2019年~2020年上期までに、長崎大学病院の事務部から3名の男性職員が育児休業を取得されました。

●第1子が生後8か月のときに3か月取得 村川泰蔵さんインタビュー

●第1子が生後6か月のときに4か月取得 東谷悠さんインタビュー

●事務部人事企画課主査 大嶽有史さんインタビュー

●第2子が生後3か月のときに2か月取得 事務部医事課主査 國弘遵さんインタビュー

●事務部事務部長 熊谷圭司さんインタビュー

令和2年11月13日インタビュー

Q1.

男性でも育児休業が取得できるということを、いつ頃からご存知でしたか。

A1.

子どもができて、生まれる前にいろいろ調べて知りました。

Q2.

育休取得の期間とタイミングは。

A2.

育休は生後8か月の頃から3か月間取得しました。生まれてすぐは、育休とは別に、長崎大学の特別休暇※を2日間取得しました。本当は、どうせ取るなら生まれてすぐのタイミングで育休を取得したかったのですが、その時期は私の仕事の繁忙期と重なるため、取るとしても別の時期にという考えでした。その後、しばらく育休中の妻の様子を見ていましたが、「取った方がいいな」という思いは日増しに強くなりました。上司の大嶽主査には、子どもが生まれる前から、どこかで育休を取得したいという意向は伝えていました。具体的に相談したのは自分の人事異動がないことを確認してからで、取得の2・3か月前でした。 ※「男性職員養育休暇(常勤教職員のみ)」:妻の産前産後休暇中に男性職員が取得できる5日間の休暇

Q3.

ご家族の反応はいかがでしたか。

A3.

妻は、いざ取れるとなると、喜んでいました。妻の母は、共働きしながら子育てした経験から大変さを知っていて、心配しながらも喜んでくれました。

Q4.

周囲(同じ課の職員、他の課の職員など)から反応はありましたか。

A4.

同じ課内の人たちに理解してもらえた事が、一番ありがたいことでした。当時の課長からは、好意的に声をかけてもらいました。育休に入る前や復職後に、同僚のみならず、いろんな人から温かい声や「どうだった?」と話しかけてもらいました。女性職員の先輩方からは、参考になる経験談を聞くこともでき、ありがたかったです。

Q5.

休業前の仕事の調整は大変でしたか。

A5.

人事企画課(人事担当)の仕事は、採用から退職まで基本的な仕事の流れが同じであることが幸いでしたが、他にも普段から担当内で情報を共有していたことや早めに担当の調整を行っていたこともあって、引継ぎはしやすかったように思います。しかし、何より上司や同僚の皆さんが協力的で、前向きに担当の変更・調整を引き受けてくれたことが一番で、本当に助かりました。おかげで、育休に入ってからも平日のメールチェックとそのフォローはしましたが、仕事のために職場に行かなければならないようなことはありませんでした。

Q6.

休業中の家事と育児の役割・パートナーとの分担はどのようにされていましたか。

A6.

ちょうど離乳食を始めた時期で、食事は妻、掃除や洗濯は私がメインでしたが、お互い相談しながらその時できる方がして、買い物は一緒に行くことがほとんどでした。育児に関しては、特に分担していませんでしたが、夜の寝かしつけは妻でないとうまくいかなかったため、昼寝や外出したときの抱っこはできるだけ私がしました。うちは母乳とミルクの混合授乳だったため、昼は母乳で夜中は妻を休ませるためにミルクにして、私が作るようにしていました。おかげで、私も家事や育児を一通り問題なくこなせるようになりました。

Q7.

印象に残るエピソードはありますか。

A7.

3か月間通して、子どもの普段の生活が見られたこと、どんどん変わっていく成長過程そのものが印象に残っていますね。本当に貴重な経験ができました。今は帰りが遅く、寝ている姿を見る事が多いですが「あの時一緒に過ごせていて良かったなぁ」と思い返しています。

Q8.

育休を取得して良かったと思いますか。

A8.

子どもの成長ぶりを家族で共有できた事が、一番良かった所ですね。あとは、育休中に家事や育児を妻と一緒に一生懸命やって自分のものにできたことで、復帰してからも気軽に引き受けられる事です。この育休中の経験のおかげで自分も楽ですし、家族にとってもとても良いことだと思います。今は、子どもの寝かしつけは、妻より上手かもしれません!

Q9.

育休を取得して感じるマイナス面はどんなことですか。

A9.

仕事面では、周りの同僚に負担がかかってしまうことですね。また、育休期間が長くなると、収入が減るので、そこをどう考えるかですね。人によっては、収入面で取りたくても取れない場合があると思うので、マイナス面になるかと思います。

Q10.

育児休業取得の経験は、今後の生活・仕事面に生かされると思いますか。

A10.

自分自身が、家事や育児をできるようになったことは、今後活きてくると思います。私も育休に入る前そうでしたが、育児に慣れていないと育児そのものがストレスになります。そういう状態ではどうしても「お手伝い」の関わり方になってしまいます。ですので、育休中に「できる」ようになっておくと、育児も含め普段の生活がスムーズになり、夫婦共にストレスが少ないので、今は妻も復職をしていますが、お互い仕事もしっかりできます。

Q11.

育児休業取得に関心のある男性に、アドバイスできることはどんなことですか。

A11.

取りたい気持ちがあれば、取った方が良いと思います。仕事の調整や準備は必要ですが、育休を取ってみないと分からないことがありますし、経験することで色々なことが変わると思います。私自身、復帰後、時間の使い方や子どもとのコミュニケーションの取り方など、大きく変わったと感じています。育休に対する考え方も変わりました。できるだけ早いうちに上司や同僚に相談をして、育休取得に向けて取り組めるといいと思います。

Q12.

今後、長崎大学病院の中で、男性の育休取得が普及し、常態化していくには、何が必要だと思いますか。

A12.

一番に、『職場の理解』が必要だと思います。組織としては、『育休までの準備や引継ぎのノウハウ』が構築されれば、取りやすくなると思います。上司が「取っていいよ」と言ってくれる環境があると、実際に取得するかどうかに関わらず、ありがたいですし、考えるきっかけになると思います。自分が同じような立場(管理職)になったら、言えるようになりたいです。同じ課内で育休取得中の東谷さんには、「ぜひ取って欲しい、取らんね。」と言いましたが、今後もそう言えるように、協力して働きたいですね。『取得する人が増えると、良い理解者が周りに増えてくる』と思います。あとは、長期間休業する場合、収入面も不安材料になると思うので、国全体の制度改定にも期待したいところですが、『給付金などの制度に対する理解ももっと浸透させる必要がある』かもしれません。

 

(パートナーにお尋ねします)

Q1.

父親の育児休業取得は、いかがでしたか。

A1.

良かった!1人ではできない事(おでかけやゆっくりお風呂に入る)等ができました。

Q2.

パートナーの育児休業取得にあたり、何か心配なことはありましたか。

A2.

.特にありませんでした。

Q3.

日頃の家事や育児で苦労されていること、工夫されていることはどんなことですか。

A3.

たくさん栄養が取れるように、料理に数種類の野菜を入れるようにしています。また、私が何か作業をしていても、子どもが話しかけてきたら優先して聞くようにしています。

Q4.

育児休業後のパートナーの家事や育児への関わり方には満足されていますか。

A4.

満足しています。積極的に子どもと遊んだり、遅く帰ってきても一緒に寝かしつけをしてくれます。育児休業取得前より、もっと楽しんで育児をしています。

Q5.

今後、日本社会で、男性の育児休業取得者が増え、家庭への参画を進めていくためには、どのような男女の意識変革が必要だと思われますか。

A5.

『育児は男性が「手伝う」のではなく、夫婦で「協力」して行うという意識変革』が必要だと思います。

<センターより>
とても楽しく充実した3か月間の育児休業期間を過ごし、その後の生活基盤が安定して、仕事も頑張れるという、素晴らしいワークライフシナジーが生まれています。「男性の皆さんに、育休を取って欲しい」と言える、貴重な経験をされました。

令和元年12月8日インタビュー

Q1.

男性でも育児休業が取得できるということを、いつ頃からご存知でたか。

A1.

2018年頃。現職に就いて職員の休暇関係の業務に携わる事で知りました。大学病院は女性の看護師さんの育休取得が多いので、産休育休の制度を調べているうちに、男性も取れることを知りました。

Q2.

育休取得の期間とタイミングは。

A2.

育休は第1子が生後6ヶ月の頃に4か月取得しました。きっかけは妻と育休について話し合って、妻の希望もあり、また同じ課内に育休を取得した男性(村川さん)がいたことの影響は大きかったですね。折角の機会だし、前例より長く取得しようと思いました!課内の皆さんは理解してくれる雰囲気がありました。おかげで、コロナ禍でしたが、実家(他県)に帰省することができました。

Q3.

ご家族の反応はいかがでしたか。

A3.

非常に良かったです。妻も、お互いの両親の反応も良かったです。

Q4.

周囲(同じ課の職員、他の課の職員など)から反応はありましたか。

A4.

前例ができていたので、課内ではそれほど大きな驚きはなかったと思います。上司の大嶽主査からは「頑張ってきて!!」と、理解を示してくださり嬉しかったです。他課の知り合いには驚かれたりもしましたが、皆さん好意的な反応でした。

Q5.

休業前の仕事の調整は大変でしたか。

A5.

大変でしたが、課内の皆さんの協力で何とかなりました。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の対応で突発的な業務が増え、私が休んでいる間に1人の非常勤職員が増員されていました。私の4か月という、まとまった期間の休職が、増員の決め手になったようなので、判断がしやすく職場にとって良かったのかもしれません。 

Q6.

休業中の家事と育児の役割・パートナーとの分担はどのようにされていましたか。

A6.

私は、食事・お風呂・ミルクで、妻は、洗濯・掃除です。それ以外は特に分担を決めず、お互いがやるようにしていました。子どもが生まれる前から、週末の食事作りはなるべくやっていました。今は平日でもできる限り作っています。朝から仕込んだり、週末に作り置きをしています。

Q7.

印象に残るエピソードはありますか。

A7.

子どもが「初めて○○した」という瞬間に立ち会えたことです。初めての寝返りは妻が撮影した動画で知ることとなり、立ち会えずに残念でしたが、初めての掴まり立ちやハイハイなどの瞬間は、妻と一緒に見ることができて本当に嬉しかったです。

Q8.

育休を取得して良かったと思いますか。

A8.

良かったです。正直もっと長く取りたかったですね。

Q9.

育休を取得して感じるプラス面・マイナス面はどんなことですか。

A9.

プラス面は、子どもと密に接する時間があること、妻の育児・家事負担の軽減ができたことです。マイナス面は、育休中の私の仕事が他の人の負担になること、育休期間が長いほど、復帰して勘を取り戻すまでに時間がかかることだと思います。

Q10.

育児休業取得の経験は、今後の生活・仕事面に生かされると思いますか。

A10.

生活面は、自分一人で子どもの面倒を見るときの不安がなくなると思います。仕事面は、まだ復帰したばかりなので、思い当たりません。

Q11.

育児休業取得に関心のある男性に、アドバイスできることはどんなことですか。

A11.

育休取得をお勧めしたいです。生まれてからお母さんは授乳など本当に大変です。育児の負担や悩みを一番軽減・共有できるのはお父さんです。「授乳以外はお父さんでも出来る」という言葉を聞いてから本当にその通りだと思います。妻や子どものためにも、積極的に育児を行って欲しいです。おむつ替えも、お風呂も、全然出来ますよ。

Q12.

今後、長崎大学病院の中で、男性の育休取得が普及し、常態化していくには、何が必要だと思いますか。

A12.

常態化するには、『男性の育休が義務化されないと厳しい』と思います。しかしながら、まずは『各職場で男性の育休取得も当たり前という意識』が必要だと思います。「イクメン」という言葉もありますが、これは男性の育児参加・育休取得が珍しいという意識が根底にあるからで、私は恥ずかしく思います。「イクメン」という言葉が必要ないほど、当たり前のことになってほしいです。

 

(パートナーにお尋ねします)

Q1.

父親の育児休業取得は、いかがでしたか。

A1.

良かった!授乳トラブルがあり、たびたび病院へ行ったり、現在は断乳のため助産院に通院しています。子どもを連れて行くこともありますが一人で行くこともあり、その際、自宅で子どものお世話をしてもらえたので、本当に助かりました。

Q2.

パートナーの育児休業取得にあたり、何か心配なことはありましたか。

A2.

金銭面が心配でした。育児休業給付金が支給されたので賄えましたが、経済的に余裕がないと厳しいと思いました。

Q3.

日頃の家事や育児で苦労されていること、工夫されていることはどんなことですか。

A3.

子どもの自己主張が強くなってきているので、何を求めているのかわからないこともあり、初めての育児は難しいなぁと思います。

Q4.

育児休業後のパートナーの家事や育児への関わり方には満足されていますか。

A4.

満足しています。できるだけ、残業せずに早く帰宅しようとしてくれています。夕方になると私も疲れているので、ありがたいです。

Q5.

他にご意見などございますか。

A5.

『出産後、子どものことだけでなく、お母さんは自分のケアも大変』だと思います。できるだけ多くのお父さんが育休を取得できるようにお願いします。

<センターより>
「子どもが生まれます」「生まれました」と話す男性職員に対して、上司や管理職の方が「育休取らないの?」と一声かけることで、当事者の意識も変わると思います。育休を経験することで、家事・育児について指示待ちにならない自立したパパとなり、家族生活の基盤がしっかり作られると思います。

Q1.

男性でも育児休業が取得できるということを、いつ頃からご存知でしたか。

A1.

大学に採用された2005年度から人事系の業務に携わっていましたので、その当初から制度としては知っていました。

Q2.

人事企画課で2名の事務職員が2019年に3か月(村川さん)、2020年に4か月(東谷さん)の育児休業を取得されたそうですが、担当主査として、どのような苦労がありましたか。

A2.

育休者が不在の間は他の職員の業務負荷が増えるので、その職員たちの業務面及び精神面のフォローを気がけました。今年は新しい就業管理システムの導入や、私自身が着任したばかりで要領を得て業務を調整する事がちょっと大変で、部下も疲れていましたね。代替職員を雇えれば良いのですが、男性の育休期間は短いケースが多いので、数か月の雇用期間だと応募者がいないことが多いです。そのため、募集方法を変え、学内の学生にアルバイト求人を行った結果、短期間でも優秀な学生が来てくれて助かりました。ちなみに私の課内では、グループLINEを任意で作って休暇等の情報を共有しています。今回のように育休者の業務で不明な点が出た時もLINEで相談して解決していました。

Q3.

実際に、事務職員が取得してみて感想はいかがですか?

A3.

事務部として育休を取りやすい環境を整備していく必要があると感じています。これは男女問わず言えることですが、部署内の人数が少ないためなど、周囲のことを気にして育休が取りにくくなることは避けなければいけません。大学全体で女性職員の比率は増加傾向にありますし、育休を取得する可能性がある職員を把握したうえで、適正な人事配置を行えるのは理想的かと。例えば、晩婚化が進み主査が育休を取得することがあるかもしれません。その場合は、部下にあたる主任に優秀な人材を配置したいと考えています。性差によるハラスメントを避けるためにも、女性職員の皆さんに上位職(部長・課長・課長補佐・主査)へ昇任いただき、だれもが妊娠・出産・産休育休などを相談しやすい職場環境形成にご協力いただきたいです。

Q4.

課内の反応はありましたか。

A4.

課の職員の本心はわかりませんが、皆前向きに捉えて育休者を応援してくれました。部下には「いずれ自分自身も育休を取得してお世話になるかもしれないから、先行投資と思って業務に励んでいこう」とは伝えました。私の課内では、男性の育休取得は浸透してきていると思います。

Q5.

他の課にもお勧めしたいですか。

A5.

はい。是非取得してください。子どもは宝です。パパとママ両方で積極的に育児を行うことで夫婦生活も円満になると思います。私自身はまだ独身ですが、育休は取る気満々です。そして、育休を取りたい男性職員は、私と一緒に働こう!とアピールしたいです。

Q6.

今後、長崎大学病院の中で、男性の育児休業取得が普及し、常態化していくには、何が必要だと思いますか。

A6.

はっきり言って『休業期間中のお金の問題解決』です。育休中は大学から給与は支給されません。その代わりに雇用保険から育児休業給付が本給の3分の2支給(子が1歳に到達する日の前日まで)されていますが、やはり生活していくには厳しいようです。現在、女性のみが取得できる産後休暇(出産後8週間)の期間は100%給与支給されるため、『「出産育児休暇(仮称)」が男性でも取得できるようになれば、男性の育児参加が常態化していく』と思います。制度にこだわらず、男性が育児に参加できる環境を形成することが大事ですね。 あとは、『周囲の職員(特に上司)の意識改革』ですね。女性が育休を取得することに何も疑問を抱かないのに、男性だと「何で取得するの?(子育ては母親がするもの)」という意識は根強いです。男性職員の皆さんには勇気を持って積極的に育休を取得していただき、男女問わず「子どもを授かる=育休を取得する」という意識の土壌形成にご協力ください。

<センターより>
大嶽主査が提案された「男性(父親)産休」は、新制度としての検討が厚生労働省で始まっています。男性も女性も、親として産休や育休を取得する数が増えれば、仕事の調整方法を組織として見直していく必要性が出てきます。長崎大学ダイバーシティ推進センターで2017年に新設された「働き方見直し推進委員会」の委員でもある大嶽主査が、新しい働き方や人事システムを立案されることを期待します。そして、管理職の皆さんにも、男性の育児参加への理解が浸透していくように、センターも頑張りたいと思います。

令和2年11月19日インタビュー

Q1.

男性でも育児休業が取得できるということを、いつ頃からご存知でしたか。

A1.

1人目が生まれるときに、取得できることは知っていました。

Q2.

育休取得の期間ときっかけは。

A2.

2人目の子どもが生後3か月の時から2か月間取得しました。妻は県外への里帰り出産で、実家でゆっくりできるのも最後かもしれないと、産前・産後の約4か月、上の子も連れて帰省しました。そのため、上の子は保育園を退園しないといけないことになり、実家から自宅に戻った後、2人の子の面倒を見るのが大変だよね、という話になり、私の育休取得を考えるきっかけになりました。ちょうどその頃「他課の男性職員(村川さん)が数か月の育休を取得するらしい」いう話を耳にしたので、自分も取得出来るかもと思い、相談する気になりました。

Q3.

ご家族の反応はいかがでしたか。

A3.

妻は喜んでいたと思います。私の親は、「逆に邪魔になるんじゃない?」と言っていました。

Q4.

周囲(同じ課の職員、他の課の職員など)から反応はありましたか。

A4.

快く受け入れてくれたと思います。「取れてよかったね」と言われました。

Q5.

休業前の仕事の調整は大変でしたか。

A5.

上司と相談の上、事前に打ち合わせを行うなど、引継ぎまでの計画を立てて業務の調整をしました。日々の業務は、年間を通して行う仕事なので、2か月休んでも、その後に帳尻を合わせることができますので、月毎の業務を引き継いでもらいました。

Q6.

休業中の家事と育児の役割・パートナーとの分担はどのようにされていましたか。

A6.

私は上の子の面倒を見る事が目的でしたが、3歳のイヤイヤ期で手を焼きました。食事は妻がほとんど行い、それ以外は気づいた方がやるようにしていました。共働きなので1人目の子どもがいる時から、掃除、お風呂、ゴミ出し、洗い物、洗濯などはしていました。赤ちゃんのお世話もお互いに気づいたときに、できる方がやっていましたので、おむつ替えなどもできます。

Q7.

印象に残るエピソードはありますか。

A7.

1人目の時には見られなかった『初めての寝返り』を2人目は私が!最初に見たことですね。

Q8.

育児休業を取得して良かったと思いますか。

A8.

良かったですね。子どもに愛情を注ぐ夢のような時間から1年が経過し、今は仕事が忙しくて帰宅が遅くなるのですが、下の子が最近なつかなくなってしまって残念です。

Q9.

育児休業を取得して感じるプラス面・マイナス面はどんなことですか。

A9.

プラス面は、初めての育休期間ずっと家にいて、妻の大変さが身に染みてよくわかったことですね。それと、子どもと濃密な時間を持てたことですね。マイナス面は、ほとんどないですね。

Q10.

育児休業取得の経験は、今後の生活・仕事面に生かされると思いますか。

A10.

特に思いつきませんが、生きていると思います。

Q11.

育休取得に関心のある男性に、アドバイスできることはどんなことですか。

A11.

育休取得をお勧めしますが「取りたい!と言う勇気」はいると思いますね。長期間休むので、本当に良いのだろうかと思い悩むことがあるかもしれません。私は「前例を作ろう」と思い切れました。

Q12.

今後、長崎大学病院の中で、男性の育休取得が普及し、常態化していくには、何が必要だと思いますか。

A12.

男性が育休取得を躊躇する理由は「周囲への仕事の負担」だと思います。周りの人も、その人の分をカバーしないといけないと思うので、そこを改善する方法を考えないといけないと思います。自分から言い出すには、ちょっと勇気がいるので、『職場が、育休取得の希望を聞いてくれて、前もってスケジュールを決めて仕事の調整ができる』といいですね。

 

(パートナーにお尋ねします)

Q1.

父親の育児休業取得は、いかがでしたか。

A1.

良かった!楽しい事も大変な事も1日ずっと育児に関わらなければ、わからない事があるので、共有できて良かったです。

Q2.

パートナーの育児休業取得にあたり、何か心配なことはありましたか。

A2.

特にありませんでした。

Q3.

日頃の家事や育児で苦労されていること、工夫されていることはどんなことですか。

A3.

朝、時間に追われていると子どもを急かして怒ってしまい、自己嫌悪になってしまいます。私は料理が苦手なので、1回に沢山作って何日かに分けて食べられるようにしています。

Q4.

育児休業後のパートナーの家事や育児への関わり方には満足されていますか。

A4.

満足しています。仕事がどんなに遅くなっても自分の分の皿洗いだけでなく、残っている洗い物やお風呂掃除などをしてくれるので、ありがたいです。

Q5.

今後、日本社会で、男性の育児休業取得者が増え、家庭への参画を進めていくためには、どのような男女の意識変革が必要だと思われますか。

A5.

『仕事も家事も育児も夫婦(もしくは家族全員)でするもの』という意識。幼い頃の教育から変えていかないと、そういった意識を持つ事は難しいと感じています。

<センターより>
医事課で前例の無かった男性職員の育児休業取得について、自ら話を切り出すには勇気が必要だったとのことでした。しかし、30代の夫婦において、「共働き、共家事、共育児」は、もはや当たり前のようです。勇気を持って一歩踏み出すことで、家族と夢のような時間を過ごせて、その後の活力になっているようです。

Q1.

男性でも育児休業が取得できるということを、いつ頃からご存知でしたか。

A1.

他大学在籍時に職員が取得していた記憶があります。2010年以前だと思います。

Q2.

長崎大学病院事務部で2019年から3名の男性職員が数か月の育児休業を取得されたそうですが、事務部長の感想はいかがですか?

A2.

特別な事とは思いませんので、特に感想はありません。個人的には、我々の業務に男女の差はありませんし、育休取得について、男女で特別な思いはありません。

Q3.

今後、長崎大学病院の中で、男性の育休取得が普及し、常態化していくには、何が必要だと思いますか。

A3.

制度の周知と、必要とする方々が遠慮せず活用できるように、周りがサポートしていく体制が必要だと思います。

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