平成26年12月インタビュー

Q1. 現在の「ワーク」と「ライフ」のバランスは?
A1.

どちらも、いっぱい、いっぱいです.

Q2. 論文を読む時間、勉強する時間は?
A2. 勤務時間中はゆっくり勉強する時間はないので、子どもが寝た後の時間になります。毎日はできないけれど、勉強しています。

Q3. 育児・家事の時間短縮のコツ・おすすめしたいことは?
A3. 離乳食は週末に作って製氷機に入れて小分けして、ジップロックに保存しておくと便利です。ネットスーパーも利用しています。夫の協力は第一で、感謝の気持ちを伝えています。

Q4. 子育てから学んだことは?
A4. 親の気持ちがわかり、自分の親への感謝の気持ちが湧いたことです。

Q5. 夫婦で子ども抜きのデートはしますか?
A5. 今のところまだないです。

Q6. ピンチだったことは?
A6. 夫が夜勤で不在の日に、子どもが嘔吐して、その後片付けを1人でしたこと。お布団をお風呂場で踏み洗いして、洗濯機を4回まわして・・・大変でした。

Q7. ストレス解消法は?
A7. 友人との食事会や、職場の飲み会など、月に2回程度です。

Q8. 今後の人生設計は?
A8.

「ワーク」のほうは、認定医は来年以降、大学院は数年後に、医局のスケジュールで検討する予定です。
「ライフ」では、子どもは2人欲しいです。しばらくしてからですね。

Q9. ロールモデルとしている先生はどなたですか?
A9. 同じ医局の先輩の女性医師で、子供を育てながら消化器内科医として働いている、M先生やN先生です。ワークライフバランス推進員でもある赤澤先生から紹介してもらい、ロールモデルにしています。

Q10. 両立応援のメッセージをお願いします。
A10.

両立できているのかどうかわかりませんが、支えてくれている方々に感謝しています。特に、消化器内科教授の中尾先生のおかげだと、本当に感謝しています。消化器内科は、学生の頃から興味があったので、やりたい専門分野のスタートはしっかり経験することが大事だと思い、産後すぐでしたが、復帰しました。仕事ができるありがたさを感じています。
また疲れて帰宅しても、子どもといるとエネルギーをもらえます。

 (勤務時)診療中の桑原先生 

 

<センターより>
家事・育児に関して、何でもできる(ようになった)パートナーと協力して、仕事ではスタートダッシュを頑張り、家庭では初めての子育てを楽しんでいらっしゃるようです。冬の子どもの病気の定番「嘔吐下痢症」による突然の嘔吐は、悲惨な光景に一瞬呆然とするくらい大変です。医師としても母としても、まだ始まったばかりの桑原先生ですが、周囲の方々への感謝を忘れない姿勢は、これからも、周囲の方々から自然にサポートの手がさしのべられるような気がします。また、消化器内科は、近年両立支援に力を入れていらっしゃいます。(長崎大学病院消化器内科HP)恵まれた職場環境で仕事ができるのは、誰にとっても、本当に幸せなことだと思います。
桑原先生、ありがとうございました。

長崎県内病院の取り組み