなす先生まで様々です。2020年度、2021年度には長崎大学ワークスタイルイノベーション(働き方見直しプログラム)に参加し、株式会社ワーク・ライフバランスのコンサルタントとともに、当直明けの半休取得やタスクシフトの推進などを進め、職場環境の改善を進めてきました。女性医師だけでなく医局全体で働きやすい職場を目指しています。
 私自身が2022年3月に出産し育休を経て同年11月に短時間勤務で復職したところです。妊娠前と比べると時間の制約があり戸惑っていますが、周囲のサポートに支えていただき大変感謝しています。微力ではありますが仕事と育児の両立ができる環境づくりができたら嬉しいです。
麻酔科 宮﨑友理先生 (女性:教員9名)
 麻酔科は、子どもを持った女性医師が多く在籍しており、出産後も育児と仕事を両立できるようなサポートシステム(希望に応じて、保育時間に合わせての勤務・当直やオンコールの免除を適応など)を行っています。また、男性女性問わず家庭の状況に合わせ多様な働き方をされていて、フルタイムで働く医師もいれば時間を考慮して働いている医師もいます。主治医制ではないため、勤務形態の自由度が高く、それぞれの環境に合った働き方を探すことは比較的容易です。
 麻酔科では多くの女性医師が結婚・出産後も家庭と仕事を両立しながら頑張っています。週3日勤務からフルタイム勤務まで、それぞれが可能な範囲で臨床・研究・勉強に励み、専門医資格を取得しています。麻酔科では様々な働き方をしているママさんがいて、それをサポートする体制がありますので、復帰を目指している方にはいろいろと参考になると思います。
脳神経外科 日宇健先生 (女性:教員3名)
 2021年度さらに当直体制を見直しました。近年は女性入局者も増えており、各医師の希望・実情に沿って勤務を提案していきます。夜間の緊急手術担当医師は翌日は早々に帰宅するよう徹底しています。またコメデイカルと連携しタスクシェアリングを行っていきます。
 男女問わず、家庭の出産や育児、介護、病気療養などの際には医局は積極的にサポートし、またキャリアが継続されるようメディカル・ワークライフバランスセンターの支援制度など活用させていただきます。
形成外科 飯田莉奈先生 (女性:教員3名)
 形成外科は、若手の女性医師が多く、それに伴い妊娠出産を経験したり育児を平行して行う医師が多くいます。周囲の理解もあるため、周囲と相談しながら仕事のスタイルを確立することができ、家庭と仕事を両立することができます。そのため、キャリアを重視する女性医師、家庭も大事にする男性医師にも働きやすい環境になっています。
 形成外科に入って5年が経過し、今年度(2022)専門医を取得しました。この5年間は仕事中心でしたが結婚と妊娠を経験し、いよいよ自分も変わらないといけない時だと感じています。ワークライフバランスについて考え、自分にとっても他の医師にとってもよりよい職場環境を目指したいです。
心臓血管外科 谷川陽彦先生 (女性:教員0名)
 チーム制、土日祝のオンコール体制の導入や、診療看護師の強力なサポートを得て、少ない人員での業務の効率化を図っています。人員に余裕がある時には夏季休暇の他、秋休みなどの連休取得を行っており、休めるときに休む意識は院内で最も高くありたいと考えております。
 推進員を名乗るのが恥ずかしいくらい、パートナーに朝から晩までワンオペ育児を強いてしまっていて非常に心苦しく感じています。月に数日は休日があるので、家事の分担、外出、食事や入浴など、家族の一員として関われるように努めています。
血液内科 蓬莱真喜子先生 (女性:教員2名)
 血液内科は、その疾患背景から急変のリスクが高い患者さんが多い診療科です。そこでカンファランスでは患者さんの状態をよく共有し時間外の対応は基本的に当直、当番医が対応する形をとりライフバランスを保っています。子育て中の女性医師が急な子どもの発熱で休暇をとる必要が生じた場合でも、病棟業務、外来業務が可能なように病棟係や外来医長/外来医長代行のサポートを受けられるようになっています。また、教授、准教授、医局長の配慮により時短勤務など各ご家庭の状況に合わせた働き方ができるようにヒアリングをしながら対応しています。
 8歳児と5歳児の親です(2022年4月時点)。残念ながら子育てには向いていないようで、育休中の方が診療中よりも非常にストレスがかかっていました。子育てをしながら自分の選んだ診療ができる喜びをかみしめながら現在は働いています。子育ては赤ちゃんのとき、未就学、就学後となっても手のかかり方が変わっていくためいつまでも楽になりません。それぞれの先生の背景をよく情報共有しながら、パズルのピースのようにその先生の持っている力を引き出し、診療・研究に貢献していただけるようお手伝いをしたいと考えています。
感染症内科総合診療科を兼務 山内桃子先生 感染症内科(女性:教員3名)総合診療科(女性:教員0名)
 当科は自由な気風が売りで、医局員はMSF、NGO、WHO、JICAなどで海外に派遣されたり、海外拠点でラボの立ち上げや研修に携わったり、災害医療に参加したりと自主的に動く人が多いです。そんな中、産休、育休、介護など必要に応じて制度を利用させていただいています。
 患者さんにより良い医療を提供するためにも、ワークライフバランスは大切です。生活を充実させていなければ人を思いやる余裕も出てきません。ということで、共によく学び、よく遊び、よく休もうではありませんか!!
救急科 上村恵理先生 (女性:教員1名)
 救急科では、救急外来やドクターカーといった外来部門と救命救急センターに入院している患者を診療する入院部門があります。勤務は日勤と夜勤の2交代制です。シフト制であり仕事と家庭の両立が調整しやすい部署です。お気軽にご相談ください。
 私は、社会人大学院生として勤務しながら学位取得を目指して頑張っているところです。勤務中はハードですが、on-offはしっかりある部署だと思います。救急の女性医師の先輩としては救急医療教育室の長谷敦子教授がいらっしゃいます。共働きであったり、仕事とともに育児もがんばっている医師も多数おり、理解・協力を得られやすい部署だと思います。
リハビリテーション科 酒井和香先生 (女性:教員1名)
「診療科ホームページは現在準備中」リハビリテーション部
 リハビリテーション科は、患者さんの生活をみる科です。疾患の治療だけでは、歩けなかったり、食べられなかったり、家に帰れなかったり、仕事に復帰できなかったりします。リハ科医師は多くの医療専門職と一緒に、患者さんの生活をより良いものにデザインするお手伝いをします。私たちは患者さんの「やりたい」を形にすることを大切に考えています。2020年11月に新設された科で、医師2名でがんばっています。
 リハビリテーションは、脳卒中や骨折・切断後の患者さんだけのものではありません。心疾患・呼吸器疾患・がん・小児・精神科疾患など、ほとんど全ての患者さんがリハを必要としています。各科の診療科で専門的に活躍されている先生方、ライフイベントにより、少し働き方に調整が必要な場合には、ぜひリハ科にご相談ください。どの科の先生も、リハ科で大活躍されること間違いなしです。一時的でも長期的でも、リハビリを通じて患者さんのより良い生活について、一緒に考えてみませんか?
臨床検査科 加勢田富士子先生 (女性:教員1名)
「診療科ホームページは現在準備中」検査部
 2021年4月検査部より臨床検査科となりました。当科は直接患者さんの診療に携わることはありませんが、正確、迅速な検査結果を臨床の先生方にお返しできるように、臨床検査技師と協力しながら業務に当たっています。また学生教育も熱心に行うとともに、各医師はそれぞれの専門の研究を行う環境が整っています。小さなお子さんがいる医師も複数在籍しており、家庭内のアクシデントやイベントの際には早退や休暇を積極的に取れるようにしています。
 私は大学卒業後ずっと福岡の病院で働いておりましたが、縁あり2021年4月より長崎大学病院へ赴任して参りました。夫は福岡の会社に勤務しているため単身赴任という選択もありましたが、医局の先生方のご配慮で中間地点の佐賀に住み、長距離通勤をさせていただいています。家事も夫と分担して行っています。男女問わず医師が働いて資格やキャリアを積むにはパートナーの理解、サポートが必要と感じています。誰かに負担がかかることなく、各医師がそれぞれの家庭と仕事の両立を維持できるように、お手伝いできればと思っています。
医療教育開発センター 松島加代子先生
 毎年、フレッシュな研修医の先生たちをお迎えし、賑やかな部署です。病院の取り組みとして、研修医全員に「メンター制度」を導入しており、メンターの皆さんが毎月相談にのってくださっています。これは他大学からもよく問い合わせがあり、制度導入のお手伝いをしています。研修進捗との具体的な相談は、当センター指導医が「担任制」によって個別に面談しお手伝いをしています。自分の進路とライフイベントをどう両立するかといった女性研修医&イクメン研修医からのご相談など、みなさんの節目節目に出会い、当センターも楽しみつつ勉強しています。充実した研修医時代を過ごせるようにセンター一丸となって精一杯サポートします!多彩なキャリアの方、ウェルカムなので、遠慮なく相談してくださいね~!お茶でも飲みながら語り合いましょう。
 患者さん中心の職業なので、仕事はもちろん重要です。ただ、いち医師としてさらに成長して医療に貢献するためには、ライフイベントを両立しながら、各専門領域で活躍できるスキルを習得できるように一貫したサポートが必要だと感じています。現在は消化器領域のキャリア支援や日本医学教育学会の多様性推進など、全国の方々との活動もしていますので、長崎に限らず参考になる事例も紹介できると思います。長崎大学では各科にサポーターがいることを生かして、どの分野に進んでも継続してサポートしていけるように連携していきたいと思いますので安心して楽しんでもらえたらと思っています!
長崎県内病院の取り組み