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教授になろう 福島 千鶴 先生

2022.10.19

福島 千鶴 先生
●長崎大学病院 臨床研究センター 副センター長 教授
●高知医科大学(現:高知大学医学部)卒業:1989年(平成元年)
●教授在職期間:2022年~現職

Q. アカデミック・キャリアアップに関して、最も大事だと思うことはなんですか。

A. 自信を持てるよう努力すること。周囲の意見に耳を傾けること。

私は、臨床能力、臨床と臨床研究センターの業務の両立に自信が持てず、上司から「上を目指せ」と言われても、「無理だ」と言い続けていました。

決心がついたのは、臨床研究センターで10年以上働くうちに、院内にいる医師の中で、臨床研究に関する指針を読んだ回数は自分が一番多いはず、臨床研究で生じる問題は私が一番知っているはず、と思えるようになったからです。努力を続けていれば、必ず自信につながります。

また、自分の狭い視野を先輩・上司が広げてくれます。
「無理です」と意固地にならずアドバイスを聴くことも大事だと自身の反省も込めてお伝えします。頑張ってキャリアアップする若い人たちが増えているのを嬉しく思うと同時に、私も決心して良かったと思っている今日この頃です。
(2022年10月 寄稿)