保育サポーターの声

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一歩踏み出したら、世界が変わった。

長崎市在住 Yさん(あじさいプロジェクト発足時から活動)

「あじさいプロジェクト」の原点とともに。

約10年前、「長崎医師保育サポートシステム」の前身である保育支援の取り組みが始まったその最初の現場で、私は保育サポーターとして関わることになりました。
最初に担当したのは、(2025年現在)センター長を務めていらっしゃる先生のお子さん。学校からバスで帰ってくるお子さんをお迎えし、保育サポーターの自宅で1時間ほど遊んでおやつを食べさせて、習い事に行くため、バス停まで送り届けるというサポートでした。

それが、私にとって最初の“子育て家庭とのご縁”。そこから今日まで、数多くのご家庭を訪ねてきました。

サポートの現場には、毎回違う発見がある。

私はもともと好奇心が強く、人のお世話をするのが大好きな性格です。だからこそ、どのご家庭も初めて伺う時の“新しい出会い”が楽しみなんです。

サポート先によって子どもの年齢も違えば、環境もさまざま。だからこそ、どんな出来事が待っているか分からない。そのたびに驚きがあり、ワクワクがあり、何より自分自身の世界が広がっていくのを感じています。

子どもたちに接する中で、自然と視野が広がり、何気ない日常にも気づきや優しさを見つけられるようになった――それが、私がこの活動から得た一番の“贈りもの”かもしれません。

支えることで、自分も支えられる毎日へ。

時には、心が痛むようなニュースや社会の出来事に、ため息をつくこともあります。そんな時代だからこそ、私は子どもたちにこう思ってもらいたいんです――
「ご機嫌な大人が、ちゃんといたんだよ」って。

親の介護、父を看取った悲しみ、そして退職した主人との生活。年齢とともに、人生にはいろいろな出来事があります。でも、サポートという楽しみがあるからこそ、私はそのすべてを前向きに受け止められています。

この活動を通じて、私は一歩を踏み出し、心が豊かになりました。そうすると自然と笑顔が増え、ご機嫌でいられるようになるんです。
ご機嫌な気持ちは、相手にも伝わり、またご機嫌が返ってきます。そんな循環が、私の人生をますます明るくしてくれました。

今、始めるかどうか悩んでいる方も、ぜひ一歩を踏み出してみてください。不安な時は、センターの皆さんがしっかりと支えてくれます。
“あなたの一歩”を、心から応援しています。

依頼者の声

私たちは夫婦ともに医療職で、毎日子育てに追われる日々。そんな中、あじさいプロジェクトの「長崎医師保育サポートシステム」を初めて利用した時の感動は、今でもはっきり覚えています。

初日から「これはもう、保育サポーターさんなしでは生活が成り立たない」と感じたほど。朝の時間に誰かが来てくださることで、家庭の空気がふっと軽くなり、私自身も気分転換ができるようになりました。

子どもたちもすぐに懐き、毎朝ご機嫌で登園しています。何より、私たち以外の大人から愛情をたっぷり受けて、子どもたちが嬉しそうにしている姿を見ると、本当にお願いしてよかったと思います。

仕事を終えて帰宅した時、家の中が整っていて、そのままやりたい家事に取り掛かれる――この“心の余裕”があるかないかで、一日の終わりが全然違うんです。

子育て中は「大丈夫」と思っていても、知らないうちにストレスが溜まるもの。保育サポーターさんがいてくれることで、暮らしにも心にも絶対的な“ゆとり”が生まれ、結果的に仕事のパフォーマンスにもつながっています。