平成29年度 第2回ワークライフバランス推進員 意見交換会を行いました
2018年1月18日

 今年度から、長崎大学病院以外の県内9病院にワークライフバランス推進員が在籍しています。ワークライフバランス推進員は、医師のワークライフバランス実現に関する相談窓口、情報発信、企画などの役割を担っています。
 今回の意見交換会から、長崎みなとメディカルセンター、長崎原爆病院、済生会長崎病院の推進員にも、開催のお知らせと参加のお声かけをしました。開催時間帯が勤務中のためご参加いただくことは難しいですが、県内病院の推進員総勢34名へ議事録を配付し、あじさいプロジェクト活動の周知を図っていきたいと考えます。

【第2回意見交換会】
日時:平成30年1月16日(火)16:30~17:10
場所:長崎大学病院1階 教職員専用ラウンジ タリーズコーヒー奥
出席者:8名

<今年度の取り組み報告>
4月:マタニティパンツの県内全域レンタル・イブニングシッターサービスの継続
   保育サポートシステムを諫早・大村地区への拡大
   利用医師H28:24名→H29:18名(院外4名)
5月:医局長訪問24部署 H29女性医師実態調査(医局所属女性医師394名 育休中23名)
6月:医師の両立支援状況調査・女性医師の勤務状況把握・女性医師ネットワークづくり
   対象は長崎県内149病院と1,355診療所(女性医師の新規把握43名)
7月:医学部3年生キャリア講習会 協力医師:耳鼻木原先生、熱研泉田先生、
   総診依田先生、麻酔岡田先生
   WLB推進員が県内10病院に在籍・あじさいホームページ改修
8月:キャリアアップセミナー 英語プレゼン・統計入門 参加36名(院外5名)
9月:9月・1月:「医学生、研修医等をサポートするための会 ロールモデル探し」
   輝く卒業生インタビュー 荒木貴子先生、髙見裕子先生
10月:佐世保共済病院インタビュー、休職者リストの更新(推進員へ復職者情報確認)
11月:京都府立医科大学 病児保育施設受入見学
    復トレ 薬疹・心肺蘇生・胸部X線 参加28名(院外7名・育休離職中11名)
1月:1/16 第2回WLB推進員 意見交換会
2月:2/2 メディカル・ワークライフバランスセンター運営委員会(第1回はメール会議)

 今年最後の第2回ワークライフバランス推進員意見交換会は、院内の推進員8名に参加いただきました。
 センターの取り組みの中の「医学生・研修医等をサポートするための会」は、担当している学生講義で引き続きフォローしていくこととし、推進員に参加・協力いただいた「ロールモデル探し」のセミナーは次年度未計画であることを報告しました。また、復職&リフレッシュトレーニングでは、ママドクターの意見交換会を同時開催し、有用な情報交換の場となっているため、各診療科の休職中の先生へ参加を促してほしい旨お伝えしました。次年度のキャリアアップセミナーのテーマを企画するにあたり、希望や講師選出等を別途提案いただくようお願いしました。
 また、第1回開催時に討議した院内病児保育の進捗について、成り行きは不明瞭ですが、検討が進められている旨、報告しました。推進員からの要望では、介護サポート、佐世保地区の育児サポート、男性医師のワークライフバランスに対する意識調査、病院管理者の意識改革などについて意見が出ました。
 院内の各診療科・診療部門の推進員の先生方とセンターとの協力体制が構築されてきており、スムーズなサポート体制が可能になっていると感じます。次年度も引き続きよろしくお願いいたします。