長崎県警察本部より見学にいらっしゃいました
2022年6月1日

2022年5月27日(金)、長崎県警察本部で警察職員のワークライフバランスや女性活躍推進を担当する部署のお二人が、長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンターを視察のために訪問されました。

センター立ち上げのきっかけ、あじさいプロジェクト活動の一環である「長崎医師保育サポートシステム」や「当直中の育児支援」に関心を寄せていただき、取組の概要や運用等について、南貴子副センター長が詳しく説明しました。

長崎県警察では「長崎県警察特定事業主行動計画~ワークライフバランスと女性活躍推進のために~」を策定し、男女を問わず職員の仕事と生活の調和(ワークライフバランス)を図り、幹部職員を始めとする各職員における働き方改革についての意識向上、個別の職員の事情に応じた働き方の実現、各種休暇の取得の促進等、様々な取組に着手されています。

icon_redface.gif行動計画の推進のために、毎年、数値目標の達成状況及び取組状況について検証が行われ、就職活動中の学生等の求職者の職業選択において参考となる情報を県警ホームページで公表していることは、とても素晴らしいと思いました(長崎大学の行動計画はこちら)。

目標項目 目標数値 目標年(度)
職員の年次休暇の平均取得日数 15日以上 毎年
出産補助休暇及び男性職員の育児参加のための
休暇取得率
100パーセント 令和7年度
男性職員の育児休業取得率 30パーセント 令和7年度
全警察官に占める女性警察官の割合 12パーセント程度 令和8年4月1日

センターのホームページ「私たちのワークライフバランス実践術~男性の育児休業取得編~」をご覧になり、本院の心臓血管外科での男性の育児休業取得に向けた取組みに関心をいただいたことが視察のきっかけであり、今後男性の育児休業取得推進についても様々なアプローチを検討中とのことでした。

各方面からワークライフバランスや働き方改革が推進され、社会に浸透していくことを願います。