この度、長崎県医師会報9月号に投稿し、記事を掲載していただきました。
長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンターが中心となり、長崎県医師会と協働で運営している「長崎医師保育サポートシステム」が、運用開始から10年の節目を迎えました。これまでのシステムの歩みや必要性について会員の皆様へお伝えしました。
持続可能なシステムとするために、受益者負担を基本的な考えとして、利用する医師へ「システム登録料」を設けるなどの改良を行い、支える側の保育サポーターが安心して育児支援活動を行えるように万一に備えた保険料を長崎県医師会が負担、その他の主な運営費を長崎大学病院が、毎年一定額を予算組みし負担することで、長崎県の医療を支える一端を担うシステムに成長してきていると感じます。
本システムを活用し、仕事と生活の両立を図りながら活躍する医師が増えて嬉しい反面、保育サポーター不足や経費の不足が生じた場合は、長崎大学病院と長崎県医師会からの資金援助に頼るところが大きい状況です。
最近の問題は、保育サポーターの車にお子さんを同乗させる育児支援活動を行う場合、チャイルドシートやジュニアシートは、センターから保育サポーターへ一定期間無償で貸し出しを行っていますが、最新の安全基準に適合する商品へ、在庫分と不足分をなるべく早く、買替・購入する必要に迫られている事です。
そこで、多くの皆様へ「長崎医師保育サポートシステム」の活動にご理解をいただき、ご賛同いただける皆様におかれましては、長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンター宛てにご寄附を募らせていただきたく、お手数をおかけしますがセンターへお問い合わせいただければ、専用の寄附金申込書をお届けします。
※大学の定型の寄附金申込書に記載される場合は、下記のように明記・修正してください。
3.寄附目的の診療部等名:メディカル・ワークライフバランスセンター
4.使用内容:長崎医師保育サポートシステム事業実施にかかる経費 使用内容を修正ください。
手続き方法の詳細は、長崎大学病院のWebサイト【ご寄附のお願い 長崎大学寄附金(大学病院)】の項目をご覧ください。
温かいご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
長崎県医師会報 第944号 2024年(令和6年)9月号より転載
皆様のご声援を励みに活動してまいります。
様々なご意見・ご相談など、こちらよりお寄せいただけますと、大変幸いです。