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2021年度 第2回ワークライフバランス推進員 意見交換会を行いました

2022.02.01

現在、長崎県内17病院と2団体(長崎県離島医療医師の会・長崎県病院企業団)にワークライフバランス推進員45名がいます。
ワークライフバランス推進員は、医師のワークライフバランス実現に関する相談窓口、情報発信、企画などの役割を担っています。

【第2回意見交換会】

日時:①2022年1月21日(金)15:00~15:45
②2022年1月21日(金)16:00~16:45
③2022年1月31日(月)16:00~16:45
場所:①長崎大学病院中央診療棟2階 多目的指導室 対面形式
②③Zoom オンライン形式
参加:① 5名(院内 5名)
② 6名(院内 5名、院外1名)
③13名(院内10名、院外3名)
合計24名(院内20名、院外4名)

配布資料

<南副センター長の総括>
第2回ワークライフバランス推進員意見交換会は、対面とオンライン形式の3回に分けて開催し、院内外から24名の先生にご参加いただきました(参加率53%)。年間の事業報告を行い、以下3点について、次年度に向けてご協力をお願いしました。
1.マタニティ白衣貸出事業が、センターとの繋がりを持つ第一歩のため、利用を推進してほしい
2.保育サポートシステムは、コロナ禍でも利便性があるため、さらに登録・利用を推進してほしい
3.当直中の育児支援事業(注:対象は長崎大学病院勤務医師のみ)は、今年度より対象を拡げ、子育て中の医師(男女ともに)は利用可能としたが、男性医師の利用のみであったため、女性医師の当直時の利用を推進してほしい
その後、各診療科・各病院のワークライフバランス・働き方改革に関しての好事例や、課題を発表していただきました。カンファ時間の短縮、グループラインでスタッフの情報を共有、当直体制のオンコール化、拘束の当番制などが好事例として挙げられましたが、医師不足のため病棟の複数主治医制は困難、男性の育休取得も困難というところがありました。外来の複数主治医制については、参加者の中で、まだどこも着手していない状況でした。当直体制のオンコール化は、導入検討中の診療科から具体的な質問が挙がり、複数の導入済み診療科の対応策を共有しました。
まだまだ課題は山積していますが、推進員の皆様と連携して、来年度も男女共同参画・ワークライフバランスを意識した職場環境整備を進めていきたいと思います。

仕事と生活の両立を図りながら活躍するドクターのサポートを引き続き、よろしくお願いします。