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2022年度 第2回ワークライフバランス推進員 意見交換会を行いました

2023.01.24

長崎県内病院等にワークライフバランス推進員45名がいます。ワークライフバランス推進員は、医師のワークライフバランス実現に関する相談窓口、情報発信、企画などの役割を担い、センターと連携して活動しています。

【第2回意見交換会】
<日時>
①2023年1月16日(月)16時~17時
②2023年1月16日(月)15時~16時
③2023年1月20日(金)16時~17時
<場所>
①長崎大学病院中央診療棟2階 多目的指導室 対面形式
②③Zoom オンライン形式
<参加>
①5名(院内5名)
②6名(院内3名、院外3名)
③9名(院内8名、院外1名)
合計20名(院内16名、院外4名)

<南センター長総括>
第2回ワークライフバランス推進員意見交換会は、対面とオンライン形式の3回に分けて開催し、院内外から20名の先生にご参加いただきました(参加率44%)。時間短縮のために、事業全体の報告は行わず、今年度後半および次年度のポイントとなる事業についてのみ詳しい報告を行い、推進員の先生からのご意見・情報交換を重点的に行いました。

意見交換会参加の先生や欠席の先生(メール提出)から、男性育休についての様々なご意見をいただき、制度が浸透してきていることがわかりました。完全な休業が難しい診療科では、男性医師の定時勤務&夜の当直免除による出産後の支援を行っている、行う計画があるという診療科が複数あり、それぞれの医師の働き方にあった支援が実行されていると感じました。また、2025年度からの医師の働き方改革に向けて、複数主治医制や、当直明けの退勤、当直体制(院外医師の当直)についての不安など、取り組むべき課題が述べられました。また、妊活への理解と支援、ひとり親支援、双子支援、休暇取得推進などについても、意見交換ができました。

診療科・病院毎に異なる慣習があり、意見交換会で情報を共有することで、働きやすい環境の整備につながると思います。医学の始まりは長崎から、医師の働き方改革も、長崎から発信していけるように、次年度も活発な意見交換をお願いいたします。

ワークライフバランス推進員の皆様と連携して、来年度も男女共同参画やワークライフバランスを意識した職場環境整備に努めてまいります。仕事と生活の両立を図りながら活躍するドクターのサポートを引き続き、よろしくお願いします。