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保育サポートシステム 2025年度 スキルアップ研修会を行いました

2025.09.16

2025年度 保育サポーター スキルアップ研修会

日  時:2025年9月5日(金)14:00~16:15
場  所:長崎県医師会館 2階 救護室
講  師:日本赤十字社 長崎県支部 樺山 智子 氏
テ ー マ :「乳幼児の一次救命処置」
参  加:8名

日本赤十字社長崎県支部の樺山智子氏を講師にお迎えし、「乳幼児安全講習-子どもの誤飲・誤嚥と気道異物除去」と題して、乳幼児の一次救命処置について実践を交えて教えていただきました。

日本赤十字社長崎県支部 樺山智子氏

はじめに「長崎医師保育サポートシステム」の共同推進団体である長崎県医師会の瀬戸牧子常任理事よりご挨拶をいただきました。自身の3人のお孫さん達も保育サポーターさんにお世話になっていて、「仕事をしているとなかなか手伝うことができないが、保育サポーターさんに助けていただきとても感謝しています。」と日頃の感謝や励ましの言葉をいただき、研修会がスタートしました。

長崎県医師会 瀬戸牧子常任理事

まず、座学で誤飲・誤嚥の事故や乳幼児の異変のサインなど、わかりやすく解説いただきました。0歳児が不慮の事故で亡くなる場合の死因の多くは誤飲・誤嚥による窒息ということです。まだ、自分の言葉でうまく伝えることができない子どもの異変をいち早く察知し、適切な処置を行うことができるよう重要なポイントを具体的な例を交えて教えていただきました。次に、参加者全員で乳児・幼児の人形を使い、気道異物除去法(背部叩打法、腹部突き上げ法)を実践しました。

異物を取り除いても意識が無い場合は、速やかに一次救命処置に取りかかる必要があります。呼吸の確認をし、呼吸をしていない場合は、胸骨圧迫、人工呼吸を行います。胸骨圧迫30回に対し人工呼吸2回を交互に繰り返します。胸骨圧迫は1分間に100回~120回の速さで、胸の厚さ1/3程度沈む強さで行います。
1.身の回りの安全を確認 2.呼吸・意識など反応の確認 3.大声で応援要請 119番通報とAED依頼 4.胸骨圧迫・人工呼吸 5.AED使用
1~5の一連の流れを実践しました。万が一の時には落ち着いて行動ができるように、定期的にトレーニングしておくことが大事だと感じました。また、AEDが身近なところで、どこに設置してあるかを確認しておくことも重要です。

胸骨圧迫は救急隊が到着するまで繰り返し行う必要があり、1人で救命処置を行わないといけない場合は不安になると思いますが、119番にかけたら電話は切らずにスピーカーにしておくと電話越しに指示や声かけをしてくれるので落ち着いて行動しましょう。
また、急な病気やけがで救急車を呼ぶべきか、すぐに病院を受診するべきか、判断に迷う時は救急安心センター「#7119」に電話をかけることも覚えておくよう教えていただきました。24時間365日、医師や看護師が相談に対応してくれる窓口です。

 <参加者の声>

●とても楽しく、わかりやすい研修でした。AEDもパッドの貼る位置が大人と子どもで違うのは初耳でした。
●わかりやすく、心に残りそうな語り口で大変勉強になりました。お子さんと接する時は、しっかり観察しながら未然に事故を防げるようにしたいと思います。もしもの時には今日のことを思い出しできる限りのことをしていきたいと思います。
●数回受講しましたが、毎回得るものがあり、繰り返し学習する必要があると感じました。娘、孫にも教えています。
●初めての受講でしたが、講師の方のユーモアを交えたご指導がとても分かりやすくすぐにでも実践したいものですが、できるだけこういう事故が起こらないように、よく子どもさんを見守り、安全なサポートを志したいと思います。

今回受講できなかった保育サポーターの皆様は、総務省消防局が一般市民向けに提供している「応急手当WEB講習」をぜひご覧ください。