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当直中の育児支援を行っています(長崎大学病院で働く医師)

2023.04.04

当直業務を頑張るすべての子育て中の医師のため、「当直中の育児支援」を行っています!
対象:長崎大学病院に勤務している子育て中の医師
協賛:長崎大学医師会

長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンターでは、2020年度より子育て中の女性の当直業務の再開を支援する目的で「当直リスタート支援」を開始しました。2021年9月からは、長崎大学病院で当直業務を行っているすべての子育て中の医師を対象とし、「当直中の育児支援」と改称して事業を行っています。

「当直中の育児支援」をご利用になるには「長崎医師保育サポートシステム」への登録が必須となります。当直業務の際にシステムを利用された場合、保育サポーターへ支払った報酬・実費(交通費など)を補助します。※補助額には上限があります。

個人負担のシステム利用料の一部を補助することで、キャリア形成期の子育て中の医師の経済的負担感を軽減し、またシステムを活用してもらい、子育ての共有を推進することで、医師が子育てをしながらも変わらず意欲的に仕事に取り組める体制を整えます。日直や宿直を再開しようとステップアップを考えている医師や、現在の当直回数の増加や維持のために必要な医師には、「当直中の育児支援」の利用を推奨ください。

<利用医師の声>
●夫婦共に手術や勉強会で遅くなることが度々あるので、日頃から「長崎医師保育サポートシステム」を利用しています。私が当直になると、必然的に妻は時間内に仕事を終えて帰宅しバタバタとしないといけませんが、保育サポーターさんにお手伝いいただけるので余裕が生まれます。また、子どもが3人いるので、妻と保育サポーターさんの目が届いて、いつもより安心感があります。保育サポーターさんと役割を分担するので家事も捗るとのことです。当直の際に「当直中の育児支援」サービスを利用し、多くの方に「長崎医師保育サポートシステム」の良さを知っていただければと思います。
●「長崎医師保育サポートシステム」を平日夕方、週4日利用しています。私も妻も帰宅時間が遅くなりがちで保育園・学童のお迎えに間に合わないのですが、保育サポーターさんのおかげでとても助かっています。また、子ども達が懐いておりとても頼りにしています。「当直中の育児支援」サービスを利用する前は、私の当直時の妻の負担が大きかったのですが、利用するようになってからは時間的にも心理的にも負担が減って、子ども達と向き合う時間が増えました。今後も利用させていただきます。

ご家庭の諸事情等、多様な考え方・価値観により当直再開のタイミングが個々で異なることは、尊重し合いましょう。当直と子育ての両立を目指す医師を、センターは応援します!

★当直中の育児支援-チラシ20220414