【2020年度 復職&リフレッシュトレーニング を行いました!】
今年度は、感染症対策のため、「復職&リフレッシュトレーニング」の内容を変更して行いました。育児・介護等で休職・離職中の医師に医療現場との気持ちの距離を縮めてスムーズな復職を促すプログラムです。
今年度はイベントや会議等を行えない事態となり、個別に実施しました。内容①トレーニングDVDの受講者は3名、内容②個別相談者は11名でした。院内9名、県内病院4名。※内容①②重複1名
面談方法は多様化し、出産前の院内勤務医師はセンターに来訪、県内病院勤務医師は職場からオンライン、産・育休中の医師は自宅や実家からオンラインにて、現在の状況や今後の仕事と生活の両立について個別に話し合いました。オンライン面談は初めての試みでしたが、県外へ里帰りされていても画面を通して繋がることができ、便利なツールとして今後も利用していこうと思います。
<参加者の声>
・長崎医師保育サポートシステムを利用して、育休中に勉強に集中したり、休息が取れたりすることを聞き、安心しました。家事や子育てを一人で抱え込まず、助けていただきながら、仕事を諦めずに続けていこうと思います。
・両立支援のご紹介をいただき、必要な時に利用したいと思います。
・出産前で、不明な点が何かもわからない状況ですが、相談できる場所があるので、安心できました。
・乳児を抱えて出かけるのは大変なので、オンラインで自宅から相談できるのは負担が非常に軽減できて良かったです。仮に異動しても、メディカル・ワークライフバランスセンターが県下全域をフォローしているので、いつでも相談して良いと聞いて安心しました。
復職&リフレッシュトレーニングのDVDを貸し出ししています。視聴をご希望の方は、センターまでご連絡ください。
復職&リフレッシュトレーニングに関する記事はこちら
今年度は、感染症対策のため、内容を変更して行います。
対 象:長崎県在住の休職・離職中の医師
および長崎県内の医療機関に勤務している医師 (男女問わず)
内容①:「トレーニングDVD貸出による自宅学習」
内容②:「仕事と生活の両立に関する個別相談」(電話・Web面談可)
メンター:南貴子メディカル・ワークライフバランスセンター副センター長・循環器内科
日 時:第1回6月5日(金)と6月19日(金)
第2回8月7日(金)と8月21日(金)
第3回10月2日(金)と10月16日(金)
第4回12月4日(金)と12月18日(金)
9:00~16:00の間で1家庭あたり30分程度
場 所:長崎大学病院 メディカル・ワークライフバランスセンター
※託児希望の場合は、面談の1週間前に予約ください(託児費無料)
*申込書は下記の様式いづれかをダウンロードし、メールまたはFAXください。
臨床を離れ、現場に戻る前の再スタートの一歩として、ぜひお申し込みください!
トレーニングDVDは、知識のバージョンアップにお役立てください。
復職する前に、仕事と生活の両立に関する情報を集めたい方や、
復職して、両立サポートを利用したい方は、個別相談の希望日時をご予約ください。
託児希望の方はこちらの託児申込書にて別途お申込みください。
託児の申込締切は、開催日の1週間前までとなります。
【2019年度 第2回復職&リフレッシュトレーニング 11/18(月)行いました!】
復職&リフレッシュトレーニングは、育児・介護等で休職・離職中の医師に医療現場との気持ちの距離を縮めてスムーズな復職を促すプログラムです。就労中の方も、知識をリフレッシュしたい方はご参加いただけます。
今回は【私の糖尿病治療薬の使い分け】をテーマに開催しました。参加者は4名で、うち初参加は2名でした。院内3名、県内病院1名。復職&リフレッシュトレーニングのDVDを貸し出ししています。視聴をご希望の方は、センターまでご連絡ください。
長崎大学病院 内分泌・代謝内科の原口愛先生に最近の糖尿病治療薬の使い方について教えていただきました。
1.今は、HbA1cを低下させるだけではなく、低血糖や体重増加を来しにくい質の高い治療が求められている。2.まずは血糖コントロール目標値をHbA1c<7%とし、さらに個別化した治療を日本糖尿病学会では推奨している。3.2型糖尿病の治療薬は、メトホルミンが第一選択だが、次に、安全性や減量などを目的に、DPP-4や、GLP-1、SGLT-2阻害薬を選択する。4.SGLT-2は心不全の改善や腎保護の報告が出てきており、積極的に使用することもある。参加者からは、担当患者さんの治療についてたくさんの質問が挙がり、原口先生が丁寧にお答えくださいました。
<参加者の声>
・治療薬の選択を具体的に教えていただき、患者さんの治療を見直してみます。
・長く臨床から離れていたので、新しい薬剤について整理ができて良かったです。
トレーニング後の意見交換会は、講師の原口先生と3名の先生にご参加いただきました。お子さんが2人以上いるママドクターの集まりとなり、子どもの話題、夫の働き方・家事育児参画のこと、ご自身のキャリアのことなどを、じっくり語り合いました。女性は50代でもキャリアアップができるという話もあります。お子さんの成長に合わせて、もうひと頑張りしてみましょう!
復職&リフレッシュトレーニングに関する記事はこちら
対 象:長崎県在住の休職・離職中の医師
および長崎県内の医療機関に勤務している医師で
テーマに関する知識をリフレッシュしたい方
内 容:講義形式
第2回テーマ
『私の糖尿病治療薬の使い分け』
日 時:2019年11月18日(月)14:00~15:15
※うち約20分は「パパ・ママドクター意見交換会」
講 師:長崎大学病院 内分泌・代謝内科 原口 愛 先生
場 所:長崎大学病院 多目的指導室
*申込書は下記の様式いづれかをダウンロードし、メールまたはFAXください。
臨床を離れ、現場に戻る前の再スタートの一歩として、ぜひお越しください!
トレーニング後に「パパ・ママドクター意見交換会」を行います。
復帰に向けて不安な点や、子育てに関することなど、診療科の枠を超えて
パパ・ママドクター同士が交流できる機会をつくることが目的です。
託児室も用意しておりますので、安心してご参加いただけます。
託児希望の方はこちらの託児申込書にて別途お申込みください。
託児の申込締切は、開催日の1週間前までとなります。
【2019年度 第1回復職&リフレッシュトレーニング 7/16(火)行いました!】
復職&リフレッシュトレーニングは、育児・介護等で休職・離職中の医師に医療現場との気持ちの距離を縮めてスムーズな復職を促すプログラムです。就労中の方も、知識をリフレッシュしたい方はご参加いただけます。
今回は【胸部CTの活用法~呼吸器内科医の視点から~】をテーマに開催しました。参加者は6名で、うち初参加は4名でした。院内1名、県内病院2名、育休中1名、離職中2名でした。復職&リフレッシュトレーニングのDVDを貸し出ししています。視聴をご希望の方は、センターまでご連絡ください。
今回は、呼吸器内科医の視点から胸部CTを見るポイントを教えていただきました。見逃せない大事な疾患の単純X線とCTでの特徴、病態を理解したうえでの画像の見方などを、たくさんの画像を提示していただきながら、わかりやすく説明していただきました。「明日からのCT画像の見方が変わる!」 と思える有意義な内容でした。
<参加者の声>
・解剖や病態などを考えながらCTを見ることで、理解が深まることが良くわかりました。
・とても聞きやすく、わかりやすかったです。
トレーニング後の「パパ・ママドクター意見交換会」は、講師の石本先生と5名の参加がありました。参加者同士で、育休中の先生には復職時のアドバイス、離職中の先生には情報収集のアドバイスなどがありました。石本先生からは、以前一緒に働いていた時間制約のあるママドクターの働きぶりについて、感謝していたとの感想をいただき、これから復職するママドクターを励ましてくださいました。今回は、パパ&ママドクターはじめ、いろんな立場の方にご参加いただき、短い時間でしたが濃密な意見交換会になりました。センターからは、子育てに関しては「人に頼る力」も大切で、「長崎医師保育サポートシステム」の利用をお勧めしました。
託児室では、育休中の医師のお子さん1名をお預かりしました。第1子を初めて預けるため、ママドクターも緊張されたそうですが、サポーターさんから託児中の過ごし方を聞いて、安心した様子で笑顔で帰って行かれました。初めてのお子さんの場合、託児に慣れる練習にもなりますので、復職前にこのような機会をお試しください。
↑託児風景
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