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2024年度 第2回ワークライフバランス推進員 意見交換会を行いました

2025.02.04

長崎県内病院等にワークライフバランス推進員44名がいます。ワークライフバランス推進員は、医師のワークライフバランス実現に関する相談窓口、情報発信、企画などの役割を担い、センターと連携して活動しています。

【第2回意見交換会】
<日時>
①2025年1月24日(金)16時~17時
②2025年1月31日(金)16時~17時
<方法>
①Zoom オンライン形式
②対面形式
<参加>
①6名(院内3名、院外3名)
②9名(院内9名)
合計15名(院内12名、院外3名)

<南センター長総括>
 今年は医師の働き方改革が始まり、第1回意見交換会では改革を実感している診療科・病院が多いことがわかりました。第2回意見交換会では、当センターが行うキャリア支援についてのご意見を参加者に伺ったところ、子どもの預け先を確保して、キャリアアップのための時間を確保することが必要という意見が多く出ました。
 今年度で終了する「当直中育児支援」の後継企画として「学会中育児支援」が必要か?については「保育サポートを長時間×複数人の子どもで利用すると、結構な金額になるので補助があるとよい」「学会先にある託児の利用で問題なさそう」「パートナーと子どもは家族旅行感覚で現地入りするとよい」「そもそもパートナーが早く帰宅して、子どもと一緒に過ごすとよい」など、様々なご提案・ご意見が挙がりました。
 その他、当院・他院において「男性育休取得者が増えてきた」「介護問題が出ている」「オンコール制を諸事情で当直制に戻しているが、規約の必要性を感じている」「オンライン学会が増えた時に託児所設置が減った」ことなどを共有していただきました。
 また、欠席推進員からのご意見の中でも、各診療科・病院で働きやすさを模索していることがわかりました。情報の共有によって、職場の慣習が変わり、長崎県内どこでも働きやすい環境の整備が行われ、若い世代の医師・医療職が働き続ける環境となることを期待します。

 仕事と生活の両立を図りながら活躍するドクターのサポートを引き続き、よろしくお願いします。