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2026年度 ワークライフバランス推進員をご紹介します

2026.04.06

長崎県内の17病院にワークライフバランス推進員がいます。働きやすい長崎県を目指して、協働しています。

2026年2~4月に交代があり、新任の推進員や着任5年以上の推進員のメッセージをご紹介します。
①病院・医局の紹介、アピールできる制度・取り組みなど
②ワークライフバランス推進員の自己紹介や、両立を目指す方への応援メッセージ、センターの活用法等

長崎大学病院 消化器内科 猪股寛子先生
①消化器内科は、未就学児を含む子育て中の医師が多く、個々の状況に応じた就労形態をとっています。入院患者はチーム制で担当し、お互いにフォローできる環境です。男性の育児休業取得にも実績があり、複数の男性医師がこれまでに取得してきました。
②このたび2026年度より再任することとなりました。2025年4月に第二子を出産し、同年12月に復職いたしました。第二子の保育園開始に伴う頻回の発熱や呼び出しに追われながら、自身のワークライフバランスを模索しつつ日々を過ごしています。子育てに限らず、さまざまな場面で少しでも皆様のお力になれますよう、つとめられたらと思います。

長崎大学病院 形成外科 芦塚翔子先生
①形成外科は現在3チーム制で診療しています。自分のチームが当番ではない日は急患等で呼ばれることなく、しっかりオフの時間を取ることができます。子育て中の女性医師も年々増えていますが、お子さんの都合で急な休みが必要な場合はチームを中心にカバーし、妊娠・出産を経た女性医師もキャリアを諦めることなく臨床を行うことが出来ます。
②私自身は2回の出産を経て2025年9月にパート医として復職し、2026年4月からフルタイム勤務となりました。保育園のお迎えという時間制限がある中での働き方の難しさを日々感じていますが、周囲の助けもあり、多くの症例を経験させてもらっています。家事育児に限らず趣味などにおいて「プライベート充実→活力アップ→診療のモチベーションアップ」と好循環を生む手助けが出来ればと思います。

長崎大学病院 救急科 上村恵理先生
①救急科では、救急外来やドクターカーといった外来部門と、救命救急センターに入院している患者を診療する入院部門があります。勤務は日勤と夜勤の2交代制のシフト制・かつチーム制であり、仕事と家庭の両立が調整しやすい部署です。お気軽にご相談ください。
②2026年度に再任いたしました。まだ独身ですが諦めてはいません。子育てはもちろん、家族の介護や看病の重要性も感じている毎日です。そのような個々人の多様な状況にあわせられたらと思っています。救急科は勤務内容はハードですが、シフト制勤務でありon-offの区別はしっかりある部署だと思います。共働きであったり、仕事と共に育児も頑張っている医師も多数おり、理解や協力を得られやすい部署だと思います。

長崎みなとメディカルセンター 糖尿病・内分泌内科 安井順一先生
①長崎みなとメディカルセンターは長崎市内で大学病院に次ぐ規模の総合病院です。勤務する医師数は129名、そのうち40名が女性医師です(研修医11名を含む)。当院は職員の就業をサポートする目的で院内託児所「マリンキッズ」を併設しています。また妊娠中の職員に配慮し、産休を法定期間より長く取得できるように設定しています。その他更衣室内のパウダールーム、完全個室の宿直室など女性に優しい職場になっています。当院は様々なライフステージにある人々が働きやすい職場、そしてキャリアアップできる職場を目指していきます。
②私の妻は医療従事者として別の施設で勤務しながら、3人の子どもの妊娠・出産を経験しており、夫婦で育児に奮闘中です。親の協力だけでは、十分なサポートを得ることが困難であり、現在も「長崎医師保育サポートシステム」を利用しています。ワークライフバランス推進員として男性医師の立場から、私のこれまでの経験が今後制度を活用する先生方の参考になればと思います。

長崎原爆病院 眼科 前田樹壱先生
①長崎原爆病院は病床数315床の総合病院です。現在77名の常勤医師が在籍しており、子育て世代の医師も多く勤務しています。敷地内に託児所が併設されており、子育て中の職員が安心して働ける環境が整っています。また、産休・育休・育児短時間勤務などの制度も、日本赤十字社の規定で整っており、医師も利用することができます。
②私は2022年に長崎大学を卒業し、現在は眼科専攻医として勤務しています。専攻医1年目に第1子が誕生し、現在は夫婦で育児に奮闘しています。上級医の先生方のサポートにも支えられ、仕事と育児を両立できています。少しでもお役に立つことができれば幸いです。

長崎医療センター 麻酔科 長岡京子先生
①長崎医療センターは県央地域の中核病院です。病院敷地内に保育所があります。子育て中のスタッフも多く、また以前と比べて子育てに限らず、それぞれの事情に合わせ勤務形態を調整されている様子を見聞きすることも増え、ワークライフバランスへの理解が進んでいるように感じます。
②子育て中は周囲の皆様の理解と協力を得ながら、育児、家事、仕事とのバランスを取りつつ、なんとか仕事を続けることができました。力不足ではありますが、ワークライフバランス推進活動の取り組みに協力していきたいと考えています。

佐世保市総合医療センター 血液内科 上条玲奈先生
①佐世保市総合医療センターは病床数およそ600床の総合病院であり、救命救急センター、地域がん拠点病院、感染症指定病院、地域周産期母子総合医療センターとして県北の医療を支えています。夜間も託児が可能な院内託児所「きららキッズ」が併設されており、育児中の医師は育児短時間勤務、育児部分休業などワークライフバランスを考慮した勤務形態を選択できます。また、仕事と家庭の両立を支援する制度として、一般的な産前・産後休業、育児休業、介護休業などに加え、男性版産休である育児参加休暇、不妊治療を受ける場合に利用できる出生支援休暇なども独自に設けられています。
②2011年卒業の血液内科医で、2019年・2021年に出産しました。現在は当院で時短勤務の常勤医として入院・外来を担当しています。職場に温かいご配慮をいただきながら、家族と協力して日々の生活を何とかまわしているような状況で、私自身も模索中ですが、ワークライフバランスは子育て中の医師に限らず、介護等にも関連した普遍的な悩みであると思います。よりよい職場環境の実現に向けて、微力ではありますが、少しでもお役に立てればと考えています。

長崎県対馬病院 産婦人科 野々村美香先生
①長崎県対馬病院は、2015年に対馬いづはら病院と中対馬病院が合併してできた病床数275床の総合病院です。病院敷地内に職員宿舎があり、3LDKの部屋もあるため家族で快適に過ごすことができます。また、その宿舎の1階には院内保育室があり、一時保育や病児保育にも対応しています(参考資料)。院内はアットホームな雰囲気で、他職種との連携も良好でありチーム医療が行いやすい環境が整っています。対馬~福岡間は、飛行機で30分とアクセス良好、大変住みやすい島です。
②2022年に川崎医科大学を卒業し、初期研修終了後、長崎医療センター産婦人科で1年間研修を行い、2025年から長崎県対馬病院に勤務しています。途中、産・育休を経て2026年2月より復帰しました。現在は上級医にサポートしていただきながら診療をしています。実家は県外のため家族のサポートは得られませんが、日中は院内保育室を利用し復職することができました。当院では育休後に復職されている医師も多いので、皆で情報共有していこうと思います。

着任5年以上でメッセージを更新

長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科 松尾朋博先生
①長崎大学病院泌尿器科・腎移植外科は、がん診療、排尿機能、女性泌尿器、小児、移植医療など幅広い分野を担っています。専門性の高い医療に携わりながら、育児や介護など人生のさまざまな段階に応じて働き続けられる環境づくりにも取り組んでいます。互いに支え合い、安心して成長できる医局を目指しています。
②ワークライフバランス推進員として、仕事と家庭、育児、介護、自己研鑽などをそれぞれの立場で無理なく両立できることが大切だと考えています。両立に悩むとき、ひとりで抱え込まずに相談することが大きな助けになります。センターにはさまざまな制度や支援につながる窓口があります。お気軽にお声がけいただき、必要なときにぜひセンターを活用していただければと思います。

長崎大学病院 臨床検査科 加勢田富士子先生
①臨床検査科は、直接患者さんの診療に携わることはありませんが、正確、迅速な検査結果を臨床の先生方にお返しできるように、臨床検査技師と協力しながら業務に当たっています。また学生教育も熱心に行うとともに、各医師はそれぞれの専門の研究を行う環境が整っています。小さなお子さんがいる医師も複数在籍しており、家庭内のアクシデントやイベントの際には早退や休暇を積極的に取れるようにしています。
②男女問わず医師が働いて資格やキャリアを積むにはパートナーの理解、サポートが必要と感じています。仕事だけではなく、家族と過ごす時間、趣味、「推し活」などプライベートの時間も心身の健康には重要です。誰かに負担がかかることなく、各医師がそれぞれの家庭と仕事の両立を維持できるように、お手伝いできればと思っています。

諫早総合病院 消化器内科 橋本さつき先生
①諫早総合病院は病床数300床程度の中規模病院ではありますが、2次救急病院として諫早市内を含む県央地域を主体に島原半島からの紹介も多くいただいており、広い地域の医療を支えています。他科の先生ともコミュニケーションが取りやすく他職種との垣根が低く働きやすい環境です。託児所も併設されており、育児しながらの勤務・キャリアアップを支えてくれます。
②自分自身子育てしながら消化器内科として勤務しております。当院の子育て中の医師も以前と比較すると増加しており、近年は育児理由の休暇を取得する男性医師も徐々に増えてきています。仕事・キャリア・育児・介護などいろいろな悩みを抱えている方もいらっしゃるので、様々な環境の先生方が働きやすい職場を目指し微力ではありますが、少しでもお役に立てればと思います。