長崎県内病院等にワークライフバランス推進員44名がいます。ワークライフバランス推進員は、医師のワークライフバランス実現に関する相談窓口、情報発信、企画などの役割を担い、センターと連携して活動しています。
【第2回意見交換会】
<日時>
①2024年1月12日(金)16時~17時
②2024年1月16日(火)16時~17時
<方法>
Zoom オンライン形式
<参加>
①12名(院内9名、院外3名)
②4名(院内2名、院外2名)
合計16名(院内11名、院外5名)
<南センター長総括>
今年は、有給休暇の年5日の取得義務化によって、「年休を取りやすい雰囲気になった」という意見が多く聞かれました。男性育休の取得も特に問題は生じていないという診療科も複数あり、これから推進したいという声もありました。就業時間内に業務を終わらせることを病院長が推進しているとの報告もありました。診療体制がグループ制・チーム制になっている診療科と、まだ一人主治医制だが、土日の対応医の設定や、休暇取得・欠勤時の対応医の設定などは工夫されており、休んでも業務に支障が出にくい体制が整備されていると感じました。子育て中の女性医師の当直免除についても意見交換し、日直からの再開が現実的のようです。
本会で得た各診療科・病院の情報を参考に、各所での働きやすい環境の整備につなげてほしいと思います。法律が変わることによって、休みやすくなった現状を鑑みると、4月からの医師の働き方改革によって、働きやすいと感じるようになることを期待したいと思います。
仕事と生活の両立を図りながら活躍するドクターのサポートを引き続き、よろしくお願いします。