長崎医師保育サポートシステムでは、医師の育児支援に協力してくださる保育サポーターを募集しています。

保育サポーターとしての活動内容

年齢制限や資格の必要はありません。子育て中の医師を支えたいと思ってくださる方なら、どなたでもお申し込みいただけます。(ただし、健康に自信のない方、要件や活動の調整が難しい方は、条件が整うまでお待ちいただきます。)
保育サポーター研修会(DVD視聴による講義 約2時間)を1回以上必ず受講することを要件としています。
また、すべての保育サポーターに、スキルアップ研修会(子どもの救急救命等)の受講を奨励しています。
システムの目的に賛同くださり、継続して活動できる方を募集しています。

こんな方にピッタリ

1.子どもが好き!→あなたの保育経験や子育てキャリアが役に立ちます。おおむね1~2時間の依頼が多いです。
2.空いた時間を使いたい!→活動する日数・時間帯等はご希望をもとに相談して決めます。
3.社会貢献がしたい!→あなたが支える医師が、安心して働くことで、長崎県の医療に貢献できます。
※ひと家族につき固定した保育サポーター数名が育児支援を担当し、サポート内容や活動回数等は事前に話し合います。有償のボランティアとお考えください。

保育サポーターの年齢層

年齢層 人数
20代 1名
30代 16名
40代 33名
50代 80名
60代 85名
70代 29名
80代 1名

2023/4/1現在 保育サポーター245名

保育サポーターの居住地区

居住地区 人数
長崎市北部 83名
長崎市西部 16名
長崎市東部 41名
長崎市南部 15名
長与町 12名
時津町 8名
諫早市 17名
大村市 13名
雲仙市 1名
佐世保市 31名
波佐見町 1名
松浦市 1名
佐々町 1名
島原市 3名
壱岐市 1名
県外 1名

2023/4/1現在 保育サポーター245名

保育サポーターの中で、活動に有用な資格をお持ちの方

有資格者 人数
看護師 27名
保育士 72名
幼稚園教諭 60名
小学校教諭 15名

2023/4/1現在 有用資格保有者110名(複数資格保有者あり)

保育サポーターによる活動事例

医師が仕事と育児を両立させるために必要な支援であり、医師と保育サポーター双方の合意に基づいていれば、保育サポートの活動内容に特に制限はありません。

活動事例

・保育園・幼稚園・学校のお迎えとその後のお預かり(決まった曜日や不定期のケースあり)
・習い事や塾等への送迎
・医師宅または、保育サポーター宅でのお預かり
・病気(軽症)等で療養が必要な時のお預かりや見守り
・医師が学会準備・受験勉強をする間のお預かりや見守り
・医師が家事をする間の見守り
・医師が当直やオンコール等の対応時の夜間保育(お泊り)
・産前・産後のお手伝い(上の子の保育や沐浴、健診・受診の付き添い等)
・お料理やお洗濯などの家事支援(見守りに支障がない範囲)

保育サポーターの声

活動保育サポーターの声

icon_redface.gif週1回、医師宅で1歳2か月の双子ちゃんのお世話と家事支援をしています。まず、お掃除を済ませ、その後先生が買い物の間、双子ちゃんの見守りをしています。生後2か月の頃からサポートしていますが、最近はとても活発に動くようになり、上のお子さんと一緒に仲良く遊んだり出来るようになった姿を見ていると、とても微笑ましい気持ちになります。大切なお子さん達をお預かりするという緊張感は常にありますが、可愛いお子さん達との楽しい時間を大事にし、日々成長していく姿を見守りながらサポートできることに感謝しています。
icon_redface.gifお子さん2人を学童と幼稚園にお迎えに行き、医師宅でご帰宅までの保育を行っています。先生がお休みの日以外は、ほぼ毎日サポートしていますので、お子さん達とはすっかり馴染み可愛いです。お子さん達からは、お仕事を頑張っているパパとママが大好きである様子がひしひしと伝わってきます。
icon_redface.gif5歳のお子さんの幼稚園のお迎え、習い事の付添い、家では夕食を作りやお掃除などもお手伝いしています。明るくキュートで人懐っこいお子さんと、かわいいワンちゃん達、温かな眼差しで接してくださる先生方に救われこの貴重な時間を過ごさせてもらっていることに感謝しています。

登録医師の声

利用医師の声

icon_lol.gif医師の夫と双子を含む3児と私の5人家族で、双子出産後から長崎医師保育サポートシステムを利用しています。事前に民間や自治体のサポート情報も収集し検討しましたが、業務内容が1番フレキシブルで安心感もあり、長崎医師保育サポートシステムを利用しようと思いました。現在は2人の保育サポーターさんが週1回ずつ来てくださり、荒れた家が家事支援で定期的にリセットされるので心身共にストレスが激減しています。今後も、子どもの成長や自身の復帰状況に合わせて時間帯や支援内容を相談しながら長く利用させていただければと思っています。
icon_lol.gif第3子出産前から2番目の子どもの保育園へのお迎えをお願いしました。出産後も、新生児期は毎日お願いしました。30分程度の依頼なので勿体無いかなと思ったのですが、やってみると本当に楽で、決まった保育サポーターの方にお願いできるので、子どももすぐに慣れ、安心して利用できました。新生児を連れての病院受診でもサポートをお願いしましたし、自宅に来てもらった時もずっと赤ちゃんを抱っこしていただいたおかげで家事も進み、とても助かりました。これからも利用させていただきたいと思います。
icon_lol.gif第1子出産後より不定期で利用していましたが、今年第4子を妊娠、主人が単身赴任となったため1人で家事育児をしなければいけません。切迫早産のリスクがありましたが、週末には上3人のお世話をお願いし、休むことができたおかげで無事に出産することができました。産前はファミリー・サポート・センターながさきも利用していましたが、産後は家事支援もお願いしたかったため、長崎医師保育サポートシステムへ変更したことで、赤ちゃんや子ども達のお世話に集中することができ、とても助かっています。また子育ての悩みなども相談でき、精神的にも支えてもらっています。引き続き利用したいと思っています。

保育サポーターに利用医師が支払う報酬(標準単価)

※標準単価を基準に双方の話し合いで決定。受領方法は、毎回もしくは、ひと月毎の現金払いや振込等話し合いで決定。

1時間単価(税込)/1人
一般保育 月~金 9:00 ~18:00 1,000円
上記以外 1,200円
一般保育 土日祝 1,200円
病児・病後児保育 一般保育単価+500円

 

1回当たり単価(税込)/1人
お泊り(土日祝も同額。時間帯は双方の合意による。) 10,000円
飲食(保育サポーターが用意した場合。) 500円

※兄弟姉妹の同時預りの場合、2人目からは半額(病児・病後児保育の場合は原則として半額としない)
※保育サポーターの移動時間は報酬の対象としない(交通費は利用医師が負担)
※活動時間は、原則1時間未満は1時間、1時間以上は30分刻みで計算する
※当日のキャンセルは予定報酬の半額を利用医師が負担

保険について

保育サポーターは、賠償責任保険に加入します。
加入の手続き及び保険料の負担は、長崎県医師会が行います。
保育サポーターの自家用車での事故等に関しては、システムの保険適用外となります。自家用車での送迎が必要な場合、双方で十分な話し合いを行います。

例えばこんな時・・・。

お子さんのケガ等による賠償責任

・不注意でお湯がこぼれ、お子さんにやけどを負わせてしまった。
・保育サポーターが調理した食事等が原因で、お子さんが食中毒を起こした。
・預かっていたベビーカーを破損してしまった。

※詳細はセンターへお問い合わせください。

保育サポーターの活動までの流れ

(随時)連絡・相談

保育サポーター登録に関心がある方は、気軽にセンターへご連絡ください。
「お問い合わせフォーム」からメール、又はお電話で資料請求をすると、「利用の手引き」と「保育サポーター登録票」を返送します。本Webサイトも参考にご検討ください。センターから無理な勧誘はいたしませんのでご安心ください。

(1)保育サポーター研修会(DVD視聴による講義 約2時間)へ参加

保育サポーターとして活動するためには、1回以上の保育サポーター研修会の受講が必要です。2020年度から、自宅での研修用DVDの視聴も可能となりました。保育士・看護師・教員(幼稚園・小学校)の資格をお持ちの方は、研修会免除ですが、できる限り受講を奨励しています。
また、すべての保育サポーターに、スキルアップ研修会(子どもの救急救命等)開催時はセンターより連絡しますので、可能な限り受講してください。

(2)「保育サポーター登録票」を記入

サポートできる活動内容等をご記入ください。おおよそのわかる範囲でかまいません。
・「保育サポーター登録票pdf版」はこちら。※excel版や郵送を希望される場合は、センターへ連絡ください。

(3)センターへ電話して、コーディネーターと面談する日程決め

事前にセンターへお電話をください。コーディネーターと面談の日時と場所を決めます。
※お電話での面談も可能です。その場合は、「保育サポーター登録票」を郵送ください。

(4)面談をうけて、登録確定

面談日には「保育サポーター登録票」を持参ください。「保育サポーター登録票」で活動できる内容等の確認をします。面談(約20分)後、登録確定です。

(医師の情報提供)
医師からの登録申込を受けて、コーディネーターが、育児支援を必要とする医師の情報を保育サポーター候補者に提供します。(※活動のご紹介までにお時間がかかる場合があります。)コーディネーターは、1人の医師に対して2~3名の保育サポーター候補者を選考します。

(5)医師と保育サポーター、およびコーディネーターの顔合わせ(三者面談)

コーディネーターが、医師と保育サポーター候補者に顔合わせの日時と場所を連絡します。育児支援内容に伴い、詳細な打合せと医師が保育サポーターに支払う報酬額等について話し合います。
※長崎・県央医療圏以外でシステムを導入した場合は、事務協力担当者も同席します。

(6)医師と保育サポーターの合意確認、活動開始

コーディネーターが、医師と保育サポーター候補者の双方に合意の確認をとります。
活動の開始は、医師から保育サポーターへ直接支援依頼の連絡をします。活動終了後、保育サポーターは「活動報告書」を作成し、医師にサインまたは捺印をもらい、センターへ所定の提出締切や方法で報告ください。報酬の支払い等は双方が合意した方法で行います。
「活動報告書」は、(5)顔合わせ(三者面談)の際に、コーディネーターが説明します。
※基本的に活動開始後は、医師と保育サポーターが直接連絡を取り合います。お気づきの点や不測の事故、登録抹消等の際は、コーディネーターに必ず連絡ください。


●保育サポートシステムの情報はこちらで随時更新しております。ぜひご覧ください。