長崎県医師会と長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンターは協働で、長崎県内で働く医師のワークライフバランス(仕事と生活の調和)の実現を目指して活動しております。例年、県内の病院へ両立支援に関する調査を実施しておりますが、今年度はさらに診療所で働く医師を対象に加え、調査を行うことにいたしました。
また、長崎県医師会の男女共同参画事業の一つとして「男女に関わりなく社会で活躍していくためには、健康であることが大切」であることから、調査項目に「医師の健康診断受診数」を加えております。
これまで3年間の調査では、100病院以上から回答のご協力を得ています。この場をお借りして深く御礼申し上げます。長崎県で働くすべての医師が「働きやすさ」と「働きがい」を感じて医療に取り組めるよう尽力してまいります。
長崎県下医療機関施設長のみなさま、管理者のみなさま、ご協力の程よろしくお願いいたします。
1.<調査の目的>
病院経営者・管理者として、ワークライフバランス施策に対する認識を把握し、長崎県内病院の育児・介護休業制度等の両立支援策の取り組み状況や短時間勤務制度利用等の実態調査を行う。また、医師不足・医師偏在の解決策の一つとして、長崎県内病院と診療所で働く女性医師の勤務状況を把握し、希望者にはキャリアコンサルティングやメールマガジンを通して情報発信を行うことで、就労継続のサポートやキャリアアップの後押しへとつなげる。
2.<対象と方法>
実施日:平成29年6月
※5月31日(水)に、郵送で調査票をお配りしました。回答締切:6月26日(月)
調査対象:長崎県内149病院と、約1,360診療所
調査方法:調査票を郵送し、同封の返信用封筒で回収。
質問内容:常勤・非常勤医師数、子育て中の医師数、医師の健康診断受診率、職場環境の整備について、ワークライフバランス施策の認識についてなど。
調査票①:医師の両立支援状況(病院用)、(診療所用)
調査票②:女性医師の勤務状況(PDF)、(word)
3.<結果と考察>
あじさいプロジェクトホームページでご報告します。なお、医療機関名は特定されないよう配慮いたします。