新着情報・コラム

  • 調査報告

長崎大学病院「看護師の両立状況」Webアンケート調査結果のご報告

2021.05.31

1.<調査の目的>
⻑崎⼤学病院メディカル・ワークライフバランスセンターが、⻑崎県・⻑崎県医師会・関連機関と協働運営している「⻑崎医師保育サポートシステム」は、育児⽀援を必要とする医師のニーズに沿った保育サポーターの情報提供・紹介を⾏っているが、今後、看護師を対象とした同様のシステム導⼊について、本調査を参考にするため。

2.<対象と方法>
実施日:2021年4月15日~5月14日
調査対象:長崎大学病院に勤務する13歳未満の⼦と同居する看護師(男⼥不問)。
調査方法:看護部長が対象の看護師にWebアンケートへ協力を依頼、匿名で回収。
質問内容:子の預け先、公的ファミリー・サポート・センターの利用の有無、
看護師対象の保育サポートシステムが導入された場合の利用の可能性についてなど。
調査票:「看護師の両立状況

3.<結果と考察>
●WEBアンケート回答者116名
● WEBアンケートの集計結果はコチラ

「看護師の両立状況」Webアンケート集計結果

看護師対象の保育サポートシステム(登録料や利用料は受益者負担)が導入された場合の利用の可能性(設問7)については、調査に回答した116人中「利用を希望する」は22人(19%)、「わからない」は最も多く60人(52%)、「利用しない」は32人(28%)「その他」2人(1%)でした。
導入されても「利用しない」理由として多いのは、「他人に預けるのは不安」「登録料や利用料が高い」です。

公的ファミリー・サポート・センターを「利用したことがない」人は、(設問5)110人(95%)を占めていることがわかりました。
「利用していない」理由として多いのは、「他人に預けるのは不安」「事業を知らない」「手続きが面倒」でした。

アンケートにご協力いただいた看護師のみなさま、ありがとうございました!

本調査結果は長崎大学病院に報告します。公的ファミリー・サポート・センターを利用してみることも、一つの手段としてご検討ください。

公的ファミリー・サポート・センターや、民間のシッター会社等の情報を掲載しているセンターの「子育て家庭に役立つ情報」もご覧ください。