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保育サポートシステム 2026年度 スキルアップ研修会を行いました

2026.09.09

2026年度 保育サポーター スキルアップ研修会

日  時:2026年9月4日(金)14:00~16:15
場  所:長崎県医師会館 2階 救護室
講  師:日本赤十字社 長崎県支部 ボランティア指導員 樺山 智子 氏
テ ー マ : 「子どもの安全教室」
参  加:10名

日本赤十字社長崎県支部 ボランティア指導員の樺山智子氏を講師にお迎えし、「子どもの安全教室」と題して、怪我への応急手当と乳幼児の一次救命処置について実践を交えて教えていただきました。

日本赤十字社長崎県支部 ボランティア指導員 樺山智子氏

はじめに「長崎医師保育サポートシステム」の協働推進団体である長崎県医師会の藤田成裕常任理事よりご挨拶をいただきました。
藤田先生が勤務する病院でも、子育て中の医師が、お子さんの急な発熱時などに保育サポーターさんに見てもらえることで、仕事と育児の両立ができているそうです。
「保育サポーターの皆さんのお力添えがあってこそ、医師が安心して診療にあたることができると感じており、今後も協力しながら、長崎の医療を支えていきたい」と述べられました。

長崎県医師会 藤田成裕常任理事

前半は、子どもの事故で多い転倒や転落における怪我に焦点を当て、身近な物を使った応急手当てを実践しました。
幼児の体内の血液量は少なく(体重10kgで約800mL)、200mL程度の出血でも危険な状態になり得るため、迅速な止血が極めて重要です。清潔なハンカチとストッキングを利用して傷口を覆い、止血する方法を教えていただきました。

後半は、誤飲・誤嚥による窒息の場合の応急処置と一次救命処置を学びました。
まずは、サポーター同士で気道異物除去法(背部叩打法、腹部突き上げ法)を実践しました。
次に乳児・幼児の人形を使用し、一次救命処置を行いました。
気道に詰まった異物を取り除いても意識が回復しない場合は、速やかに一次救命処置に取りかかる必要があります。
この時周りに人がいる場合は、大きな声で「119お願いします」「AEDを持ってきてください」と応援要請をしましょう。
呼吸をしていない場合は、胸骨圧迫、人工呼吸を行います。胸骨圧迫30回に対して人工呼吸2回を交互に繰り返します。(胸骨圧迫は1分間に100~120回の速さで、胸の厚さ1/3程度沈む強さ。人工呼吸は1回1秒かけて胸が軽く上がる量。頭部後屈、顎先挙上で気道確保。小児は鼻をつまみ、乳児は鼻と口を一緒に覆う。)
AEDが到着したら、電源ボタンを押して、音声ガイダンスの指示に従って操作を進めます。
救急隊が到着するまで胸骨圧迫は続けることが重要です。

 <参加者の声>

●一度学んだ時と変わっていることや、逆に覚えていたこともあり、定期的にアップデートが必要だと思いました。
●身近に起こるかもしれない事故の対処法をたくさん教えていただき、大変参考になりました。講師の方のお話もわかりやすく、楽しくて有意義な時間でした。
●鼻血や傷の処置など、昔の処置と全然違っていて、とても勉強になりました。また、AEDの使い方、心肺蘇生の方法等、何度聞いても忘れてしまい、実際に行動できるようになるには、機会がある度に受講したほうが良いと思いました。
●参加する度に、新たな勉強となり、とても感謝しています。受講中は理解していても、いざという時に実行できるように、これからも研修会に参加したいと思います。

今回受講できなかった保育サポーターの皆様は、総務省消防局が一般市民向けに提供している「応急手当WEB講習」をぜひご覧ください。